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近江鉄道

2007-05-28 20:42:31 | Weblog
彦根駅はJRと近江鉄道が隣接している.
その端っこに近江鉄道の資料館(古い印刷物とか小さな設備など)と
車両展示があった.
ここが開いているのは土日・祝日みたいだ.

近江鉄道の歴史は古く,19世紀の末頃に開通している.100年以上の歴史だ.
今は西武鉄道グループに属しているようだ.


私鉄にしては電気機関車がいやに多く展示してあった.
ネットで探ってみると石灰石などの輸送に活躍したようだが,今は貨物列車は走って
いないとのこと.
ここに過去に活躍した機関車を保存してあるだけということだ.写真を見ても分かる
ように本当に時代がかった姿をしている.

こういった歴史的なものには,まずネットで探すと現役時代の写真をHPに置いてある
のが見つかる.実際に活躍していた姿を目にした人が,保存してある姿を見るとその
頃を思い出すことだろう.
私にはそういう感慨にひたるようなものがないのが残念だ.


隣の米原駅は東海道本線と北陸本線の乗換駅で,新幹線の駅もあるし大きな駅
なのにこの彦根駅はホームも少なく駅としては小さい.滋賀県は大津市を中心と
した西部とこの彦根市を中心とした東部でかなり文化が違うように言われている.
その東部の中心都市の彦根駅は,(鉄道がすべてでないとはいえ)思った以上に
寂しかった.



今回は彦根城訪問がメインだったので,近江鉄道への乗車はまたの宿題だ.