響灘敬太郎の日曜散歩

わが街の豊浦町と周辺の歴史・文化・観光などご紹介!

響灘敬太郎の日曜散歩

2015-12-28 15:06:59 | 日記
(111) 隈研吾氏のデザインした
      下関市 「川棚の杜・川棚交流センター」ご紹介!


 話題の新国立競技場(仮称)をデザインし決定した隈研吾氏、そこで思い出したのは
我が町にある「川棚の杜・川棚交流センター」(隈研吾建築都市設計事務所)です。

この「川棚の杜」の広さは、敷地4,498平方㍍、建築1,107平方㍍、延床1,242平方㍍、
コルトーホール236平方㍍、烏山資料館251平方㍍、寛ぎのカフェ孤留島51平方㍍、
その他事務所、倉庫等があります。
敷地内には、広場とともに駐車場が完備されています。広場には世界的有名なフランス
のピアニスト「アルフレッド・コルトー」1,952年に全国演奏会のため来日の胸像が、
建立(施行2,012年)してあります。

建築のスケールとしては、以外と小さいが、外壁や内面の効果性など観察すると面白く
設計されています。現代アート的なこの建築は各所に意味があり楽しめるようです。
隈研吾氏のデザイン関心をもって訪れてみてはどうでしょうか。

また、コルトーホールでは、毎年4月にコンサート、6/15コルトーの命日にコルトーを
偲ぶ会、毎月最終月曜日にみんなで歌おう会があり、更に年間を通じて音楽会を企画して
楽しんでもらっています。

烏山民俗資料館では、常設展と年数回の特別展を催しており各地から集めた資料も併せて
展示してあります。

「川棚の杜」(川棚交流センター)へのお問い合わせは ☎083-774-3855まで。

(一口メモ)以下の投稿で詳しく記述していますので併せて一読してください。
  2,013-4-3(42)烏山民俗資料館、 2,014-6-2(77)烏山資料館その2、
  2,013-4-6(43)コルトーホール、 2,014-2-26(74)コルトーの胸像。



響灘敬太郎の日曜散歩

2015-12-15 15:18:15 | 日記
(110)NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で語られない秘史----その2

  中山忠光卿の暗殺事件 下関市綾羅木に祀る「中山神社」「愛新覚羅社」
 ついて記述投稿してみたい。投稿その1(109)での記述も併せてご再読頂ければ
 幸甚です。

さて、中山神社正殿には、中山忠光朝臣命、左殿に明治天皇、右殿に天照大神と由緒
正しい神社です。境内には、忠光の墓碑とともに中国清朝最後の皇帝、宣統帝(薄儀)
の弟、愛新覚羅薄傑(あいしんかくらふけつ)及びその妻、忠光のひ孫「浩」を祭神と
する「愛新覚羅社」があります。今では、漁業、農業の神として崇敬されています。

中山忠光の墓碑には、なぜか「藤原忠光」と刻まれている、二つの説があるようです、
一つは、中山家をたどれば「藤原家」の出と言う説、もう一つは、長府藩の中山忠光を
この場所に埋葬し事を隠したと言う説、動乱時墓碑を建てるに複雑な思いだと察します。

宝物殿には、忠光天誅組主将として携えた帯刀した太刀があり、また蛤御門で長州軍が
使用した長櫃が目を引く。また、境内の「愛新覚羅社」には愛新覚羅薄儀の弟、薄傑と
その妻のゆかりの品々が展示されています。

(一口メモ)
 中山忠光卿---人物は投稿項目(109)一口メモで簡単に記していますが、詳しくは、
 孝明天皇の皇后に当る中山慶子(よしこ)様の弟君で、明治天皇の叔父にあたる。