「風猫亭」

自然・季節の移り変わり に 逆らわないように 
身の丈の生活 を 徒然なるままに

コロナを振り返る

2020-05-06 12:58:53 | 感染症
2019年12月 中国武漢市で 原因不明の「肺炎」が発生した。
      ・・しかし・・中国では、党のトップが事態を認識し、その政治的意味合いを確定するまで、
      発表すらできない。ようやく
2020年1月9日 「新型コロナウイルス」が「一ヶ月前」に発生したと公表された。

        感染爆発が進み、中国政府は
2020年1月23日 武漢を閉鎖した。それは 旧正月春節の始まる2日前であった。

ーーー中国周辺にあって、機敏な危機対応をしたのが、香港、台湾、ベトナムであった。
   武漢との交通を速やかに遮断し、感染症への緊急対処体制に入った。
   この三つの地には、二つの共通点がある。
   ① 巨大な影響力をもつ 中国の動きを 注視している。
   ② SARS に 苦しんだこと 
     広東から 台湾、香港、ベトナム、シンガポールへと 広がったSARSは、感染者の10%を殺す
     ほどの 強毒ウイルスでああった。
   その時の 教訓を忘れず、感染症に対する体制を築いて、 三者はこの度の初動の勝者となった。 
   今も その優位を保っており、 4月25日現在の 死者は 台湾6人、香港4人、ベトナム0人 
   という信じ難い成績である。 ( 米国ジョンホプキンス大学 )

★意外な展開は 中国武漢発の 新型コロナが「一帯一路」に沿って、イラン、イタリア、スペインで感染爆発を起こし、100年前とは逆に、欧州から北米へと伝播し、米国が最大感染地となったことである。
ーー結核予防注射のBCGを行っていない地域で感染が広がっているとの指摘もあるが、東アジアであれ、欧米であれ、人々が無防備に密接すれば「集団発症」を招くことは 疑いない。


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