美術館散歩( MUSEUM STROLL )

展覧会の感想など気侭に綴っています。時々英語も。

モニュメント

2018-08-16 07:24:24 | 現代美術 ( contemporary art )
以下先日の読売新聞から。久々の「物議をかもすアートネタ」

「福島市の教育文化施設「こむこむ」前に市が設置した人形のモニュメント(高さ6・2メートル)に、住民らから批判が相次いでいる。人形が防護服姿のような格好をしていることが主な理由だ。市側は「原発事故の風化を防ぐ」と趣旨を説明するが、「新たな風評被害につながる」との声も少なくない。木幡浩市長は13日、「市民などの意見をよく聞いて取り扱いを検討する」と発表した。人形は現代美術家のヤノベケンジさんが制作した作品「サン・チャイルド」。黄色の防護服のような服を着た少年像で、胸元の放射線測定装置は「000」と表示している。木幡市長は7月6日の記者会見で、「放射線量ゼロの環境で、防護服のマスクを外した男の子がほほえむものだ。復興・再生する希望をイメージしている」と歓迎した。ところが今月3日の除幕式後、市には「福島市が、防護服が必要なほど汚染された地域だったと誤解される」、自然界にはもともと放射線が存在するため「線量ゼロにはならず、現実離れしている」といった批判が、インターネットや電話、メールで多数寄せられた。批判を受け、木幡市長は13日、取り扱い方針を発表。ヤノベケンジさんも10日、「衣装は甲冑(かっちゅう)であり宇宙服のようなイメージ。胸のカウンターは『原子力災害がない世界』という象徴的な意味」とコメントした。」

小生はなかなかいい作品と思います作品としては。しかし場所はやはりエンタメ系が無難では(-_-;)
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三沢厚彦 アニマルハウス: 謎の館 展

2017-10-08 09:19:33 | 現代美術 ( contemporary art )
2007.10.14 、2008.11.09 記事参照。現代美術のカテゴリーで検索していただくと出てまいります。この方について書くのはこれが3回目。
 渋谷区立松涛美術館にて開催中。500円。安い。必見!  昨日は会期初日で、氏とそれから芸大の恩師でこれも有名な船越桂氏本人が来場。展示されている2m位の白熊君の完成品の手入れ作業を会場で実演。ライブ中爆笑の連続で、氏の振るうノミと、樟(くすのき)の破片(写真参照)が会場を沸かせてくれました。
 リーフレットによれば、今回の展示のコンセプトはなかなか凝った設定。建築家の白井晟一設計の松涛美術館を謎の館に見立てて、その中に住まう奇人変人の住人たちが来場者を迎え入れるというのが氏の着想らしい。アメリカのアニマルハウスという学生寮に住む奇人変人の繰り広げる物語のコメディ映画から発想したとのこと。氏の立てたコンセプトに位置つけられてしまった、船越氏とあと画家2名写真家1名の友人が友情出演。いうまでもなくかわいい動物たちも総出演。船越氏と友人方も出品しているのだが、今回の展示会は個々の作品に解説ラベルが全くないので、氏の作品なのかどうかも分からない。それでいいと考えたらしい。もともとこの松涛美術館は建物自体素晴らしいので、展示会において作家を包み込み引き立てる背景として強い力を持っている。これはある意味ここで展示を行う作家にとってはなかなか組しがたい挑戦的な建築物なのだ。これを氏は見事にひれふさせて、氏のコンセプトに従属させ、そして成功している、という見方もできると思う。作家がすでに死んでいて学芸員が実施する展示会とはそこが違うのですね。この展示会は作家によるライブイベントなのです。
 氏の作品は樟からの削りだしと組み木でできている。氏の語りによれば、樟は成長が早い。この白熊君は60~70年位の年代モノの一木で、手と口元以外は一体成型の削りだし。そして完成から7年経過。すると収縮率の違いから、継ぎ目に段差が生じたり、割れが生じたりするため、これを補修するという。白熊君の腕の継ぎ目の段差にこんこんこんこんこんこんとノミを入れると、会場にかぐわしい樟の破片が散って、会場は沸きました。船越氏も協力。氏の作風は荒削り。船越氏の作風はすべて平滑な表層なので、今回のコラボは成立しても逆はどうかな(^^)。船越氏の作品に氏が協力してのみを入れるというのはなかなかイメージしにくいところです。あー面白かった。
11/26まで。トークイベントは昨日とあと10/28,11/25予定。

 2007.Oct.14、2008.Nov.9 please refer my previous articles. Seek the category, ‘contemporary art’. I’ve written 3 times about his works.
Now open at Shoto museum of art in shibuya . 500 yen. Cheap, a must !  Yesterday is a openning. He and his former teacher in Tokyo university of the arts, also contemporary famous engraver , Mr. Funakosi came. They mended about 2 meter white bear carving in the hall, full of outburst of laughter . their chisels and splashing fragments ( photo ) made us excite.
In leaflet, concept of this time is fairly sophisticated. He looks Shoto museum building designed by architect Seiiti Sirai as a mysterious mansion in which eccentrics or odds inhabit. And they invited visitors, his idea may be. I hear that based on the American comedy movie, Animal house, stories about inhabitants in the dormitory student house. Mr.Funakosi and two painters , and one photographer friendly presented according to this concept. Needless to say , many his cute works. Mr.Funakosi and his friends also entry pieces . We cannot know who make them because of lacking labels completely . Mr. Misawa may think it OK.
From the first, Shoto museum building is splendid , and having the power enough to make works shinning . So from the standpoint of the author who try to present in here may feel it defiant. But he succeeded in dominating , making them obey his concept , I think. Differ from the exhibition of the deceased , this is the live event of the master.
His works are made by camphor shaved and composed. He says camphor grow fast. This white bear is made by camphor about 60 or 70 years old. Carved mass except for hands, mouth parts pieces. And 7 years have passed. He tries to mend of which bumps arose or cracks . He says that they tend to arise because of dry-diminishing rate differences. Carving just on the bumps of white bear hand with his chisel, click,click,click, …..fragrant pieces of camphor splashed here and there , made us feel nice and be excited. Mr. Funakosi collaborated . His taste of works are all smooth and flat. So collaboration reverse? (^^) I can hardly imagine that Mr. Misawa tries to carve on Funakosi’s works. I’ve fully enjoyed.
Until Nov.26. Talk events are on Oct.28 and Nov.25, but for yesterday.
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団地買いましたよー

2017-09-29 19:50:55 | 建 築 誌 ( architectural )

長いこと全く更新をしていないのに、多くの方がこの美術館散歩を読んでくれているみたいで、本当にありがとうございます。
というわけで私事を少々。最近団地を購入いたしました。レトロでかわいく、建築史的にも興味深いので気に入ってます。最近のマンションは、通常長方形の短辺が南向きというのが相場ですが、団地はなんと長辺が南向き。だからキッチンに直射日光が入ります。このあたりのすがすがしさは、住んでみないと分からないだろうなーーーー
昭和40年代に建てられた団地は、耐震強度もまあまあとのことで、古くてもこれは十分検討に値します。低層のスカイラインがこれまた素敵、なのです。
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海のハンター展

2016-08-28 13:59:57 | 博 物 誌 ( naturalistic )
 台風の影響で客足が控えめかと思って出かけましたが、ぱっとしない天気にもかかわらず上野は混んでいた。コルビジェ設計の西洋美術館がこの度世界遺産に登録されたこともあり、どうしても上野は衆目を集めてしまうのでしょう。この海のハンター展もなかなか素敵なチラシに魅了され、期待してでかけました。1600円。中身はまずまずといったところ。美術展と違ってこの手の展示はあまりべらべら語ってしまうとこれから行く人の楽しみを壊してしまうので、支障のないことだけ書いて、あとは行ってのお楽しみと記すことにします。

 ほんとのことを言うと実は小生も、リアルで巨大な人食いざめと、映画のような残虐なシーンで日頃のストレスの解消を期待して出かけたのだが、基本この展覧会はまじめな海洋の食物連鎖に関する学術的研究の展示だ。ホホジロザメの展覧会でもない。ひょっとすると当初この企画は、海洋の食物連鎖に関する研究を紹介する展覧会をやろうとしたのかな。たとえば一隅を占める黒マグロの養殖成功の紹介記事などは、わが国の海洋政策を考えると地味な記事ではあるが重要性は計り知れないドキュメンタリーである。しかし地味なレポートだけでは退屈だし、ホホジロザメ位ではお客さんも驚かない時代である。だから「そうだ。メガロドンで行くか!」と、いきなり恐竜の時代のサメを役者の目玉に据えることになり、「それなら恐竜の時代から現代までを見据えて役者を揃えようじゃないか」という話にかわっていったのかもしれない。真摯な企画が、横槍の圧力でそのように方針変更された経緯があるかも。

 さわりは小生の撮影した画像を参照ください。ちなみに巨大ざめのハリボテとビデオはホホジロザメではありません。メガロドンという既に絶滅したサメ。
今日は久々に友と一杯。

 It was crowded in Ueno Park, though I did not expect so and typhoon coming. Recently National Western Museum building Le Corbusier designed has been registered as one of world heritages by UNESCO, so I suppose many people tend to be interested in this park. I was enchanted by leaflet ,went with hope. 1600yen. Contents are reasonable. In case this kind of exhibition , excessive pre talk would spoil the pleasure of visitor . So I leave it but for some safe comments.

To tell the truth, I hoped that realistic giant shark and cruel scene like a cinema would surprise me and exclude daily stresses from me. But this show is basically the earnest study of food chain in ocean. Nor the exhibition of “great white shark : Carcharodon carcharias “ . Possibly at first, tried to present a study of food chain. For example, articles about recent success of tuna breeding which are inestimable important documentary considering our ocean deal. But only earnest report could not satisfy visitors enough, and mere white shark could not surprise today. So “ Let’s take Megalodon! ” .suddenly decided as a lead, and might changed the concept toward “Let’s make line up from contemporary to dino-ages! ” I suspect such the interrupt affair.

Please look at my pictures as a part. Make it sure that balloon model and video is not the white shark. It’s megalodon , those were already perished.
I had a drink with my friend after a long separation.
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放浪の画家 ピロスマニ

2015-12-12 21:37:06 | 美術映画 ( art movie )
 今日はいつものように小田急線乗り継いで、地下鉄半蔵門線に乗って神保町へ。しかし半蔵門線の席の向かいに随分綺麗な美人が座ったので気になってしまった。電車はそこそこ混んでいた。
 しばらくして彼女が足をやや拡げて座るもんだから、行儀が悪いなーーーーと思っていたら、今度は無心にスマホ打ちながら小指で鼻を掘りはじめた。片方が終わると次は反対側にスマホ持ち替えてもう片方の鼻を掘り始めるもんだから、よほど「電車の中で鼻を掘るな鼻を!」と言ってやろうかと思ったのだけれどぐっと我慢した。よく見ると美人というかかわいいというか、綺麗なんだけど、大人なんだか子供なんだかよくわからない。子供だなきっと。20代前半くらいか。
 しかし小生もこんなことくらいでこれほど心が乱されるとは。これはもう完璧なおじさんだな。悲しい。

 神保町岩波ホールにて上映中。空いてる。1,800円。通好みの佳作。好きな人には高くない値段だが、しかし、つまらないとか、退屈な映画だと感じる人も多いかも。何しろ感性が古い。制作年は実は1969年。今回はデジタルリメイク、グルジア語版とのこと。小生も今日足を運ぶまでは知らなかった。
 ストーリーは分かりやすい。テレビもラジオもない時代を舞台にして、典型的な近代の一人の貧しい独身芸術家ニコラの心の軌跡を描いた佳作である。当時の殆どの人たちは食べていくだけで生活に余裕がないから芸術に興味など持たない。人との交流は密だが利害関係が支配的な時代に生きている。結果的にそういう時代の、グルジアという風土そのものを描くことに画家ニコラは成功したのだろう。 
 シェンゲラヤ監督は当時の政治的な背景は描いていない。主役はあくまで画家ニコラとその絵画。そして黙々とたくましく生きる人々の暮らしが映画の中で息づいているのがよく分かる。監督はこの辺の雰囲気をとても巧く描いている。テーブルのシーンはみんな手前側に人を配置せず、左右と向かい側に座らせて演劇的な観客目線で撮影しているので見ていて安心。全体的にカメラアクションも控えめで正統的な正面撮影。音声も少ない。また、ニコラがモデルをどう使ったか、とか、制作手順はこうだとか、余計な説明的な描写もこの映画にはない。画家の自伝映画というと特にこういう日曜美術館みたいな内容は映画に織り込むのが難しいので、むしろ割愛してしまうほうがいい。この割り切りが重要で、凡人の監督にはなかなかできないことだと思う。
 平日なら19:00からの上映が狙い目かも。まだ間に合います。12/18まで。
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ミケランジェロ・プロジェクト

2015-11-29 10:12:10 | 美術映画 ( art movie )
渋谷シネパレスにて上映中。1800円。カタログも買った。なんと言ったらいいか、いまいちの労作。力技(ちからわざ)。
 2013年アメリカ映画。監督・脚本・主演ジョージ・クルーニー、その他マット・デイモン、ビル・マーレイ、ケイト・ブランシェット。大戦中のナチスの美術品略奪を阻止しようとヨーロッパに派遣された10人の学芸員など研究者の物語である。
 このテーマを扱った本は、映画の原作である「ミケランジェロ・プロジェクト」以外にも結構出版されているようだ。相模大野図書館にもこのテーマを扱った分厚い本があり、小生気になっていたのでぱらぱらと飛ばし読みはしていたのだけれど、何分厚いんで本腰を入れて読んだことはなく今日まで未読である。それから古本で、朝日新聞社刊の美術記者のコラム集( 全7巻 ) の中に、この映画でも描かれている例のアルト・アルス・ゼーの塩鉱の話が出てくる。地元の古老が戦後発見された美術品の山を見て驚いたときの回想が書かれているのですね。ちなみにこの全集は超おすすめの良書である。
 映画の話に戻ろう。時代考証はなかなかよい。カタログを読むと、今回のヒーローたちはウエストの太い中年男ばっかなので軍装は品物があってもウエストが合わず揃えるのに苦労したようだ。ヘルマン・ゲーリング元帥などは猪首の役者がぴちぴちの窮屈な上着ででてくる。歴史上の本物は太ってはいたがおしゃれで軍装を着こなしていたので、これは見苦しい。それから軍用車両もなかなかよい。町並みを再現したセットもまずまずの出来。鉱山のシーンもなかなかよく出来ている。
 細部に移ると、さすが印鑑も印鑑登録制度もない欧米のこと、サインへのこだわりは強いらしく、ヒトラーが「ネロ命令」にサインする場面のサインはこれは本物のサインに酷似しているように思えた。しかし全体的に、映画に出てくる事務的文書がすべて古文書のように古びて色あせている。これは間違いである。今日我々が仕事で使う書類のように、当時の事務用の紙も写真類も、当時はまっ白で色あせていなかったはずなのだが、誰も指摘しなかったか、あるいは分かっててあえて古色を出したかのどちらかであろう。一般の観客は新品の書類だとかえって映画に違和感を感じるからね。なんとも切ない話である。
 この点はおいといて、なんといってもこの映画の難点はやはり監督と主演がジョージ・クルーニーだということか。監督が別人ならミスキャストという言い方ができるが、監督も彼なのでキャスティングの問題ではない。我々はナチスの美術品略奪という問題と向き合う前に、まず彼のキャラクターと正面から向き合うことになる。彼の演技が悪いわけではないが、やはり彼は基本的にこのテーマをドキュメンタリーとして描こうとしていない。エンターテイメントとして、「 未知のいいネタがあったぜ! やるか! 」というノリで作っている。カタログのインタビューでもそのような発言をしている。この人は基本的にオーシャンズみたいな軽くて薄い軽薄なキャラクターで、そのような映画で本領を発揮する人なのではないか。
 映画では「美術品のために命をかけた男たちがいた。30年後、果たして人々はこのことを覚えていると思うか」とか、冒頭でも「これは実話に基づいている」とか、感動的なフレーズが挿入されているのに、間のとり方が悪くてなんの感動も残さない。映画のテンポが速すぎて折角のフレーズがこちらに染み込んでくる暇がない。全編「ぎゅぎゅっとまとめて映画フラーッシュ!」みたいな。感動的フレーズは陳腐に響くのだ。
 ここで考えさせられるのは、では果たしてこのテーマを逆に戦争中のホロコーストみたいな重厚長大なトーンでドキュメンタリータッチで描いたらどうなるかということだ。うーむ。
 いずれにしてもジョージ・クルーニーはエネルギッシュな人だと思う。多くの人が彼のキャラのもとに集い、仕事が楽しかったと述べている。これはまいるなー。こうでないと現代の映画づくりは仕事がまわらないと。
 史的背景としては、当時のフランスの立場からすれば、フランスから美術品を持ち出す者、美術品あさりが目的でやってくる外国人は、ドイツ人であろうがアメリカ人であろうがロシア人であろうが同じに見えたのではないかと推測される。
 ケイト・ブランシェットはフランス人の学芸員を演じている。このあたりの背景を意識してか、米兵に心を許す前の心の揺れも演じていて、名演技が光った。
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風景画の誕生 展

2015-11-03 20:55:51 | 古典絵画 ( classic )
 BUNKAMURAザ・ミュージアムにて開催中。1500円。妥当。アカデミックな硬派な展覧会。別名ウィーン美術史美術館、収蔵品展かな。とてもわかりやすい。テーマ設定もしぶい。内容は無難というか、教科書的というか、でもなんといえばいいのかな…聖書の物語の背景をどう描くか、が、風景画の出発点。風景を風景として人間が客体として意識し始めたのが15か16世紀が始めてだったというのは、あまりにもなんというか、すごすぎるというか。よく分かる気がするけれど。中世、近世までは人間はあまりにも無知蒙昧だったということか。毎日見てる風景すら、実は目に入っていませんでしたと、そういうことですね要するに。教育も普及してないし。まあ、見飽きた日常はつまらんから、別に絵にしようなんて考えないと。そういう話か。
 関が原の戦いは1600年。そもそも戦乱の時代には芸術作品は何も創られていない。昔も今も。戦乱に巻き込まれたら人々にそんな暇がないためだ。そして人間の歴史はほとんどが戦乱の時代である。人間は暇があってはじめて素晴らしいものを残す。洋の東西は関係ない。
 哲学科を出てよかった。最近恐るべき真理がよく見える気がする。
 小生の使命は現代の福音伝道師、とでもいうべきか。そこか。そこかもしれない…・。
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オリンピックデザイン白紙撤回問題について

2015-09-03 20:48:51 | 現代美術 ( contemporary art )
NHKニュースのまとめはいつもながらなかなかいい。
小生は、今回の廃案は、昔ながらの不透明な選考が白日の元にさらされたという意味で良かったと思います。
だからといって個人的には、中国みたいに何万もの一般応募作から拾うのも反対。

応募資格を緩和し、今の選考委員みたいな人には絞り混み(荒ら選り)をやってもらって、一定レベルの20点位に絞って、最終的な決定権限を前回の五輪のメダリストの投票で決めたらいいのでは。
とにかくツイッターもフェイスブックも知りません、スポーツなんて全くやりません、みたいなお年寄りに丸投げしたって、話がまとまるわけないと思います。

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ボッティチェリとルネサンス展

2015-06-21 11:00:07 | 古典絵画 ( classic )
 高階秀爾先生の本でボッティチェリの「春」を詳細に解説した美文があるので小生機会があると人にお勧めしている。その本のタイトルを今ちょっと思い出せなくて「ルネサンスの○○」だったかな…・私事ではありますが、実は最近蔵書をごっそり山梨の実家に移してしまったので手元にない。このブログも書くときは一応あれこれ調べて書いてるのですが、残念です。
 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて開催中。1500円。うーむ。6/28までなのでお早めに。渋谷にはチケットショップがあるので、面倒がらず足を運ぶことをお勧めします。今回は終わりが迫っていたので800円の株主優待券が手に入った。終わりが迫るとチケットショップも更に値下げしてくれたりします。展覧会としての内容は間違いなく一級品ではあるが、若干の苦言を呈すると、まず「春」みたいな大作がなくて見ごたえがいまいち。「1500円払って絵を見に来た」という人はちょっといらっとするかもしれない。ただ、よく見ると学究的解説が分かりやすいのと、あと絵画展なのに博物館展みたく、当時のフィレンツェの金貨とか関連グッズの展示がためらいなく敢行されているのでイタリアの空間というか空気を感じながら楽しめる。かなりマニアックな大人でも満足できる。展覧会の進化も感じることができます。単に絵を借りてきましたというレベルではないので、ここまできたか、すげーなーという感じ。
 カタログは2300円。素敵だ。しかし小生は買わなかった。金が幾らでもあれば買っちゃうのだが…このブログでカタログが欲しかったが買わなかった、と記したアーカイブが随分たまってきたので、今度過去の記事をチェックしてメモってヤフオクでごっそり探してみようなどと思案しはじめております。それから関係ない話ですが、今日友人が、PCがクラッシュしてしまいハードディスクからデータを再現してもらうのにPCデポで3万かかると言っていた。小生は10年来すべてMOに溜め込んでいるので、PCのハードディスクに溜め込む習慣はない。パソコン内にデータを溜め込むのは危険です。気をつけましょう。

 Professor Syuji Takashina wrote the polish study of “spring”, Botticelli masterpiece , I tend to recommend it , in case the chance. But now I cannot remind the title of the study ….”○○of renaissance “ or so ?????? As for my private affairs, I’m sorry I recently removed my books into my home town . So cannot confirm the title. When I write this blog , I tend to reexamine various things . I regret.
Now open in bunkamura museum , shibuya. 1500yen. Uuuu…uum. Hurry up , it’s until June 28. I recommend you to labor going the ticket shop. This time , coming end of the exhibition, I could get the private ticket for Tokyu stockholder at 800 yen. Ticket shop cut the price, in case the short term of validity.
Contents of this show is the first class certainly, but I dare to make a point a few . First of all, we cannot see the large painting masterpieces , like the “spring”, except one fresco work, . So “Imaiti” show. “Imaiti “ Japanese call it Imaiti , it means “was not fully satisfied with” , or “felt to want one more step, one more grade” There seems to be no expression for this term in English. One may irritate, when he hope to see many botticelli masterpieces by 1500yen. But observed more, will find the plain academic explanation and enjoy the classic mood in the archaic air . There are many relation goods or objects, including Florence gold coins . Even if the maniac matures, will be pleased. Will be able to feel the evolution of exhibition. Not simply borrowed many paintings from Italy, we feel it excellent.
Catalogue price is 2300 yen. Sophisticated , but I didn’t buy. If I’m rich, I did. I came to think about Yahoo Auction now , getting many secondhand catalogue which I commented in this blog as a nice but I don’t have enough money so cannot buy.
By the way , today my friend said that his PC crushed . So he must pay 30000 yen for the recovery his data in hard disc in it. He ordered “PC depo” company to save the data, private photo and so on. Late decade, I stock all data in the outer MO discs instead of inner PC hard disc. I recommend everyone to avoid high risks of inner stock.
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ガウディ×井上雄彦展

2014-08-03 08:15:48 | 建 築 誌 ( architectural )
六本木の森アーツセンターギャラリーにて開催中。1800円。うーー残念ながら妥当。明らかに高くて財布に痛い値段なのだが、それなりにすごいという意味です。個人的には只券もらったので行きましたが、1800円払うなると行くかな・・・微妙。漫画家の井上氏がガウディとコラボした好企画。
 通常コラボというと2人とも同時代人で、展示を通じて意見を闘わせたり、助け合ったり影響しあったりという話がまず前にあるわけですが、ガウディは遠い昔の人なのでこれは正確には井上氏のガウディ追慕の旅というスタイル。リーフレットにある「コラボ」という表現は正確ではありません。それから、ガウディの紹介そのものは井上氏によるものではなく、多数の学芸スタッフによるもので、井上氏の語りも特にない、ていうか、そもそも井上氏の漫画の作風も「言葉少ない長回し中心」なので、今回の展示はガウディの紹介との関係性でいえば井上氏はガウディの引き立て役のような役割であるように感じた。しかしそれはそれでうまく合っていた。想像になってしまうけれど、ガウディという人は孤高の芸術家タイプではなく、職人の親方みたいな、良く喋る有能な実務家だったような気がする。ネタは自然界、それを貫き、自分の作風を大切に育てて才能を開花させた。芸術家の大物は自分の出し方、進むべき方向性などをあれこれ計算し、生涯で何回かのチャンスに挑み、成功をつかむ。それは誰しも共通する生き方として後世の人間には非常に勉強になります。
 人それぞれだけれど、小生が感じた今回のガウディの展示の目玉はなんといってもサグラダ・ファミリアの聖堂の完成模型と、CGによる完成予想映像の映写。それからカサ・ミラの巨大模型。ミニチュア大好きなので、これらが見られたのは大満足でした。偉大な建築物というものはなかなか写真では全体イメージがつかみにくい。これから我が国では木造建築の展示会などがまだ未開分野なので、模型展示はどしどしと取り入れてほしいものです。マンション大好きなので、カサ・ミラはしげしげと見入りました。
カサというのはカーサすなわちスペイン語の「家」という意味で、あれは5階建のマンションかな。家賃一体幾らするんだろ。もう古いですが今も入居者はいるのでしょう。人の家となるとうろうろするわけにいかないのでホテルに改装したら儲かるのではないだろうか。ショートステイして内部を是非堪能してみたい。こう考えるのは小生だけではないはず。
ガウディはアールヌーボーの先駆けになるのかな。冒頭のイメージビデオもさりげなくいい味出てました。9/7まで。

Architect Gaudi & cartoonist Takehiko Inoue exhibition

Now open at Mori arts center gallery in Roppongi . 1800yen. Uuu….mmm. Appropriate. It is clear that expensive and hard for purse, but worth price ,deserving. Personally I went because having got the ticket but I would hesitate for paying 1800yen without this luck. Nice project in that cartoonist Inoue collaborates with Gaudi. Strictly speaking, the word “collaboration” means both contemporaries and influence , interact and help each other , but Gaudi is one of old master , so this show is his wandering journey having respect for Gaudi. “Collaboration” in leaflet is not correct as a technical term. And introduction itself is not Inoue work but that of many curators. Few his words can be seen in this show. At first, style of Inoue works are reticent and time consuming. In the relation or construction of this show, his role is an ornament of Gaudi works. I felt it suitable. I imagine Gaudi as a master or boss of craftsmen , person of affairs, practical mind , bright and talkative man. Gaudi penetrated his life , searching natures carefully and kept his talent , developed. Great master tend to struggle with his way and challenged rare chances , thinking about how to appeal himself to audiences. And got the great success. They teach us many.
One may find his own favorites , personally I found my best . Architectural miniature models, Temple Sagrada, Casa Mila. We can see 3D image video of Temple Sagrada accomplished .I like miniature models so I was deeply satisfied with. We tend to worry about how to imagine the total impression of complex huge buildings. They help us much. In near future, Japanese ancient wooden architecture exhibition will be held more frequently, I hope this kind of models more utilized. Today I watched Casa Mila model very longtime.
Spanish “Casa” means “house”. It may have 5 floors. How much the rent? Old , but even now residents must live . so it’s impossible to wander in casa. I believe restructure as a hotel is the best project. Many visitors must want to short stay and explore.
Gaudi is a pioneer of Art Nouveau? Image video at first is nice and modest I felt . -September 7 , the last.


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