ケイの闘病や介護録

病気の記録や家族の介護の記録など

うつ病・抗うつ剤なしでの治療 9

2022年02月25日 | うつ病


抗うつ剤なしでの治療。
病院で私が「こんな状態じゃ仕事にいけません」と言うと
先生は「仕事に行ってる場合じゃないんだけどなぁ」と苦笑いしていた。
そして「辛いと言っている薬を続けて飲めとは言えませんから」と
抗うつ剤は中止し安定剤を増やして、下痢止めと
頭痛への痛み止めを追加で処方してくれた。

精神薬=睡眠導入剤・安定剤
内科的薬=胃酸を抑える薬・胃の粘膜保護の薬・整腸剤・下痢止め・痛み止め
この薬で様子を見ることになる。

「私は抗うつ剤での治療はできない」そう思うと何だか焦った
このままさらに悪化して入院するような事になれば
障碍者である義兄の介護と私の看病で夫に負担をかけてしまう
何とかして良くならないとと思い
必死になって、ネットで情報を集めまくった。
集中力が落ちているはずなのに不思議とこれはできた。
夫が心配する程、長時間ネットで調べていた。
ネットの次は本を読みあさった。


うつ病・抗うつ剤の副作用が辛い 8

2022年02月25日 | うつ病

抗うつ剤の副作用が辛い。
抗うつ剤を飲み始めて2日目で音を上げた。
目が回るような気持ちの悪さ、体が重くボーっとする、一日何度も下痢をする。
食欲もさらになくなり、水分補給さえ辛くなる。
初診から3日目に病院に行き、先生に相談した。
「抗うつ剤の副作用は結構あるが1~2週程度で慣れてくるのだけど」と言いながらも
他のタイプの抗うつ剤に変更してくれた。
それから気持ち悪さの改善の為に胃酸を抑える薬と胃の粘膜保護の薬。
下痢が治まるように整腸剤が追加で処方された。

しかし・・・体調はさらに悪化、朝起きるのが辛くなる所まで来た。
這うようにして起き出して、無理やりパンを飲み物で流し込む。
食事をしたりトイレに行ったりする以外は起きていられない
出かける直前までの数分間でも横になる始末。
勤務中も頭がボーっとしていて何だかフワフワする。
車の運転中に自分でも危険を感じる程だった。
頭痛も出て来て下痢もさらにひどくなり、仕事での外出中、気が気でない。
身の置き所がない程辛く、病院に電話をかけた。
服薬は中止し明日受診して下さいとの事。
替えてもらった抗うつ剤も2日で中止してまた受診。
総合病院、精神神経科の初診から1週間内の出来事。


うつ病確定・精神科受診 7

2022年02月25日 | うつ病

総合病院の精神神経科受診。
初診日は2時間程度かかりますと言われていた。
主治医に診察前に若い先生?から事前に記入した質問シートの内容確認があった。
項目ごとに丁寧に聞き取りがあり追記されていく。
死にたいと思う事がある?への回答は無しとしていたが
死にたいとは思わないけれど、ローソクが溶けてなくなるように
消えてしまいたいと思うと答えた。
(後で主治医からケイさんそれは死にたいと言う事ですよと指摘され驚いた)
質問シートの確認後、お薬手帳を見て「指に震えが出ていませんか?」と尋ねられる。
特にそんな状態もなく不思議に思っていたら
「今まで飲んでいたお薬は古くてよくないないので、先生に相談しますが
 変更する事になると思います」と言われた。
そして、主治医からの診断結果「うつ病ですね、うつ病の治療をしましょう」と言われた。
眠剤と安定剤は新しいお薬に変更され、抗うつ剤が追加。
次の受診は2週間後。
「あぁ~うつ病だったんだ。」と少し落ち込むが、まだ実感はなかった。
それにしても病院を替えてよかったとつくづく思った。
副作用で手の震えが出て来なかったのが不思議なくらいだったのだ
いったい前の先生は何を考えていたのだろう・・・
2017年8月の事。


うつ病・病院を替える 6

2022年02月25日 | うつ病

病院の変更
義兄は難産で脳に傷ができたのが原因で、てんかんと精神遅滞があり
長年、総合病院の精神神経科に受診していた。
2012年に義母が他界してから、受診への同行は私が行っており
担当医には信頼感があった。
義兄の受診時に私の状況を説明し診て頂けるか相談すると「いいですよ」と快諾を得る。
メンタルクリニックの先生には家の近くの病院に変更したいと説明し
紹介状をお願いしたが
先生も受け付けのお姉さんもいつもとは違ってとても不機嫌そうな顔をした。
メンタルクリニックは9ヶ月間の受診で終了し精神神経科に変更。

余談
病院探しの時、もちろんこの総合病院にも電話をしたが
患者が多くて新しい患者は診れないと断られた。
この頃も患者が多く新患の受け入れはしていなかったようだ。
先生の独断で私の受診にOKを出したので看護師さんは
「先生が勝手に・・・」とプリプリしながらも初診の予約日を決めてくれた。


うつ病・食事が摂れない 5

2022年02月25日 | うつ病

食事が喉を通らなくなる。
職場で昼食(持参したお弁当)を摂ろうとしたら食事が喉を通らない。
何故だか、「来た!」 と思ったことををよく覚えている。
その瞬間から職場だけでなく自宅での食事も水分で流し込むような状態になる。
食べたくないけれど、体を壊さない為に摂る食事。
頑張っても少量しか食べられず、食べている途中も食べた後も吐き気がする。
実際に嘔吐する事は一度もなかったが恐怖だった。
通っていたメンタルクリニックで相談したが
「飲んでいる薬には胃腸の働きをよくする効能もあるので」と投薬には変更なし。
吐き気で食欲もなく辛い日々を一月程過ごすが、先生は同じ薬を出すだけ。
調剤薬局の薬剤師さんに、愚痴をこぼした時
「先生との相性ってありますよねぇ」の返事にピンと来た。
そうだ、病院を替えよう!
2016年10月から受診し17年7月に病院変更決断。