登嶺美庵(Tres bien)の風

信州・安曇野・穂高で山小屋風に
改修した別宅(登嶺美庵)を起点に、
里の人・物・自然との触合いを綴る

嫁の北アルプス・デビュー2座目

2017年10月12日 | 近郊信濃ふるさとの山道辿路
10月10日~11日

燕岳(2763 m)(安曇野市)
6日に神戸を発つ当初から週間予報支援図を睨みこの日しかないと絞り込んで山行日を決定していた。嫁の北アルプス2座目山行に雨は許されない。前日のトレが少しは役に立ったものか空身ながら一般タイムで合戦尾根を登り切った
嫁は来年は白馬・八ヶ岳と希望が言えるようになってきた来年の私の体力は?

(合戦小屋に着いた)




(餓鬼の剣ズリと唐沢の岩場が懐かしい)


(乗越に到着、前には燕山荘)


(翌日の御来光は安曇野平野にかかる雲海の上に出た)


(富士山がクッキリ雲海に浮かぶ:2題)




(赤く染まった背後の槍ケ岳)












(下山の合戦尾根から振り返ると稜線越しに槍が・・)


(下山後の2ショット)



美ヶ原・茶臼山(2006 m)(松本市)

 燕岳登山のために前日9日に足慣らしと山麓の紅葉見物を兼ねて美ヶ原の東端の茶臼山に行って来た。茶臼山は6月頃に三城から広小場経由で登ったので、今回は扉峠から登ってみた。このルートは峠がビーナスラインに面していて大型バイクがけたたましい騒音を巻き上げて頻繁に行き来する。この雑音は5合目辺りまで下からの風に乗って舞い上がってきて耳触り極まりない。しかし尾根筋に出ると一挙に展望が開けすすきの小路の先に山頂が岩肌に纏わる紅葉を土台にした台地を弓状に拡げた格好で鎮座している頂上手前の尾根筋からは西にクッキリと槍穂高の頂稜が、東に八ヶ岳連峰と富士山が望める。360度の展望を満喫し、祝日の登山日和にも拘らず誰もいない頂上を通り越し少し下った風を凌げる鞍部で持参の弁当をひろげ、紅葉のパノラマ展望を満喫し来た道を折り返して扉峠の駐車場に戻った。

(扉峠登山口)




(槍穂を展望)




(八ヶ岳と富士山を背景に)




10月14日

栂池自然園下の林道ハイク

 毎日曇天と小雨が続く。家でじっともしておれないのでドライブがてら紅葉でも見に行こうとなった。珍しく北信方面に薄日が差している。栂池高原の自然園まで乗り物を乗り継ぎ降りてみる。全くの霧の中で20m先も見通せない。コリャ駄目だとヒュッテで昼飯をかきこみ成城ヒュッテ前から林道を歩いて下った。最早紅葉から落葉に代わり果てた霧の中をのんびり散歩し1時間弱でゴンドラ乗り場にたどり着いた。冬場にスキーで下った印象とはまた違う風情を楽しめ気分転換になるお散歩道だった。天気が良ければ林道途中にある無料の湿原にも立ち寄ることができると判ったことは収穫だった。

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