雲の上でひとりごと

究極の夢は雲の上で昼寝。

かぜ銀行

2006-12-26 | 日記

私は学生の頃、りぼん少女だった。

少女漫画が大好きで、今でもたまに読みたくなるのは一条ゆかりの『有閑倶楽部』だ。
有閑倶楽部の登場人物にはみんなあらゆるアルコールの名前がついている。
剣菱悠理、白鹿野梨子、菊正宗清四郎、美童グランマニエ・・・といった具合。
(ちなみに私は松竹梅魅録が好きで好きで・・・どうでもいいか。)
当時からそんな粋な名前をつけることが出来る作者の事を本当にすごいと思っていた。魅録の犬の名前だって「男前」と言う。すごい!粋だ!!
(もしかして、この頃にすでに私の酒豪の予兆が芽生えてアンテナが働いていたのかも。そこが昔から一番気に入ってるなんて。)

さて、りぼんと言えば、まだちびまる子ちゃんがアニメになっていない頃、
友達との間で真剣なくらいにはまって、新しい号が出る度にその話について帰り道に盛り上がったっけ。ともぞうの顔にひかれた縦の線とか、まる子の言葉とか
小さな何かを見つけてはそこから随分と話が広がったのでした。

まるちゃんの、ある回のなかで、『かぜ銀行があったらなぁ~』というお得意の妄想、というかつぶやきがされる場面がある。
嫌いな学校行事の時に、タイミングよく風邪をひいて休めたらなぁ、というもので、なかなかそうは上手くいかない現実の為に、まるちゃんは『かぜ銀行』があったなら普段は預けておいて、必要な時におろすのに・・・と発案する話だ。
私はよく、それを思い出すことがある。
まるちゃんのアイデアは、結局お母さんやお姉ちゃんから『そんな事言ってないで○○しなさいッ』と言われてしまう流れなのだけれど、のんびり体質の私は、
まるちゃんの数々の発想にやや頷いたり、賛同してしまうタイプなのだ。
あぁ、大人気ない、大人気ない。

もひとつ、りぼんと言ったら矢沢あい作品が大人気だけれど、
私の友達は『NANA』の大崎ナナに本当にそっくりだ。
それは中島美嘉よりも。色白の美人さんだし黒髪に黒しか着ない人。細くて華奢だし男言葉が板についている(笑)ピアスは開けまくりだし、出てしまえ!と思ったくらいだ。本人に言うと、非常に怒られるんだけれどあまりにハマり役なのでこっそり他薦したいくらいです。



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