不思議な瞳のKAZU

か~ずの日々と
お外で出会った猫達の写真で綴ります
管理人*OYAMAMA

出会い2~厳しい現実~

2009-03-30 22:20:13 | か~ずとの出会い

*か~ずがうちの子になるまでの記録です*

子猫を預かった同僚は 帰り道、
キャットフードを買うためペットショップに寄りました。
猫を飼ったことがないため、女性店員に事情を話して子猫を見せると
お腹がパンパンに張っているのに気がつき、
お尻を刺激して、うんちを出させてくれたそうです。
そして女性店員はすぐに病院に連れていくようアドバイスしてくれました。

翌日、近所で見つけた動物病院に行くと
・目が見えていないこと
・自力で排泄ができないことや、目の異常は
 猫エイズや、白血病などの病気が要因の可能性もあること
・検査・治療には高額な費用がかかること
など、厳しい内容だったそうです。

結局その日は何もせず、
月曜に子猫の状態を見て今後のことを決めることに。

やっかい事を抱え込んでしまった。。。
というのがその時の正直な気持ちでした。
健康な状態であれば、引き取ってくれる人がいるかもしれません。
しかし、目も見えず、さらに重い病気にかかっているとなると
到底、引き取り手は現れないでしょう。

月曜日、再度会社に連れてこられた子猫は
しっかりとご飯を食べていて、元気を取り戻しているように見えました。
しかし、今度はダンボール箱から抜け出すようになり、
また、餌の臭いを嗅ぎ付けて近所の外猫が集まってくるようになったため、
会社で保護することが難しい状況になり、
誰かが家で保護しなければいけなくなりました。

しかし、家で面倒を見るとなるとそれぞれに住宅や家族の事情があり、
手を挙げるものはいません。
私自身、アパートがペット禁止の為 家に置ける状況ではありませんでした。

が、、、

迷いに迷った結果、家に連れて帰ることにしました。

《続く》

にほんブログ村 猫ブログ MIXグレー猫へにほんブログ村

出会い1~消えかけていた1つの命~

2009-03-29 13:59:05 | か~ずとの出会い

*か~ずがうちの子になるまでの記録です*

2008年5月23日(金)

私の勤め先は、沖縄の那覇市にあります。
その日の午後のこと
会社前の道で 生後1ヶ月くらいの子猫がフラフラ歩いていました

その通りの先には車通りの多い国道
その細い路地にも国道から車がたくさん入ってきます

このままだと、子猫は国道に出てしまう
いや、出る前に この路地を通る車に轢かれてしまうかもしれない
それ以前に衰弱しきっていて 今にも歩みを止めてしまいそうな子猫を
私は慌てて抱き上げました

子猫は抵抗することもなく抱かれましたが
弱々しく鳴く仕草をするものの 声は出ません
目は膜がかかったように 白っぽく濁っていました

幸い部内には数人の猫好きがいたので声をかけると
あっと言う間にダンボールと猫缶と水が用意されました

子猫はそっと餌に口をつけると 最初はゆっくり、
そして慌ててガツガツと食べ始めます

みんなはホッと胸をなでおろしました。
「食べることができるなら、助かるかもしれない」

そのままダンボール箱を会社のバイク置き場において
各自仕事へと戻り、交代で様子を見に行きました。

子猫はご飯を食べた後は ダンボールの中で
ただジッとうずくまっていました

しかし、ここで最初の問題が発生しました。

保護した日は金曜日。
土日は会社は休みです。
ここに残しておくことはできません。

相談の結果、一人の女子社員の家で週末だけ預かることになりました。

《続く》

にほんブログ村 猫ブログ MIXグレー猫へにほんブログ村

出会いプロローグ

2009-03-28 23:09:40 | か~ずとの出会い


か~ずが正式にうちの子になったのは
今年の3月15日
横浜で犬や猫の保護活動をされている方の元からの里子で
羽田空港での引き取りでした。

けれども、私とか~ずの最初の出会いは
この10ヶ月も前のこと。

何故、か~ずは横浜~沖縄を往復して
我が家へやってきたのか

備忘録として
まとめておきたいと思います。

にほんブログ村 猫ブログ MIXグレー猫へにほんブログ村