ハワイの出来事 

オアフ島在住のベーシスト/サーファー/パパの日常

ベッキーのノースショア・デビュー!!

2010-09-28 16:19:26 | サーフィン


先週末から本格的な冬の波がノースショアに入って来ました。
日曜日はハワイアン・フィート(波を後ろから測って)で7フィート。前から
だと4m超の波。

朝ごはんを食べた後、花ちゃんをチャイルドシートに座らせるのに一苦労
していざ出発。



H1を西へ向かい、H2を北上。H2の終点からさらに北上、ドール農園を過
ぎると下り坂。見えてきました。白波の量で波の大きさがこの距離から
でも覗えます。



ハレイワ・タウンへ向かい、マツモト・シェーブアイスを越え、有名な橋を
渡ります。



するってーと左っ側になぞの波の絵の画いてある不思議な建造物が見え
るのでそこを左へ。プアエナ・ポイントへ到着。

どうやら日曜はなぞの建造物の先でファーマーズ・マーケットがあるよう
でしたが、今回は無視。ビーチへ直行。



混んでます!30人ぐらい入ってました。サーフスクール、家族連れ(子供
&お父さんの二人乗り)、スタンド・アップに上手い人まで。

プアエナポイントはノースショアのワイキキ。初心者が大量に集まって
きます。波の大きな日でも命がけでなくサーフィンが楽しめます。

この日はそれでもラインナップのセットでアタマオーバーでした。
ベッキーもいきなり乗った一本目が本人曰く「今までで一番最高」の波。

続けて二本目でアクシデントがあったそうな。
波に乗っていると目の前に大きなウミガメが。無事通り過ぎたと思った直
後「ゴン」という振動が。本人曰く「罪の意識でいっぱい」だったそうですが
そのわりにはその後1時間半もサーフィンしていました。

やっと沖に上がってきたベッキー。僕の愛用ロングボードを貸していた
のですが、あれ??左のフィンが無い!! 亀さん、ご愁傷様です。
あまりの衝撃でフィンが取れてしまったようでした。



その後ハレイワへ移動。僕はロングボードが壊れてしまったので予備で
持ってきた5’6”のショートボードで無謀にもダブル・オーバーヘッドの
ハレイワへパドルアウト。

無謀でした。ノースショアでショートボードをするたびに、自分の体力、
技術、知識、勇気の無さを体を持って思い知らされます。
乗れたのは1時間で3本、しかもすべてヘナチョコ。

帰宅後、鼻からいっぱい水が出てきました。



ずーっといい子にしていた花ちゃんへのご褒美でアイスクリーム屋さんへ。
花ちゃんに「ノースショア、何が楽しかった?」と聞くと「アイスクリーム!」
と答えたそうな。

波が無い! ので あったときのお話。

2010-09-10 08:53:10 | サーフィン


先週末からオアフ島全域、波がありません。今週サーフィンを目当てに
日本からいらっしゃった方々、ご愁傷様でした。今週末は少し上がるよ
うです。

8月29日、今年もデュークス・オーシャン・フェストにヒルトンチームで参
加しました。心配された波もなかなか良く、去年の雪辱を晴らすことが
出来ました。



今年ヒルトンチームと一緒にサーフィンをしたレジェンドはジョック・
サザーランド


僕の参加したレジェンド・クラスは、大会の公式スポンサー企業から一般
人4人を出し、そこに一人伝説的なサーファーを入れた5人でサーフィン
してそれぞれのチームで競い合うという趣向。

本当は去年と同じケン・ブラッドショウの予定だったらしいのですが、大
会初日に渋滞で遅刻、ヒルトンチームはレジェンドクラスに前代未聞の
レジェンド無しで参加したそうです。

僕が参加した2日目に急遽ジョックがヘルプで入ったのでした。

このジョック、なかなか日本語で上手く説明されているページが見つか
りません。上のリンクに書いてあるように、過小評価されているようです。

ノース・ショアの彼の家の前は、彼の名前から取った「ジャコス」という
有名なサーフポイント。サーフィンもとってもお上手でした。(当たり前)



僕も良い波を何本か乗って満足な25分間。サーフィンしているすぐ隣で
次にサーフィンをするチームが待機しているんですが、そのメンバーがす
ごかった。

ボンガ、ディノ、ドナルド・タカヤマ。みんな僕を見ないデー!恥ずかし
くてミスも出来ないからー! 特別エキシビジョンかと思いきや、レインボ
ードライブイン・チームとして普通に参加していたそうです。

いったい誰がレジェンド役だったんでしょうか。全員レジェンドだよ。
しゃれで優勝を狙いに行った反則技チーム、やっぱり優勝していました。
じゃんけん大会に鉄砲持ってくるようなもんだもんね。

去年は一人ぽっちでしたが今年は家族で参加。楽しい一日となりました。

富沢選手、安らかにお眠りください。

2010-09-06 16:41:59 | バイク、車
今朝、YAHOO JAPAN を開いて最初に目に入ったニュースが富沢選手の訃報でした。

最近元気の無い日本人ライダーの中で希望の星でした。
彼の才能、活躍は僕が語る必要はありません。まだ19歳だったんですね。

自分が親になり、また自分の父親を亡くして思ったことが、
最大の親孝行だったのは自分の葬式に父親を立ち合わせずに済んだ
事かなぁという事。最近このことをしばしば考えます。

レーサーという職業は常にリスクを負っているものですが
親にとっては事故だろうが病気だろうが子供を失う悲しみは同じはず。

富沢選手のご家族の方のお気持ちを考えると涙が出てきました。