逸品！を探しに…

昨日『グラスカフェ　ストリーム』に行ってきました。
そこは、コーヒーや甘味がおいしいのはもちろんのことですが、なんといっても目でも楽しませていただけることです。
お店の中は、ガラス製品でいっぱいでした。
とんぼ玉やガラス製のアクセサリー・琉球ガラスやガラス細工の数々…

　
　


ホントに細かくて丁寧で～、また、ガラス製品だからとっても素敵なんです。
見てるだけでも楽しいし、癒されます。

また、お店の奥に和室のギャラリーがあって、作家の先生方の作品がたくさん展示販売されていました。
ひとつひとつ一球入魂！「二つと同じ物はない！」ということで、主人は同じモノ作りとして思わず見入っていました
実は主人と一緒に行ってきたんです。　　　休憩ではありません見学ですよ




また、ストリームでは『とんぼ玉の教室』も開催されていて、好評のようです。
体験だけでもＯＫみたいなので、興味のある方はいかがでしょうか？

　　★場所は～岐阜市曽我屋　木曜休み　０５８－２３４－５７５３

これは何でしょう～

これは、トロフィーでもなく、オブジェでもなく…、単なる置物ではありません。
いつも神社やお寺からの仕事が多いのですが、これは一般の方からの依頼で作らせて頂きました。
高さが３５ｃｍから４０ｃｍぐらいあります。それに見合う大きさの模型の『五重の塔』ですから、結構すごい物を想像します…(^_^;)
何しろ私は、『五重の塔』の完成品を見ていませんが、てっぺんは！いい感じに仕上がってます…。

どんな目的で作られたのかはわかりませんが、世のなかには、いろんな方がいらっしゃるものですね～(~_~;)
でも、なんか『五重の塔』だけではなく、他にもいっぱいありそうな感じですね～

かざりやの歴史

『（有）加藤かざりや』は、現在、主人と主人の両親の三人で作っております。
会社は主人のお祖父さんが始めまして、主人で三代目です
また、一族で言えば、錺職人の歴史は古く、江戸時代まで遡りまして、なんと七代目になるそうです
（七代目だってびっくりですわ～）

そうそう！テレビドラマの“必殺仕事人”に出てくる…、確か～『ひで』って名前の役で、錺師（かざり師）だったと思いますが…。

その昔、錺職人は簪や装飾品を作っていたそうです…。

今は…、古くて良い物を蘇らせて！！生かして！！～
また、発想を変えて新しい良い物！も作っていきます

今ごろですが…

かざりやの『かざり』は、『飾り』ではなく、『金』辺に芳しいで『錺』(かざり)と書くんだそうです…
「その物を飾ってさらによく見えるように、その物の価値を上げることが役割～」主人:談
…かざりやに嫁いで１０年になりますが『錺』(かざり)！のことは知りませんでした
かざりや女将～失格ですワ

金具かざりがあったほうが、絶対にその物全体の見栄えは数段上がると思います！

ちなみにこの写真は、神殿の一部のかざりです～

ぼんぼり

今日、お雛様を出しました。

もう少し早く出してあげれば、長くお目見えできるのに…
毎年、この連休中になってしまいます。
主人曰く…「なんか、ついこの間仕舞ったような気がするなあ～」って、
言いながら出してました
なんだかんな言っても、雛人形や五月人形を出すのも仕舞うのも、

主人の仕事だからです…

うちのお雛様のぼんぼりには、『かざり』が付いています！
もちろん主人が作った物です～！
豪華に見えませんか～
やっぱり『かざり』が」あるのと無いのとでは違うと思います。

さあ！ひと月ほど、お雛様で心穏やかに～、お淑やかに～
楽しませていただきましょう

うちのお父さん

ふつうのお宅では、物が壊れたら、まず買い換えるか、諦めますよね～。
ところが我が家では、物が壊れると、主人が登場します…！
そうです！修理しようと試みるんです。勝手に捨てたら怒られちゃいます～。

正直！私的には「やった～！」ってな思いがありまして、次、どんなのを買おうかっ！って膨らましてしまいますが…(~_~;)
そんな、私の想像をよそに、彼は手の空いた時に、仕事場に持ち込んで修理に取り掛かります。すると、どうやっているかは分かりませんが、なんと！直ってくるではありませんか！
とは言いましても、うちはアナログ的な職人ですので、大工仕事や金属類を使ったモーター系までですけど…(^^ゞ　
マイコン系はからっきしダメですが…

ま、とにかく直ってくれればそれにこしたことはありません。
壊れたら、調子が悪くなったら、真っ先に主人に報告して何とかしてもらいます。
子どもたちも、壊れると「お父さんに直してもらおっ！」って頼りにしてます。
ホントに何とかしてくれそうで…、そういう意味で人気のあるお父さんでした

何だと思いますか？

写真がマズイですねぇ～(^_^;)　青いバックに一つだけ置いてあっては分かりませんよね～。
実は、これは『襖の取っ手』です！
四つあって、四季に合わせて花を変えて作ってました。
以前に注文があって、試作で作った物ですが…、こんな襖があったら素敵だと思いませんか～？手を掛ける時に、ついつい膝を付いてお淑やかになりそうです(~_~;)

最近は、畳の部屋が少なくなりましたが、やっぱり和室はいいものです～(^.^)
普段使いには向きませんが、大切な方をお迎えする部屋に…、さりげない「かざり」がちょっとした「おもてなし」になるのでは…。

我が家にも作って欲しい…(^^ゞ

かわいいプレゼント♪

今日、小学三年の長男が学校の『サタデーサークル』に行ってきました。
（年数回の土曜日に行われるクラブ活動みたいなものです…）

今回彼は、『料理教室』に参加して、チョコレートのお菓子を作ってきました。帰ってくるなり、私のところに飛んできて、
「ねえ！お母さん！これ僕が作ったんやよお母さんに一番先に食べて欲しいの」って…
嬉しいじゃありませんか
チョコレートを春巻きの皮に包んで、フライパンで焼いたそうです。ラッピングもそれなりにかわいく出来ていました
長男は私が一番大好きなんです

今度は私があげなくちゃねっ

ご無沙汰しています…

二年半ぶりにブログを再開させて頂きます…
かざりやの女将として主人を支え、明るく元気に奮闘していきたいと思いますので、よろしくお願いします


さて、本日(２月１日)『平成１９年度岐阜市都市景観賞』の表彰式がありまして、主人のハレ姿を見に行ってきました！
　
私の主人は「加藤かざりや」を経営しておりまして、主に神社・仏閣・神輿・山車・太鼓などの金具や各種美術金具等を手造りしています。いわゆる“かざり職人”です＝頑固です…。まぁ、職人は頑固でこだわりがないといけませんが…^^;

この度、『都市景観賞　屋外広告物部門』で、以前に主人が造らせて頂いた「麩兵」さんの看板が受賞となりました。
『屋外広告物部門』って、今年度から新設されたんですって～。
これを制作するにあたっては、古くから受け継がれた物を守りながら、新しくし、ずっと残っていくように…思いを込めました～と、主人はコメントしていました。
選考委員の方の講評の中で、「～技術が素晴しい～」とお褒めを頂きまして、本当に嬉しかったです！…
実は、表彰式に見に行くのを迷っていましたが、行って本当に良かったです！
これからも、ずっと残っていく逸品を創り続けてくれることを期待します！！