山好き?山行こ!

山歩きが好き、旅が好き、そして写真も好き。

三ノ峰を越えて別山へ ~2014 初秋~

2014年09月21日 | 山歩き
三ノ峰を越えて別山へ ~2014 初秋~

[登り] 9.7km
上小池登山口→(4:10)→三ノ峰山頂→(2:00)→別山山頂

…別山山頂にて昼食休憩約1時間…

l下り] 9.7km
別山山頂→(4:00)→上小池登山口

駐車場胆点での休憩時間含む卜一夕ル登山夕イム(11:40)

2014.9.15(月)
午前3時に今回同行の友人と待ち合わせてゆ~ゆ~館を出発。
午前5時30分、ストレッチの後、別山に向かって登山開始I
前回、ガスに阻まれて三ノ峰で引き返した別山登山。
今日は頂上踏めるかな? そして白山は拝めるかな?



あの山の更に向こうへ…



道のりは長~いので、焦らずゆっくりゆっくりと登ります。



今日の目的地の別山も見えてます。
遠いなぁ…


あ、白山!
今回こそは別山の山頂から拝ませてもらえるかな?







三ノ峰山頂はもう目の前。
写真の左端辺りが三ノ峰の山頂です。



歩いてきた尾根の登山道を見下ろす。








秋ももうずぐそこまで来てます♪



天気予報通りなら、午前中は秋晴れの
青空が広がってるはずだったんだけどなぁ…



こちらは石徹白からの登山道になるのかな?



三ノ峰避難小屋に到着。
トイレだけ済ませて、そのまま三ノ峰山頂に向かいます。



三ノ峰山頂に到着♪
山頂を過ぎて少し下った辺りから、
これから向かう別山へと続く稜線を眺める。



「頑張るぞ~!」
「おぉ~!」










なんだか休憩の回数も増えてきてる気が…




別山平に到着。



背景が青空じゃないのが残念だけど、
やっぱりここが好き♪
↑ って言ってもここを歩くのは2回目なんだけど…






左手にはチブリ尾根。
小屋の赤い屋根が見えてます♪


写真じゃ納まり切らないけど、
雄大な景色が広がってます。



チブリ尾根の更に向こう側、
砂防新道の甚之助避難小屋も見えてます。









だいぶ近づいて来た♪ かな?





三ノ峰から歩いてきた稜線を振り返って。







さっき歩いた別山平を見下ろす。


三ノ峰(中央)から別山へと稜線。
更に向こうへ延びる稜線は石徹白へと続きます。



正午前、登山口をスタートしてから6時間10分、
別山山頂に到着で~す♪
長かったぁ! 辛かったぁ!



そして、白山を眺めながらのランチタイム♪

となるはずだったんだけど、
今回も拝ませてもらえず…
ほんの一瞬、室堂までは見えたんだけど、
約一時間の昼食休憩の間、ずっとガスに
包まれたまんまでした。

昼食後、午後1時少し前、下山開始です。



別山平を通過。
秋本番(10月初旬くらい?)にはここも、
赤や黄色に色づくのかなぁ…


登りも辛いけど、膝に不安がある目分には
下りはもっと辛かったり…
でも、下りもほぼ標準コースタイムの
4時間で無事に登山口に辿り着きました。

そこから更に20分、駐車場に戻った時には二人とも
ヘロヘロのボロボロの゛活動限界!゛状態 (笑)

お疲れ様♪、次はどこ行く?


冬の西山、スノーシューで雪原散歩

2009年02月23日 | 山歩き
2月22日(日) 天気予報は"晴れのち雨か雪"

太陽と青空を期待出来るのは、朝のほんのひと時だけかもしれないけれど、
久し振りに積もった雪と貴重な青空を逃す訳には行かない!

と言う事で、今年もまたまた白峰の西山に出掛けてきました。


すでに2月も後半だと言うのに、これが今シーズン初のスノーシュー散歩。


「ほんとに積もってくれてるのかなぁ?」
と不安を抱きつつ…   朝6時に自宅を出発。




ほっ… 雪は積もってた。

でもこの日は"望岳苑"までは車で入れそうにないので、
下のクロスカントリー競技場に車を停めて、そこからの歩き始め。




白山も見えてます。




"望岳苑"の駐車場に到着。

ここでスノーシューを装着して西山の山頂を目指します。
すでに先行者がいるようですね。




このトレースは山頂まで続いてるのかな?




歩き始めて30分、スタート地点のクロスカントリー場の駐車場を見下ろす。




白山を背に林道を歩いて…




スタートから50分、無雪期の遊歩道入り口駐車場に到着。

ここで先行のお2人とご挨拶。
三脚を立てて、ここから白山を狙っているようです。




なのでここから先(上)はトレース無し。

他じゃたぶん不安だろうけど、ここだとやっぱり嬉しい。




気まま~に歩いて山頂到着。 (スタートから1時間20分)




今週、まだ誰も踏んでいない新雪の山頂に穴を掘ってベンチを作って…

目の前に白山を見ながら熱いコーヒーでも頂こうかと、
お湯を沸かしているとなりで何を作ってるのかと思えば…




これでした♪

上に乗っかってるのは"いよかん"




なんだかいい感じ… この無表情さがまたいい。(笑)




まだ誰~も登って来ないので。




山頂で1時間くらい"好き勝手に"過ごして。




とぼけ顔した雪だるまと白山に「さようなら」…




バックが薄曇りでちょっと残念。




下りも気ままに行きましょう。




ホイホイホイっと♪




天気予報通り日差しは無くなっちゃったけど…

やっぱり気持ちいいねぇ~♪




でも、下りはあっと言う間に終わってしまうのでした…

おしまい。



錦秋の刈込池ハイキング

2008年10月26日 | 山歩き
行き先) 刈込池 [福井県大野市]

所在地) 地図

日程) 2008年10月25日(土)

お天気) 曇り時々晴れ。
 
メンバー) いつもの2人


コースタイム)

行き)階段コース

上小池駐車場→(1時間)→刈込池


~写真撮ったりおでん食べたりしながら3時間くらい滞在~


帰り)まわり道コース

刈込池→(1時間20分)→上小池駐車場
↑ 普通なら1時間かからないと思います…





































































































































































涸沢カール2008秋 (後編)

2008年10月16日 | 山歩き

行き先) 涸沢カール [テント泊、ひとり歩き]

所在地) 地図

日程) 2008年10月4日(土)~10月5日(日)

お天気) (4日) 晴れ、(5日) 晴れのち曇り。
 

コースタイム) [上高地から涸沢ヒュッテまで]

上高地バスターミナル→(0:05)→河童橋→(0:32)→明神

→(0:39)→徳沢→(0:49)→横尾[ここで休憩10分]

→(1:00)→本谷橋[ここで休憩10分]→(2:11)→涸沢ヒュッテ

*休憩時間込みのトータル所要時間(5時間37分)





































































































































































涸沢カール2008秋 (前編)

2008年10月16日 | 山歩き
行き先) 涸沢カール [テント泊、ひとり歩き]

所在地) 地図

日程) 2008年10月4日(土)~10月5日(日)

お天気) (4日) 晴れ、(5日) 晴れのち曇り。
 

コースタイム) [上高地から涸沢ヒュッテまで]

上高地バスターミナル→(0:05)→河童橋→(0:32)→明神

→(0:39)→徳沢→(0:49)→横尾[ここで休憩10分]

→(1:00)→本谷橋[ここで休憩10分]→(2:11)→涸沢ヒュッテ

*休憩時間込みのトータル所要時間(5時間37分)






[AM5:48] 上高地バスターミナルを出発。




[AM5:53] 河童橋を通過。




[AM6:25] 明神を通過。








[AM7:04] 徳沢を通過。



























































































































































































夏の山旅、念願の南岳へ… ④

2008年08月20日 | 山歩き
前記事、夏の山旅、念願の南岳へ… ③からの続きです。



登った山)(北アルプス) 南岳[3032.7m]、中岳[3084m]

所在地) 地図

日程) 2008年8月9日(土)~8月11日(月)

お天気) (9日)晴れ→雨(遠雷)→晴れ、(10日)晴れ→午後から霧
      (11日)晴れ


コースタイム) [3日目(下り)、南岳小屋をあとにして南岳新道を下る…]

南岳小屋をあとにして南沢カールを下る→(1:05)→西尾根上の木道歩き

→(0:10)→2700m地点["これより急坂"の標示]→(1:50)→南沢[雪渓横断]

→(0:20)→槍平小屋[ここで休憩35分]→(0:40)→滝谷出合

→(1:00)→白出沢出合→(0:45)→穂高平避難小屋

→"林道ショートカットの近道を利用"(0:35)→新穂高登山口

*休憩時間込みのトータル所要時間(7時間5分)



3日目(8月11日)の朝。

朝食後、南岳小屋をあとにして南岳新道を下ります。




快晴。 朝の眩しい斜光の中、テン場を通り過ぎて、まずは南沢カールへ…




登りの時は途中で雨に降られたりしたけど、下りはどうかな?




正面には笠ヶ岳。




右を見れば中岳越しの槍ヶ岳。




左を見れば北穂へと延びる大キレット。




"大キレット" いつか越える日が訪れるのかな?




もうすぐ南沢カールにも朝日が差し込む…




丸木橋を渡って…




そして見上げて…




"光と影" とても印象的なコントラストを見せてくれた中岳。




南沢カールを下り終えて…




西尾根越しに笠ヶ岳を見上げながら…




梯子を登って尾根に出れば…




そこは"天空の散歩道♪"

ちょっと危なっかしい後ろ姿なんですけど…




笠ヶ岳に向かって「ヤッホー!」って叫びたくなります♪

この"尾根の散歩道♪"からの眺め、いやぁ、ほんと素晴らしかった!

あぁ、ずっと眺めていたかった…




「おはようございま~す♪」

テン泊ですね? 稜線まであと少し、頑張ってください。




さぁ、こっちも頑張って下りましょう!




そして、"尾根の散歩♪"はあっと言う間に終わり…




"2700m地点"

「これからむちゃくちゃ急な下りの始まりです。」なんて書いてあります…




槍平小屋の赤い屋根が"小さ~く"見えています。




この先まだまだ続く"激下り"…

でも、笠ヶ岳の肩越しに白山が見えた時は嬉しかったなぁ♪




雲上に頭を出す焼岳。

右下には新穂高ロープウェイの鉄塔も見えています。




穂高の峰々を見上げながら…




"むちゃくちゃ急な下り"をゆっくりと慎重に下ります。




すると、右手(北方)彼方に劔岳の姿が…

先週はあの"近く"を歩いてたんだなぁ、なんて思いながら眺める。




早朝から何度も、荷揚げのヘリが上空を行き来しています。

お盆休み後半に備えての荷揚げでしょうね。




と、そこへまたまた雷鳥親子が。

わざわざ見送りに出てきてくれたのかな?

ただ単に、人が近くに居た方が外敵も近寄ってこないから安全だからか?




ま、そうだとしても素直に嬉しい♪

「じゃ、君が大きくなったらまたお会いしましょうね~」




すれ違う寸前に雷鳥親子が目の前に現れて、しばらく一緒に見てましたね。

「もうひと踏ん張り、頑張って登ってください」




北穂高小屋上空にも荷揚げのヘリの姿が…




ちょっと休憩。




あんなに"小さ~く"見えてた槍平小屋にもだいぶ近づいて来ました。




さらに笹薮の道を下ると…




南沢の雪渓が見えてきました。




所々薄くなって穴が開いちゃってる雪渓を恐る恐る横切って…




15分くらい下ると、槍平小屋に到着です。

時刻は午前9時50分。

ここまでの下りで3時間半も掛かってましたね…
ちょっと"のんび~り"しすぎたかな?




でも急ぎません、南岳小屋のお弁当もここで頂きます。
(↑ 一応小屋の方には了解を得ましたので…)




食後のデザート。

下りはレモンで♪ (ちなみに登りはイチゴでした…)




30分くらい小屋で休憩したあと、重くなったお腹で再度出発です。




しばらくは急流?の飛騨沢を右手に見ながらの歩きになります…




槍平小屋を出発してから40分。

滝谷出合を通過。














槍平小屋を出発してから1時間40分。

白出沢出合を通過。




槍平小屋を出発してから2時間25分。

穂高平避難小屋に到着。 ここでしばらく休憩♪



小屋を出てすぐ、林道の左脇に分かれる近道があります。

ダラダラと林道を歩くよりはマシか? と考えそちらへ…




林道ショートカットの近道を下ること20分。

下で林道(ゲートから5分くらいの場所だったか…)と合流。

登りの時の林道歩きでは35分くらい掛かっていたので、
"下り"を考慮するとそんなに時間短縮にはならない気がしますが…

やっぱり林道歩きよりはマシかな?




そして、時刻は1時30分。 槍平小屋を出発してから3時間。

南岳小屋を出発してから7時間5分。 新穂高登山口に戻ってきました。

「おつかれさま~♪」




"珍しく記念に購入した南岳のバッジ"

2年越し? の念願だった南岳。(と言うか南岳小屋への訪問)
それを連泊で、それもこんな好天に恵まれて叶えることができて、
とても素晴らしい"天上で過ごす3日間"でした。

槍にも登らず、穂高もただただ眺めていただけでしたが…

"それはまた、次の機会に必ず。"

うん、絶対また行きます。 秋?、それとも来年?
考えただけでもワクワクしてきちゃいます♪



~終わり~

夏の山旅、念願の南岳へ… ③

2008年08月17日 | 山歩き
前記事、夏の山旅、念願の南岳へ… ②からの続きです。



まだまだ続く稜線散歩♪、 時間はゆっく~りと流れています…

中岳山頂をあとにして、折り返し、小屋に向かって歩き始めます。




大天井岳から西岳を経て、槍ヶ岳まで延びる"喜作新道"と"東鎌尾根"を
ずっと見渡せます。

眼下には、天狗原分岐を分けて槍ヶ岳へと登っていく登山者の姿も見えます。




だいぶ戻ってきちゃいましたね。




こうやって、キョロキョロと周りを見ながら歩いていると、
いろんなルートが見渡せて(目に付いて)、"次への夢"が
膨らんできますね。




南沢カールの向こう、雲が湧き上がってきています。




左手に見える天狗原分岐に向かって。




またまた小高い岩尾根を登って…




またまた下って…




横尾尾根を見下ろしながらひと息入れて。




だいぶ高くなってきた陽の光を浴びる槍ヶ岳を背にして歩きます。




とても贅沢な眺めです。




南岳への登りの途中、雷鳥親子と遭遇しました♪




まだとても小さい雛鳥が1羽。

この1羽だけだったのかな?




振り返れば、ガスも湧き上がってきています。




南岳山頂まで戻ってきました。




山頂で小屋の方に目を移すと、すでに大キレットはガスの中…




早めに小屋に戻って、"小屋周りで過ごす午後のひととき♪"

この様子だとガスの中で過ごす事になりそうです…




それでは、小屋の中へ…

受付カウンターの様子。

Tシャツや手拭い、ピンバッジ等々…、いろんなものが並んでいます。




"CAFE" のベイリーズコーヒーと手作りドーナツで「ほっ…」とひと息。

この手作りドーナツ(2コで50円)、下りで持ち帰った行動食セットの
分も入れると、全部で10コくらい食べてた気がする…




"CAFE" のメニューはこちら。




外に出て、お弁当を広げる。 (ほんとは稜線散歩中に食べるつもりでしたが…)

それでは、「いただきま~す!」




常念平の向こうもすっかり曇り空…




食後、ビール片手に獅子鼻に行ってみる事に。

今日もガスが湧き上がる大キレット…




ちょっと"イマイチ"だったけど、連写で撮ってみました。




時刻は午後の2時過ぎ。

ちょっと体も冷えてきたので、いったん小屋の中へ…




まだまだ静かな小屋の中。 今日も混むのかな?


ちなみに昨晩は"全体のスペース調整?"のため、談話室に布団を敷いての
就寝となりました。 (でも、おかげで各自に布団一枚、快適でした♪)

さて、今夜はどうなるのやら…




午後3時、ガスは全然晴れそうにはないけれど、もう一度獅子鼻へ…

ここが大キレットへと下っていく"入り口"です。

何人もの登山者が、キレットを越えてこのガスの中から現れました。

「お疲れ様。」




ん?、これも獅子鼻?、これがほんとの獅子鼻?




見上げれば、雲の切れ間に青空も覗いていましたが…




稜線上はガスの中。

獅子鼻の先で粘り強く大キレットを狙うカメラマンの
後姿も、なんとなく肩を落としている様に見えます…

↑ しばらく一緒に並んで、"ガスの切れ間"を待っていましたね♪
その後、どうでしたか?



諦めて小屋に戻る途中、またまた雷鳥親子に遭遇しました。

どうやら家族揃っての"お食事タイム♪"のようです。




行進しながら、小屋のすぐ近く、谷側にある小さなお花畑へと
向かって行きました。 (ここが餌場になるのかな?)




小屋に戻って、夕飯の時刻を待ちます。

あんなに食べてる(ドーナツにお弁当に…)のに、なぜかお腹は空きます…




それではまた、 「いただきま~す♪」
↑ なんか、こんなんばっかですみません…

そして夕飯後、明日の朝の朝焼けに思いを馳せて、
8時過ぎには眠りに落ちていました。

おやすみなさいzzz…








そして夜明け。 今朝も綺麗な朝焼けで朝を迎えられました。


「おはようございます♪」




北穂高小屋にはまだ明かりが灯っています。




小屋越しには笠ヶ岳もクッキリと見えています。




この岩稜、今朝は赤く染まってくれるかな?




いつまでも眺めていたいこの情景…




綺麗だなぁ…




綺麗だなぁ…、なんて景色に見とれていると目の前にまた雷鳥親子が…




大キレットをバックに、時々立ち止まって…




まるで、「撮るんなら早く撮ってよ!」てな感じです。




「はい、それでは…」




「撮らせていただきます。」




て、雷鳥親子に夢中になっている間に。

どうやら日の出の時間を過ぎてしまっていたようです…




日の出の瞬間は見逃しちゃいましたけど…




そのあと、朝日を浴びて延びる大キレットとその先に聳える北穂高岳を眺めて。




この、ほんのり?赤く染まった北穂の岩稜を目にすることができて大満足です。



そして午前5時15分、朝食の時間です。




それではまたまた、「いただきま~す!」
↑ 毎食、ごはん大盛りでおかわりさせて頂きました。



さて朝食後、荷物をまとめて下りの準備です。

「う~ん、悲しい…」

でも仕方ありません、また来ればいいんだから♪



夏の山旅、念願の南岳へ… ④ へ続きます。





夏の山旅、念願の南岳へ… ②

2008年08月16日 | 山歩き
前記事、夏の山旅、念願の南岳へ… ①からの続きです。



2日目の朝を迎えました。


朝の3時過ぎに目が覚める、そして4時過ぎ、まだ薄暗い中、
そぉ~っとカメラと三脚を持って外に出て常念平へ…




「おはようございま~す」




槍ヶ岳も静かな朝を迎えている様です…




綺麗な朝焼けです。

山の上で泊まった翌朝、夜明け前のこの景色を眺めるている時間が大好きです。
刻々と変化していく空の色、表現は難しいですが、とても美しくて癒されます。




午前4時53分、日の出まであと5分くらい…




そして、午前4時58分、太陽が顔を出しました。




常念岳の北、横通岳の肩からのご来光です。
















そして、大キレットと北穂が朝日に染まるのを待つ…




待ってたけど、その後いったん太陽は雲の中へ…

午前5時10分、朝食の時間もあるので今日はここまで。

さて、小屋に戻って朝食です。




それでは、 「いただきま~す」




朝食後、小屋の方には今夜も連泊でお世話になる事を告げて、
メインのザックをデポさせてもらい、雨具やレンズ、
お弁当やその他をサブザックに詰めて、小屋を出て南岳山頂へ…




2日目の予定は "のんび~り稜線散歩♪" です。

この稜線の先、槍ヶ岳への登頂も考えなくはなかったけど、
朝ものんび~りしたかったし、この稜線歩きものんび~りと行きたい。
ついでに、早めに小屋に戻ってこれまたのんび~り過ごしたい…

そんな、ユル~イ感じの2日目の始まりです。 「さぁ、歩こう♪」




左手に昨日登ってきた南沢カールを見下ろしながら…




南岳の山頂を越えて…




さて、どこまで行こうかな?




屏風岩を右手に見ながら…




まずは天狗原分岐へと向かいます。 (写真中央標柱)




分岐手前、天狗原へと下る登山者が見えました。
どこから登っても、どこから下っても、どこも厳しそうですね…




大喰岳から槍ヶ岳への稜線。 @天狗原分岐




天狗原へと急降下していく登山道。 @天狗原分岐




振り返ればそこには南岳。 @天狗原分岐

小屋方面からの山容とはずいぶんとイメージが違って見えますね。




笠ヶ岳と抜戸岳。 @天狗原分岐

手前眼下に見えているのが奥丸山ですね。




天狗原分岐を過ぎて…




小高い岩尾根を登って…




下りて…




今越えてきた岩山を振り返る。

もうだいぶ歩いてきましたね。




それは、この槍ヶ岳に1歩1歩近づいてきてると言う事ですね。




ほんと、絶好の"稜線散歩日和♪"になってくれました。




カッコいいぞぉ! 槍も、勝手に撮っちゃったモデルさん?も!




"2986mピーク" 南岳と中岳の中間地点まで歩いてきました。




歩いてきた南岳からの稜線。




「どこまで行こうかな?」と思いながら眺めてた槍ヶ岳まで続く稜線。




時刻はまだ8時前、午後にはまた天気も怪しくなるらしい…

でもまぁ、とりあえずもう少し歩いてみて考えよう。




槍の麓、殺生ヒュッテも見えてきました。

まだまだ残雪も多いですね~




青空に向かって、ここを登りきった先が中岳山頂です。




思っていたより人が少ないなぁ、なんて思いながら登ります。

先週、立山のあの混雑ぶりを目にしてるから尚更静かに感じたのかな?




中岳山頂[3084m]に着きました。




「こんにちは~」




大喰岳越しの槍ヶ岳。 @中岳山頂




昨日歩いてきた右俣谷がずう~っと奥まで見渡せました。

我ながら、よく歩いてきたもんだ…




中岳直下、大喰岳からの最後の急登を登ってくる方々です。

梯子や鎖場もあって、混んでると大変そうですね。




今日はここで折り返して小屋に戻ることにしました。

しばらくの間、素晴らしい景色を眺めながらのおやつタイムです♪




ここ(中岳)から先はまたの機会に、きっと近いうちに歩きに参ります。

その時はたぶん、今とは逆に歩いてきてると思いますが…




その時はまた、こんな天気で迎えてくださいね。




南岳へと続く稜線と穂高連峰。 @中岳山頂

その向こう(右手奥)には焼岳と乗鞍岳も見えていました。




そして時刻は午前9時。

「もう少し先(大喰岳)までは行けたかなぁ?」なんて思いつつ…




中岳山頂をあとにして、来た道を歩いて小屋へ戻ることにしました。

まだまだ続く稜線散歩♪、 時間はゆっく~りと流れています…



夏の山旅、念願の南岳へ… ③ へ続きます。