人間って

　　
　　　　　優しさつどい溢れたように

　　　　　見えたけど

　　　　　騙しあいも多くて

　　　　　譲り合いも多くて

　　　　　しっちゃかめっちゃかで

　　　　　わけわかんなくて

　　　　　どうっしようもないくらい

　　　　　泣きも笑いも全部飛んで

　　　　　うなずいたら

　　　　　ようやく　泣けてきた

　　　　　そんな１日だった。

　　　　　泣いた　泣いた　泣いた

　　　　　泣いた　人間に泣いた

羨むこと

　　　　抜け殻が宙を漂ってる

　　　　ぬけがらが地を歩いてる

　　　　それは私のこと。

　　　　笑いも忘れ

　　　　泣きも忘れ

　　　　ただ宙を扇いでる

　　　　はしゃいでる声を聴く

　　　　アパートの部屋の片隅

　　　　少し羨ましい

　　　　それが少しは生きてる感じがする

　　　　映らないテレビ

　　　　凍結防止用に止めた水道

　　　　何がいいのかわからない

　　　　冬の夜の一人

　　　　電気ストーブの前

　　　　止まらない涙はどこ消えた？

　　　　雪よ　雪よ　降りやんで

　　　　生きる証は羨むこと

雪涙

　　　優しさとは心のつぐない
　　　
　　　あなたの心にあげる

　　　時として人の心を癒し続ける

　　　愛してるあなたを繰り広げる

　　　愛してる　あなたを

　　　優しさもちいて

　　　あなたを　和らげ抱く

　　　北の大翔は冬の空

　　　雪の花びら舞いいおりて

　　　雪涙が海へとちらつき

壁にそっと

　　　窓からは何も見えなくて

　　　うねる大気の音

　　　愛しいのはあなただけ

　　　目覚めて私一人

　　　あなたを待つ

　　　待ちわびて苦しむketey

愛してるあなた

　　　誓いの口づけを

　　　かべにそっと

夜更けのオリオンは輝いてるのかな？

　　　孤独並べて愚痴並べて

　　　結局、愛にぶらさがってる

　　　そんな　暮らしの中見ているのは何?

　　　冬の空は遠くて1階からは何も見えなくて

　　　あの3階からの夏の空が恋しくて

　　　愛に満ち溢れてた

　　　愛しくて恋しくて

　　　君に逢いたくて

　　　また、巡り合わせを待っている

　　　夜更けのオリオンは輝いてるのかな？