プロケーブル総括

プロケーブルのサイトで鬼門コーナーに「真実を葬り去る方法」という新しい記述が掲載されています。
よくぞこんな文章が書けるなぁ、と感心してしまいますね。
感心するといっても尊敬の念とかは全くありませんけど。

僕は自分の「直感」を徹底的に信じすぎたおかげで一時期は完全なプロケーブル信者と化し、オーディオの機材はほとんどがプロケーブル推奨のものとなりました。
しかし、オーディオの音の良し悪しとか、オーディオにおける理論とかがだんだんと分かってくるようになってから徐々にプロケーブル教への信仰心が薄れていき、今ではプロケーブル教を完全に脱退し、機材もプロケーブル推奨のもので残っているものといえばMacBookと電源トランスと電源ケーブルくらいなものです。
そして、電源トランスと電源ケーブルについてはいずれマイケリシステムから外れることになると思います。

プロケーブル信者でなくなったといってもアンチプロケーブルになったとは自分では思っておらず、あくまで中立的な立場、というよりプロケーブルについて全然関心が無くなってしまっているのですが、今回のように「自分の薦めるものが最高で、他はゴミ」みたいなことを書かれると呆れるを通り越してちょびっとイラッとしてしまいます。

僕なりにプロケーブルシステムを総括すると、
「まぁまぁ安い値段で、まぁまぁ良い音を楽しめる。」
となります。
だから、そこそこ良い音で音楽鑑賞をしたいと考える人にはプロケーブル製品はオススメかもしれません。
長きにわたってオーディオを趣味としようと思っている人の場合、プロケーブル推奨で揃えても絶対にもっと上を目指したくなると思うので、プロケーブル経由のオーディオでは遠回りになってしまうかもしれません。
まぁ、最短で自分にとって最高のシステムが出来上がってしまっては面白みというものがありませんから、遠回りも逆に良いかもしれません。
最強とか最高とかの記述が山ほどありますが、それは本人がそう思っているだけ、もしくは商売上の目的であると考えておいた方がいいです。

ということで、プロケーブルに関することを書くのは今回の記事で最後にします。
これからも適当に頑張ってくれ！

ちなみに僕は2chに一度も書き込みをしたことはありませんので、うじ虫やそれと類似するゾンビどもではありません。

後、僕の経験から書かせてもらうと、直感は良くないです。
色々なオーディオのページを見て、「こことあそこのページに書かれていることを見比べると、ここに書かれていることの方が信憑性がありそうな気がする。よし！このページに書かれているやり方で行くか！」というように少し考えて判断する方が絶対に良いです。
何の知識も無いのに直感だけで判断してしまっているとしたら、それはただの無謀です。
僕も昔は無謀なことをたくさんしていたものですよ（いや、今でも十分無謀やと思うよ）。

さて、偉そうなこと書いたから今晩は気分よく寝れそうだわ！