安心三つの条件

こころの安心・からだの安心・ろうごの安心

安心とは

2011-10-25 02:12:25 | 日記
以下の文章を読み、問題にこたえられますか
158×256 - 「慧可断臂図」雪舟(国宝、齊年寺蔵)
禅宗の開祖・天竺の達磨大師が厳寒の嵩山の少林寺において面壁座禅中ということを聞き、慧可という僧が再三に渡って達磨大師に面会を請うたが許されず、門前にてその日も雪の中を待ち続けた。
 振りしきる雪は、慧可の膝を越え夜が明け始めた頃、有様に気付いた達磨大師が声を懸け面談が許された。
 慧可が言うには、「大蔵經(一切經)も読み修行もして三学(戒律・禅定・智慧)にも通じました。
しかし、どうしてもこころに安心が得られません。どうか安心を教えて頂きたい」
 達磨大師は「お前のような軽薄な者に、このような一大事を教えられるかと!」一喝した。
 慧可は自ら左腕を切り落として「これでも軽薄と云われるか」と決意のほどを示したところ、達磨大師は、益々軽率なやつめとあざ笑いながら慧可に禅問答を仕掛けた。
 「お前はこころに安心がほしいと云ったな!それならば安心をやるから、こころをここに出してみよ。さすれば安心を入れてやる」
 「慧可、不可得」つまり「解りません」と答えたところ、ようやく入門を許されたという有名な禅機の一場面である。
 達磨大師のリアルにあらわされた面貌と一点を凝視する鋭いまなざしが画面全体に息苦しいまでの緊張感を生み出している。
   達磨尊 九年の行も 無になして
         まことのときは 南無の一声
(問題)
①達磨大師は、佛教修行を懸命に行なってきた慧可大師に何故軽薄だと罵ったのか!
②慧可大師が、臂から切り落とし、決意をみせたがそれでも動じなかったのは何故か!
③達磨大師が、禅問答を仕掛けた理由は!


2011/3/11にこの問題を掲載以来(210)日経過です。
訪問数は(3126)件です。3問題中1問正解者は()名です。
3問題中2問正解者は()名です。3問題中全問正解者は()名です。

   ヒントはこちら⇒http://www.katumirey.com/sub2.html