武蔵野市長選挙候補者採点! -独断と偏見で-

今年の10月には武蔵野市の市長選挙があります。既に各陣営が動き始めていますので、独断と偏見で採点しちゃいます。

友人の投稿

2017-11-17 21:23:03 | 日記
御無沙汰しています。
先程、友人が下記の文書をFacebookに投稿しました。これまでも断片的な投稿があったのですが、過去分をまとめた投稿だったので、御参考までにアップします。

~~~~~

憲法メモ:まとめ

これまで投稿したメモのまとめです。
自分にとって重要だと思われる箇所ですので、当然他にも修正すべきとの意見も当然あるかと思います。
改憲論者がよく言う、現状に合わない、との指摘ですが、このメモこそ民主主義の観点から現状に合わない箇所ですので、9条がどうこう緊急事態がどうこう言う前に、最優先で改正すべき箇所と考えています。
そもそも9条や緊急事態云々は憲法の基本原理からの逸脱ですので、そもそも改憲の対象とはなり得ませんし。
また、相手の土俵に乗ったら終わりとの意見もあるでしょうが、見てのとおりそもそも土俵が違います。
むしろ相手をこちらの土俵に乗せて身動きできないようにするこそこそ重要ですので、改憲と言えば9条という、反対派も賛成派も何時までも壊れたテープレコーダの如くのバカの一つ覚えは止めて、民主主義を守り発展させる観点から何が必要を議論すべきです。
もっとも、こちら側の情報発信力が弱い場合には相手に飲み込まれる危険があるのは重々承知の上です。
=====
憲法メモ


【削除】
第6条第2項
天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。
→削除

最高裁長官は全ての裁判官の選挙による(修正第79条第1項)ものとしたので削除します。
任命は選挙結果に基づくものであるならば天皇であってもいいかもしれませんが、天皇の国事行為が内閣の助言と承認に基づくものである以上、内閣とは無関係に選出された最高裁長官を天皇任命にすると整合性が取れません。
したがって、削除が妥当です。


【修正】
第7条第3項
衆議院を解散すること。
→衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、衆議院を解散すること。

これで600億円以上の税金をドブに捨てるクッソタレな党利党略解散を防止できます。


【修正】
第21条第1項
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
→集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。ただし、人種、信条、性別、社会的身分又は門地等の、本人の責に帰すことができない事実に基づく差別の表現は、これを認めない。

現憲法では無条件に表現の自由を認めています。これは法律留保により、法で如何様にも自由を制限できた明治憲法の反省に基くものですが、実際には様々な差別がまかり通っています。
差別による被害を無くすためには、法規制ではなく教育を徹底するのが本筋ですが、それが機能していないのは言うまでもありません。
表現の自由を制限することは、差別禁止を実効性あるものにするための必要悪と考えます。


【修正】
第24条第1項
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
→婚姻は、当事者の合意のみに基いて成立し、当事者が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

同性婚を認めない根拠は一切ありません。
同性婚は憲法上の権利であると考えます。


【追加】
第40条の2
すべて国民は、この憲法秩序を除去しようと企てる何人に対しても、他の救済手段が存在しないときは、抵抗権を有する。

これもドイツ基本法第20条第4項のパクリです。
当初は植木枝盛の東洋大日本国国憲按やフランス人権宣言を参照しましたが、これらは政府に対する抵抗に限定しています。
その点、ドイツ基本法は[秩序を除去しようと企てる何人]が抵抗権行使の対象であることから、より幅広い者を抵抗の対象にできると考えました。
憲法秩序を破壊しようと企てる者は、政府だけとは限りません。


【修正】
第43条第2項
両議院の議員の定数は、法律でこれを定める。
→両議院の議員の定数は、衆議院は500人以上、参議院は250人以上としなければならない。

1票の格差是正を口実にした定数削減がまかり通ていますが、定数削減は少数意見の排除に繋がります。
他の理由による定数削減を防止するためにも、憲法上の規定にしました。


【修正】
第47条
選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。
→投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。ただし、選挙区は、両院共に全国一律の比例代表としなければならない。

選挙区制度は政権党に有利なものになりがちで、特に小選挙区制は多くの死票が発生することから民意を反映できないものになります。
したがって、選挙制度を全て法に委ねることなく、選挙区は比例代表のみと憲法上規定する必要があると考えました。
また、国会議員が国民の代表である以上、地域による選出ではなく全国からの選出したほうが理屈も合います。


【修正】
第79条第1項
最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。
→最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官及びそれ以外の裁判官は、全ての裁判官による選挙で選ばれなければならない。なお、最高裁判所の長たる裁判官及びその他の裁判官の候補者たる要件は、全ての裁判官の合議によりこれを定める。

第79条第1項同様、これも政治の介入を防止し、司法の独立を維持するために必要な措置と考えます。政治の介入を防止し、司法の独立を維持するために必要な措置と考えます。


【修正】
第80条第1項
下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によつて、内閣でこれを任命する。
→下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によつて、最高裁判所の長たる裁判官がこれを任命する。

これも政治の介入を防止し、司法の独立を維持するために必要な措置と考えます。


【追加】
第96条第3項
前文、第2章、第3章及び第10章に規定する諸原則に抵触するような、この憲法の改正は、許されない。

これはドイツ基本法第79条第3項のパクリですが、憲法の基本原則の変更は革命によるとの説から当然導き出せるものかと考えます。
したがって、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重、憲法の最高法規性の変更は一切認めないことを宣言すべきです。


【追加】
第99条第2項
前項に違反した天皇は退位しなければならず、摂政はその職を失う。また、前項に違反した国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、その職を失う。

まぁ、背信行為をしたのですから、当然でしょう。
これを実現するためには憲法裁判所が必要でしょうが、これは後程。

北朝鮮のミサイル

2017-09-21 20:00:30 | 日記
大変御無沙汰しています。

昨今、北朝鮮云々と何かと話題に上っていますが、これに関して友人のシュートがありましたので御紹介します。
事実に即した今後の展開です。

制裁が何ら効果なかったことは言うまでもありません。かと言って対話なしの圧力などもっての外です。
かつて、日本は侵略に対する制裁に逆切れして更なる侵略戦争を始めました。その教訓を生かすことなく、相手を力でねじ伏せようとした時何が起こるのか、真剣に考えるべきです。


I hope this sentence will become popular !
(This sentence was translated into English by my friend. Of course, this sentence is fiction)

Keyword:North Korea nuclear development missile Russia China


=====
Title:
A Depression of North Korea Ambassador.
Ambassador of NK:
Our country spent so much money on development missiles that we have a shortage of food again.
Ambassador of Russia:
It is great to see you here. I 'm going to the Ministry of Foreign Affairs. Could I ask you to go with me.
Ambassador of NK:
I have something to do from now.
Ambassador of Russia:
Don’t mind. Let’s go.



Ambassador of NK:
What an imposing person you are. I said I have work, but you eventually took me to here. I will go away.
Ambassador of Russia:
Is it OK? I and the Vice‐minister of Foreign Affairs of Chinese people’s Republic wanted to talk about supporting to solve your food shortage problem.
Ambassador of NK:
・・・
Ambassador of Russia:
Are you going home, really? It’s a shame.
Ambassador of NK:
Well, I remembered something to consult with you.
Ambassador of Russia:
What is it?
Ambassador of NK:
・・・
Ambassador of Russia:
Well?
Ambassador of NK:
An issue of Japanese Government matter. Our country sent our message to Washington D.C. with missile. But, why Japanese Government, not related country, always shout hysterically?
Ambassador of Russia:
It is no use to launch missiles toward our country or China, or if it flies over the land of South Korea, it would cause heavy disturbance. So you launched it toward to the region of Japan but it was just only in direction. Not to damage Japanese people or their property. We know you carefully selected the course, choosing over the sea. We know your message has been involved in it.
Everybody understands it. But Japanese Government are not normal. they don’t understand the way that we usually use. Above all, they are completely a lump of something feeling injured. It is no use to discuss.
Ambassador of NK:
I see.
Ambassador of Russia:
But if you had made your missiles fly successional twice over the region of the Russia at early morning, we disgust.
On the top of that, the U.S. and Russia sometimes make a mistake to launch rockets. So it is not certain that only your country doesn’t make a mistake.
Ambassador of NK:
・・・ What should we do?
Vice‐minister:
Thank you for your waiting. Here the detail of food support aid is. Please check it.
Ambassador of Russia:
We will discuss a main subject from now. ・・・Ambassador of NK, we understand your situation. But if your country continues to launch missiles more, the risk of accidental happening would increase. So you will declare to stop by yourself development nuclear weapons and launching missiles.
And then you should negotiate with Washington people, asking Ms.Angela Dorothea Merkel who is the Prime Minister of the Federal Republic of Germany or Ms. Doris Leuthard who is the President of the Swiss Confederation to mediate to prohibit the Joint military exercises held by the U.S. and South Korean Armed forces. Also to prohibit the Joint military exercises held by U.S. Armed Forces and the Japanese Self-Defense Force. The negotiation will involve not to deliver nuclear weapons to the Peninsula.
This is the better choice currently.
Soviet Union halted nuclear test unilaterally during the nuclear development competition with United States. By doing this, International public opinion supported the suspension of nuclear test by Soviet Union. and Moscow was able to pursue Washington D.C.
Can your country make such excellent decision?
Ambassador of NK:
・・・
Vice‐minister:
If the situation would be more seriously, a catastrophe might happen caused by accidental happening or incidents.
If your country’s missile would drop down on the region of Japan, lost control on the way, what would happen? When your country and Japan have a good relationship, it would be recognized as an accident. But now Japan will think of it as your attack.
There is another else way to keep your security.
You don’t need stick to nuclear weapons and missiles.
Ambassador of Russia :
Well, stop doing silly things of launch missiles until your nation face starvation.
Ambassador of NK:
Let me think of it for a while.・・・Thank you so much today. I appreciate your food support.

Japanball

2016-04-29 19:27:51 | 日記
去年の夏以降の状況を踏まえて、今を書いてみました。

Japanball
http://ncode.syosetu.com/n8986de/
(リンクできません、コピペでお願いします)

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友人からの依頼

2016-01-10 20:02:10 | 日記
ちょっと露骨なので気が引けるのですが、信頼できる友人が苦慮しているので周知に協力します。

http://krak-des-chevaliers.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-6743.html

都知事選で不正はあったのか? 再び(続き2)

2015-12-11 11:52:06 | 日記
念のために、仲井眞さんの2014年と2010年の得票数を回帰分析してみました。

結果は

 重相関 R   0.995123028
 重決定 R2  0.990269841
 補正  R2  0.990020350

と強い相関があり、

 仲井眞さん(2014年)の得票数=仲井眞さん(2010年)の得票数×0.733604313+360.9552033

という式が導けます。

舛添さんと猪瀬さんの相関は

 重相関 R   0.999184803
 重決定 R2  0.998370271
 補正  R2  0.998343109

でしたが、これと同程度の強い相関が認められることになります。

したがって、東京都知事選挙で不正があったとすれば、沖縄県知事選挙でも不正があった蓋然性が極めて高くなり、その結果として[反自公政権]候補である翁長さんが当選するという矛盾が明らかとなります。

では、東京では舛添さんを当選させ、沖縄では翁長さんを当選させた不正選挙を実行した者の意図はどこにあるのでしょうか?

そんなもの、最初から存在しない、という以外に解釈のしようがありません。

仲井眞さんの得票結果のグラフは以下のとおりです。


(クリックすると拡大できます)


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都知事選で不正はあったのか? 再び(続き)

2015-12-10 13:14:43 | 日記
今回は2010年と2014年の沖縄県知事選挙を比較してみます。

2010年の仲井眞さんと2014年の翁長さんの市町村単位の得票数をExcelで回帰分析すると以下の結果が得られます。


(クリックすると拡大できます)

 重相関 R   0.991914737
 重決定 R2  0.983894846
 補正  R2  0.983481894

と高い相関があり、

 翁長さんの得票数=仲井眞さんの得票数×1.137155202-510.5389872

という式が導けます。
市町村単位で翁長さんの実際の得票数と上記式から計算した推定得票数をグラフにしたのが下記のものです。


(クリックすると拡大できます)

投票数がマイナスということは現実にはあり得ないのですが、ここは恣意的に結果を操作せずに計算結果をそのままグラフ化しています。

同様に舛添さんと猪瀬さんの得票数を回帰分析すると

 重相関 R   0.999184803
 重決定 R2  0.998370271
 補正  R2  0.998343109

となり、

 舛添さんの得票数=猪瀬さんの得票数×0.488259179-89.45690825

という式が導けます。
区市町村単位で舛添さんの実際の得票数と上記式から計算した推定得票数をグラフにしたのが下記のものです。


(クリックすると拡大できます)

東京都知事選挙と沖縄県知事選挙を比較すると、高い決定係数等々、傾向はほぼ一致しています。
強いて言えば、舛添さんは猪瀬さんの後継者であり支持基盤も共通しているのに比べ、翁長さんは仲井眞さんの対立候補で支持基盤が異なることから、舛添さんと猪瀬さんに比べ決定係数が若干低くなっていることでしょうか。それでも0.983です。強い相関があることには変わりません。

この事実から東京都知事選挙で不正があったとすれば、沖縄県知事選挙でも不正があったと言えます。

しかし、不正行為が自公政権に有利になるような候補者を当選させるという目的でなされたのであれば、沖縄県知事選挙ではどのような意図で翁長さんを当選させたのでしょうか?
当選後の翁長知事が沖縄を背負って自公政権と対立している事実を鑑みれば、明らかに矛盾です。

答えは簡単です。
現時点で公開されているデータからは、選挙で不正があったという痕跡を見出すことができないということです。

もちろん、このことだけで不正が一切なかったという証明にはなりません。投票所単位で各候補者の得票数が分かればもっと詳細な分析ができますし、その結果おかしな痕跡を見出すこともできるかもしれません。
しかし、可能性を言い出したら何でもありになってしまいます。

今言えることは、繰り返しますが

 現時点で公開されているデータからは、選挙で不正があったという痕跡を見出すことができない

ということです。



追記

ついでに、2002年と2006年の滋賀県知事選挙を比較してみました。

東京都知事選挙や沖縄県知事選挙と同様に嘉田さんと國松さんの得票数を回帰分析すると

 重相関 R   0.948186747
 重決定 R2  0.899058107
 補正  R2  0.894852195

となり、

 嘉田さんの得票数=國松さんの得票数×0.913883365-1639.09949

という式が導けます。

決定係数が東京都知事選挙や沖縄県知事選挙と比較すると低めになっていますが、それでも0.89であり、十分強い相関があると言えます。
ここでも東京都知事選挙と同じ傾向があると言えるのですが、不正選挙をして嘉田さんを知事にした理由は何でしょうか?

グラフは以下のとおりです。


(クリックすると拡大できます)

ちなみに、國松さんは

 重相関 R   0.986020437
 重決定 R2  0.972236302
 補正  R2  0.971079481

でグラフは以下のとおりです。


(クリックすると拡大できます)


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都知事選で不正はあったのか? 再び

2015-12-09 17:47:44 | 日記
お久しぶりです。

腰が逝ってしまい身動きができないので宿題(?)をしました。

東京都知事選挙の[不正]に関しては、[都知事選で不正はあったのか?]と[都知事選で不正はあったのか? つづき]で初歩的な分析をしてみました。今回は

 舛添さんの得票数=猪瀬さんの得票数×0.48

が成り立つのか検討してみました。
結果は以下のとおりです。


(クリックすると拡大できます)

ExcelでF検定をした結果ですが、舛添さんの得票数が猪瀬さんの得票数に一定率を掛けたものであるならば、各区市町村における舛添さんと猪瀬さんの獲得票の分布は同じになるはずです。
しかし、検定の結果は

 P値 < 0.05
 F境界値 < 観測された分散比

となり、この結果から舛添さんと猪瀬さんの獲得票の分布は同じにならないことになります。したがって、

 舛添さんの得票数=猪瀬さんの得票数×0.48

は成り立たないのです。

もっとも、0.48は全体の平均値で、各区市町村の分布が完全に一致しないように操作されているとの反論もあるでしょう。しかし、分布の差異は各区市町村における舛添さんと猪瀬さんに投票した人達の微妙な差に起因すると考えるのが自然で、意図的に分布をずらしたことの根拠にはなりません。

次に、下記を御覧ください。

<a href="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9d/1d3a5a935b32365dff982c35ea4a4dc4.jpg" border="0">

(クリックすると拡大できます)

これは昨年11月の沖縄県知事選挙における翁長さんと仲井眞さん、沖縄県全体の各市町村における投票寄与率を示したグラフです。
沖縄県知事選挙でも不正があったのでしょうか?


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都知事選で不正はあったのか? つづき

2014-03-27 18:50:15 | 日記
こんばんは。

前回の補足も兼ねて、宇都宮さんの2012年12月16日と2014年2月9日の寄与率を比較してみます。


(クリックすると拡大できます)

相関係数は0.994で、猪瀬さんと舛添さんの相関係数0.999とほぼ同じです。
当たり前ですよね。宇都宮さんの支持基盤に変動が無かったのですから。

ついでに、2014年の宇都宮さんと、2013年の参議院選挙比例区における日本共産党の寄与率を比較してみましょう。


(クリックすると拡大できます)

相関係数は0.990です。


今までの相関係数の最低値は日本共産党と日本維新の会の0.984です。つまり、寄与率を用いると、どのような組み合わせにしても高い相関を示すことになります。
不正選挙ありきで特定のデータだけを摘まんでしまうと事実が歪んでしまいます。不正が全くなかったことを証明することはできないかもしれませんが(悪魔の証明になります。)、

舛添さんの得票数=猪瀬さんの得票数×0.48

などというのは寄与率の比較以外の何物でもなく、不正選挙の根拠にはなり得ません。「統計」を装ったエセ科学であることは明白です。

インターネットによりセンセーショナルなコメントが蔓延し、それを脊髄反射的に許容してしまう風潮がはびこっていますが、僕達の生活に関係するものはじっくり考えて対応したいものですね。


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都知事選で不正はあったのか?

2014-03-20 18:06:11 | 日記
お久しぶりです。

2月9日の都知事選挙で不正があったと一部で盛り上がっているようです(元ネタはこれかな)。
今まで仕事でドタバタしてましたので検証できずにいましたが、時間ができたので東京都選挙管理委員会のデータを基に若干の検証をしてみました。

まず、東京都全体と猪瀬さん、舛添さんの市区町村毎の獲得票寄与率(市区町村単位の獲得票数を東京都全体の獲得票数で除したもの)を求めグラフ化してみました(東京都全体は2014年2月9日の結果です)。


(クリックすると拡大できます)

元ネタと同じですね。
猪瀬さんの寄与率と舛添さんの寄与率の相関係数は0.999です。支持基盤が同じなのだから当然と言えば当然で何ら不思議はありません。東京都全体の寄与率とも顕著な差はありません。

これだけでは十分ではないので、2013年の参議院選挙比例区における日本共産党と日本維新の会を比較してみましょう。


(クリックすると拡大できます)

日本共産党と日本維新の会の獲得票数を操作する理由は全くないのですが、0.984という高い相関があります。

ここまでくればおわかりかと思いますが、市区町村で若干の違いがあるにせよ、各候補者に対する投票行動は市区町村でそんなに異なることはないという実態を考慮すれば、寄与率を左右する決定的な要因は市区町村毎の投票数です。有権者が多いの区の寄与率が高いのも当然のことです。グラフの微妙な差は、市区町村毎の候補者に対する支持の差でしかありません。
このような前提がありますので、同じ支持基盤を持つ候補者であれば、寄与率の相関係数は限りなく1に近付くことは自明なことで、これをもって不正選挙があったとは言えません。

ちなみに、舛添さんと日本共産党との比較は以下のようになります。相関係数は0.987です。


(クリックすると拡大できます)

元ネタの作者は結果として寄与率で猪瀬さんと舛添さんを比較してしまったわけです。


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選挙結果

2013-10-06 23:19:55 | 日記
結果、出ましたね。

 邑上さん  25,573
 木さん  14,203
 深田さん   7,164

元データはここにあります。


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投票に行こう!

2013-10-06 13:08:47 | 日記
いよいよ投票日ですね。
結果はどうなるかわかりませんが・・・

まだ投票していない皆さん
棄権しないでくださいね。


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最終評価 そして明日は投票日

2013-10-05 19:20:31 | 日記
「まだ暗い」と思ったら、6時を過ぎていました。よく寝たもんです。おかげで随分楽になりました。

明日はいよいよ投票日ですが、最後に、武蔵野市の選挙公報をチェックしてみました。
でも、内容的には法定ビラ等で既知のもので、新しい材料はありません。

ですので、ここで最終的な邑上さん、木崎さん、深田さんの政策全体を100点満点で評価します。

邑上さん 40点
木崎さん 全く評価に値しない、市長になってほしくない
深田さん 60点

邑上さん、僕にとって許し難いことを実績として自画自賛しています。ですので、これまでの実績を加味したとしても、せいぜい40点。個人的には本当に許し難いので、0点にしたいところです。御自慢の地域防災計画も役人の作文。最悪の事態を想定していない。危機管理としては失格です。ダメですね。

木崎さんは問題外なのでスルーします。

深田さんはここで詳細に書いたつもりです。

結局、深田さんだけがかろうじて合格、正直、他の2者よりマシ、ということでベストではありません。ですが、他の2者にない可能性を評価したいと思います。女性候補であることも、大きな判断材料になります。

ベストな候補者がいないから棄権する、などと言う屁理屈は使いたくありません。政治家は市民が育てるものでもあります。その可能性を信じたいと思います。


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僕が深田さんを評価するに至った理由

2013-10-04 23:22:13 | 日記
何故僕が深田さんを評価するのか、という御質問がありました。公開討論会を踏まえて深田さんに高得点を付けた結果でもありますが、ここで、僕が深田さんを評価するに至った理由を書き記したいと思います。

深田さんのWebサイトの政策・ヴィジョンに記載されている政策群は相変わらずゴチャゴチャしています。以前、ここで期待した簡潔でわかりやすい政策群への昇華は不発でした。何考えてるの?、的な安直、意味不明、あるいは思い付き的な記述も更新されていません。
また、法定ビラには[5つの重点プロジェクト]が記載されていますが、どうやら教育政策、環境施策、農業政策は[重点]ではないようです。故に、公開討論会時点より評価を下げざるを得ないのですが、それでも邑上さんより高く評価したいと思います(木崎さんは問題外)。

[公開討論会の印象]でも書きましたが、深田さんには

・20年後の武蔵野市に対するビジョン
・行政を時間軸でとらえていること
・住民サービス向上のためには行政に携わる人達のスキルアップが重要であること

という邑上さん、木崎さんにはない発想があります。
また、感傷的な話になるかもしれませんが、《いっぽいっぽ通信》第22号の裏面右下欄にあるメッセージ、これに期待したいと思います。ここに書かれているイメージを太い幹にして、Webサイトのゴチャゴチャした政策群を整理していけば、明確なメッセージとビジョンを持った政策にすることができます。そうした可能性が深田さんにはあると思います。

これはまだ書いていないことではありますが、深田さんが女性であること、これも大きな判断材料です。と言うのも、日本社会はまだまだ男性本位の社会です。当然、社会の半分は女性で構成されていますが、組織の重要ポストはほとんどが男性で占められています。いくら理解しようと努力しても、性が異なる以上、完全に理解することはできないでしょう。現実には、理解しようともしない男性が多いのではないでしょうか。民主主義は多数決で多数派の主張だけを実現すればいいものではありません。前にも触れましたが、社会的弱者、マイノリティー、障害を持つ人等々、こうした人達を包摂して、始めて機能するものだと思います。女性も然り、男女雇用機会均等とか女性の社会参画とか、こういう言葉が存在すること自体、日本の社会が男女不平等で女性が社会参画しずらい社会であることの証です。深田さんには女性としての立場から、こうした前近代的な状況を打破してもらいたい、そう思います。

政治家は結果が全てです。《いっぽいっぽ通信》第22号に書いたメッセージを実現させたいが故に立候補したのでしょうから、それに向かい全力で進んでもらいたいのです。

僕達も、誰が当選するにせよ、選挙終われば後は政治と行政に丸投げして、何かあれば他人事のように政治が悪い、役人がけしからんとか、そんな愚痴を垂れるだけの愚かな存在ではなく、市政を支援し、ある時は監視し、共に歩んでいきたいと思います。


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追伸:医者から風邪をうつされるという冗談みたいなことになりました。早く治したいので、今日は寝ます。
   コメントへの御返事、明日の昼以降になるかもしれませんが、御容赦ください。

邑上さん、大丈夫ですか?

2013-10-03 21:27:27 | 日記
今までに邑上さんのビラが4種類きました。当初のビラの内容に関してはここで検討していますので、残り3枚のビラに関して検討したいと思います。

各ビラに書かれている政策群は、細かい表現の修正はあるものの、基本的に変更はありません。ただ、9月25日の公開討論会の結果を踏まえてか、脈絡なく追加された政策が複数見受けられます。個々の政策だけ見れば結構なものです。しかし、他の候補が何か言う度にポンポン新たな政策を追加するのでは、ただでさえビジョンが見えない邑上さんの政策が、一層わからなくなります。実際、どのような武蔵野を目指すのか、もう全くわかりません。

また、届いたビラの中には、他候補からの批判に対して回答しているものがありました。その中には、看過できない記載があるので、ここで詳細に検討します。

まず、「市役所職員数を5年間で117名削減」し、「人件費は約25億円減」とあります。これは職員を10%以上削減し、嘱託職員や臨時職員に置き換えたことを意味し、これにより削減された予算は4%程度です。これには、3つの大きな瑕疵があります。まず、行政が率先して労働者の非正規化を促進したことです。行き過ぎた非正規化による雇用者報酬の悪化がデフレの大きな原因であることは論を待ちません。デフレから脱却するためにも労働者の正規化が必要なこの時期に、行政が真逆のことをする。狂気です。また、行政行為は規則により為されますが、規則も森羅万象の全てを想定しているものではなく、中には規則だけでは判断に迷う時もあります。こうした時には、その規則の制定過程や上位法の趣旨に沿って判断する、いわゆる裁量行為をするわけですが、正規職員であれば自らの責任で裁量行為を為すことができても、嘱託職員に期待することはできません。これにより、救われるべき人が救われなくなる危険が生じます。行政能力の低下による市民サービスの劣化に繋がるのです。次に、武蔵野市地域防災計画には「災害時に嘱託職員を所属課の災害活動(所掌事務)に従事させる方向で必要な整備を進める」と明記されており、現時点で緊急時における嘱託職員の戦力化がなされていません。これで市民の安全を守れるのでしょうか。
このように、たかが4%程度の予算削減のために10%以上の職員を削減し、市民生活に重大な影響を及ぼしているにも関わらす、それを是とし自画自賛する。おかしいと思いませんか?

次に、市債が平成17年度の273億円から平成24年度には208億円に減少したとあります。これは公共事業が減少したこともありますが、バブル期の高金利時代に借り入れた起債の金利負担がほぼなくなったことも大きな要因です。金利負担が減少すれば、何もしなくても起債残高は減少します。決して邑上さんの財政運営のみでもたらされた結果ではありません。

地域防災計画も市域の多くの建物が倒壊し、大勢の市民が死傷し、商業電源の供給が全くないにも関わらず、市役所庁舎は無事で職員も全員が速やかに参集でき死傷者はなし、電力も確実に供給され機器の損壊もなく通信手段が確保されている前提で書かれています。まぁ、作文としては綺麗なのですが、所詮絵空事、実際には機能しないでしょう。その時には「想定外」と言うのでしょうか?

以上、長々となりましたが、最後の最後で邑上さんも馬脚を露わしたようです。


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ネガティブキャンペーン

2013-10-01 21:19:11 | 日記
今日は帰宅途中に図書館に寄り、読売、朝日、毎日の[武蔵野版]を見てきましした。
読売と朝日は「現市政への評価が争点になる」と書いていますが、果たしてそうでしょうか。

最近、現市政へのネガティブキャンペーンと目されるビラがまかれていました。「現市長の7大失政」、木崎さんのビラです。
正直、こういうの嫌なんですよね。以前、根拠も示さず学校給食を1食1000円とか言ってましたが、これ、武蔵野市の平成25年度(予算書)で調べたら、公的負担は1食560円程度でした。もっとも間接経費をどの範囲とするかでこの単価はブレますが、1000円なんて何を根拠にしているのか?こんなデタラメを言う人が新聞と連動したネガティブキャンペーンを行う。ホント嫌なものです。

新聞報道は、僕には各候補者の本質を見極めることなく枝葉の[単語]を取り上げ、それだけで武蔵野市の市長選挙が「争点がない」とか「現市政への評価が争点」とかいい加減なことを言っているようにしか思えません。
それに便乗したのか、あらかじめ示し合わせたのか知りませんが、ネガティブキャンペーンが始まる・・・

確かに次に繋げるためには評価をすることが不可欠ですが、評価をするだけなら、学者や評論家に言わせておけばいいのです。僕が聞きたいのは、未来の武蔵野をどのようにしたいのか、それもこれから数十年生きていかなければならない若い世代にとっての武蔵野のビジョンです。

根拠のない[評価]はデマと同じです。惑わされないように、十分注意したいものです。
新聞報道も同様です。

実は、以前、仕事の関係で記者クラブの内実を垣間見ることができました。概ね、勉強していません。大本営発表を垂れ流しているだけです。中には自分の足でコツコツと取材する記者さんもいましたが、大方は安易に行政が作成した資料を流すだけ・・・
このような人達が書いている新聞記事は要注意です。


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文中、[学校給食を1食1000円]と記しましたが、これ、1100円の間違いです。訂正します。  2013年10月3日