私の父は、66歳で亡くなりました。
現代では少し早いかなとも思います、私もあと数年で父の年齢に達します。
父は、兄を戦争でレイテで亡くし玉砕だから、遺骨ひとつもありません、届いたのは紙一枚だったようです。
おばあちゃんが、余りにもかわいそうとの事で、先祖の墓の隣に、慰霊碑をつくりました。
私は、お墓の仕事もしていましたので、約30年くらい前に自分で蓋らしき物を外し、中をみました。
中は、何もなく、小さな穴から、赤いカニが出たり入ったりしていました。
「何もないね」と家内と2人で、がっかりしました。
道具を持っていかなかったし、昔の石づくりだから、蓋も、なかなかきれいに戻らず雨も降っていたのでかなり手こずりました。
もう少しで蓋が納まりそうになった時、手が滑って蓋石30kくらいかな〜
手前に倒れてきて、とっさに私は両手を離したのですが、左手小指が石の下敷きになり、「あっ!」と指を抜いたのですが、雨と血でどうなっているかわからず、泣きじゃくる家内がタオルで濡れた左手を拭いてくれました。
私は、もう小指がぐちゃぐちゃになったなと思いましたが、なんと倒れてきた石のちょうどかけていたところに小指が入った感じで、すぐ近所の方が救急車を呼んでくださり病院へ行きました。
結果、小指が丁度石が欠けたところに入り、指先関節から爪までが、取れそうな状態で、おじいちゃん先生がこれまた素晴らしい先生で「まず、ドロなどを綺麗に流して、2本指に麻酔!
取れそうな指先を4針縫って」「はい終わり!関節もつぶれていなく、奇跡だね!」と「爪は生えてくるから!」と言われ、固定して、おわりました。感謝です、こんな先生今時いないような、神の手を持つブラックジャックおじいちゃん先生でした!
奇しくも、今日は、お墓の後に丹後半島に海水浴に行く予定でした、
とりあえず左手を固定してもらい、宿へ行きました。
夕方から、雨もひどくなり、明日は泳げないね!
と私が言うと「何!バカな事いってるの!」と家内は呆れていました。
二人で食事を「痛い」「痛い」と騒ぎながら窓の外の景色を眺めながら
家内が「今回は、おじさんが泳いだら危ないよっと、言いたくて、指の怪我も奇跡的に綺麗に、欠けた部分に、丁度入って、今では指先に薄く切れたあとがあるだけで、ヤクザと見間違われなくて、ほっとしています。あるんですね😓‼️
では、また次回に👋かっち
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