やんばる漫歩

やんばるの森を中心に、その素晴らしき大自然の日々を綴ってゆきます。

さらなる飛翔♪

2011年11月28日 | やんばるの森
わがオヤジバンド、『てぃんがーら』(沖縄方言で「天の川」の意)。

昨日は2週間ぶりにフルメンバー(金城・與儀・高良・畠中)がうち揃い、
さらなる「発展形」を目指してセッションを楽しんだ♪

今回はまた、ひさびさに三線名人の光永くんも飛び入り参加してくれた。

彼の創作紙芝居の熱演や日中両国語で熱唱する名曲『朋友(ポンヨー)』を
美しい三線の調べにのせ、深まりゆく秋の夜長を彩り豊かな余韻で包み込ん
でくれた♪

音を。。。楽しむ。。。♪
音楽♪

なんと心豊かで、至福に満ち満ちた時なのだろう。。。

その歓喜(よろこび)の時を気の合う仲間たちと共有する。。。

なんて、素敵なことだろう。。。

ああ、

お・ん・が・く。。。♪

こころからありがとう。。

Over The Rainbow・・・♪

天(そら)高く翔べ。。。

虹の彼方へ。。。




やんばる路の秋。。。

2011年10月10日 | やんばるの森
涼やかで心地よい秋風に吹かれながら、

やんばる路をドライブしてみた。。。

すでに、ハゼノキの葉は紅葉をし始め、

サキシマフヨウの桃白色の可憐な花が

其処かしこに咲き誇っている。。。

抜けるような碧空には、

ピッ、クイ~ッ!

冬の渡り鳥・サシバ(ワシタカ科)が飛翔している。

夏場にぎわいだ海や川も

セイジャクを取り戻している。

ほっ。。。

ケーン、ケーン・・・

オオシマゼミの鳴き声もシュウエンを迎え、

こころなしかサビシイ。。。

時はめぐり来たる。

バンブツルテン。。。

森羅万象すべてが、

サイセイ、コウシンされ

季節は巡り来たる。

ああ、

美しきやんばる路よ。。。

永遠なれ!






10年来の。。。

2011年09月28日 | やんばるの森
早いもので、

大阪のリピーター・野本家とは、もう10年来のお付き合いをさせて頂いている。

そんな野本家も、今回のヤンバル行は、初の「夫婦旅行」となったようだ。

長女・真央ちゃんは大学生、長男・基平くんは高校生ラガーマンとして大活躍中で、今回は同行を断念せざるを得なかったようだ。

過去幾多の嵐や荒天下を、はたまた夜の森をホントによく探検したものだ。

もちろん、ヒヤリと肝をつぶすほどのハプニングも数限りなく・・・(笑)。

まさに、センユウといった間柄だろうか。

今回は、川歩きを中心にのんびりしながら四方山話に花が咲く。

とくに、ご主人がボランティアとして赴かれた東北の惨状は聴くに忍びないものが多々あったが。。。

そんな中にも、感動秘話もあり、あらためて人間の素晴らしさを教えてもらった気がする。。。

昨年も一緒にUFOを目撃した仲だが、

今回も、また不思議な飛行物体を・・・(笑+汗)。

とまれ、

いつもお会いするたびにゲンキを頂く、野本さんご夫妻である。

あらためて、

こころから感謝!!!

クウチュウヒコウ・・・

楽しみにしていてくださいね。。。(笑)。

合掌。






秋の研修会

2011年09月19日 | やんばるの森
先週末2日間は「『沖縄県博物館協会』秋の研修会」が

糸満市内にある「ひめゆり資料館」で開催された。

「ひめゆり学徒」として、実際に凄惨な体験をされた館長の講話には

胸つぶれる想いで耳を傾け、壮絶な最期を遂げた女学生たちの散華した

ガマ(洞窟)や海岸も視察した。

もう、こうした悲劇は二度と繰り返してはならない。

あらためて「平和」の尊さをかみしめる。

そして、世界中がこのコトの大切さを知ってほしい。。。

No More Okinawa!

No More Hiroshima & Nagasaki!

And

No More War In The World On The Earth!

可憐な乙女たちの如く黄色い花を咲かせた相思樹の並木道を

学び舎に向かう女学生たち。。。

彼女らの美しい歌声がいまも聴こえてくる。。。

合掌。






八月十五夜

2011年09月14日 | やんばるの森
旧暦・八月十五夜。

文字通りの、美しい「中秋の名月」が顔をみせてくれた。

当地では、各地で盛大な「観月会」が開催された。

ちょうど、毎夏、川歩きを楽しんでいる子供たちの住む

金武町並里区公民館での催しに、声掛けして頂いていたコトもあり、

久々に出掛けてみた。

夏休み前から、毎週ボランティアで、

棒術や学習指導に通っていた経緯もあり、

子供たちの成長ぶりを

ひと目観てみたかった。。。

スゴイ!

サスガだ!

やんばるの森や海で無心に遊んでいる子供たちとはまた異なる、

真剣な眼差しに「頼もしさ」すら感じる。

「若い芽」がドンドン成長してゆく。。。

思わず、嬉しさで胸がイッパイになる。

そして、

目頭から熱いものが。。。

もっと、もっと、大きくなれ!

そして、

幾多のカベを乗り越えて、

大きく羽ばたけ!

ほら、

未来はキミたちのモノだよ!






ユカイな仲間たち

2011年09月09日 | やんばるの森
心身ともに疲れ、癒されたいとき、

ボクにとっては、やんばるの森がイチバンだが、

その一方で、中南部にも負けず劣らずの

『ヒーリングプレイス』がある。

そうした中のひとつで、

「この子たち」と出遭った。

「テンネンそのもの」の笑顔がじつにイイ。。。

コワモテのお面相をトリツクロッテも、

どこか「間が抜けている」トコロがコレまた

ナントもカワユイのである。。。(笑)。

はははは。。

ハハハハ。。

。。。。。。。




白砂の島で想うこと。。。

2011年09月05日 | やんばるの森
週末は、台風12号の「返し風」の影響で南の島の海も荒れ模様となった。。。

そこで、ツアーコースも変更となり、この2日間は連続で白砂の美しい無人島へカヤッキングを楽しんだ。

いまや大人気となった『青の洞窟』とは異なり、「ヒトゴミ」に悩まされないのが何にも増してイイ。

個人的には、トクダンの魅力も感じないドウクツに、どうしてああも大騒ぎするのかホントに不思議だ。

モトモトがヒネクレモノのボクだが、「審美眼」だけは誰にも負けないツモリでいる。

そのムカシ、ボクがリゾートホテルでこの仕事を立ち上げたばかりの頃、この無人島と周辺海域の島々をツーリングするカヤックコースを初企画し、大成功を収めた経緯がある。

マスコミにも注目され、テレビやラジオ、そして有名旅行雑誌にも取り上げられ、有頂天になった時期がボクにもあった。。。(冷汗)。

気をよくしたホテル側は、さらなる収益を期待し、コースもカクダンに増大。

それが、ボクがこよなく愛するヤンバルの森にも「飛び火」してしまった。。。

さらなるマスコミの取材攻勢にほくそ笑む。。。

これこそが大きなゴサン、陥穽(かんせい)だった!

なんたる失態!

もう、あとのマツリである。。。(涙)。

もう、これ以上、「愛する『やんばるの森』を傷つけたくない・・・」。

ボクは、ひとり静かにホテルを去った。。。

でも、

マスコミの加勢を受け、『燎原之火』の如く燃え広がったエコツーリズムの火勢は
もう止められない。。。

ああ、

なんという失態。。。

「餌付け」して、生態系を壊しても、まだ平気でいられる無神経なニンゲンたち。。。

『青の洞窟』やこの無人島に上陸するたび、「餌付けヤンバルクイナ」までが棲むようになってしまった、やんばるの森とリンクさせながらザンゲし、長嘆息する日々である。

。。。。。。。。。

ありがとう!

ボクの愛するやんばるの森よ。。。

そして、

どこまでも美しい沖縄の海たちよ。。。

いついつまでも・・・

永遠(とわ)に、

生き永らえていてね。。。



世界初の。。。

2011年08月27日 | やんばるの森
ここは、『やんばる海水揚水発電所』。

高く汲み上げた海水を「落差」を利用して発電するという、

世界的にも珍しい、画期的な発電所だ。

海水を利用するものとしては、「世界初」、「世界唯一」である。

真水を利用する「淡水揚水発電所」は、既存のダムなどを利用できるので、
国内でも決して珍しいものではないようだ。

しかし、

海水利用となると、なんといっても「サビ」という避けられない「難題」に
直面するために、素材の選定や機械のメンテナンスがタイヘンらしい。

それで、

まだ「2番目」が誕生しない、というヒニクな見方もあるようだ。

ちなみに、

今年も、地元子どもたちと一緒に恒例の見学をさせて頂いた。

いつも変わらぬ笑顔で迎えてくださり、懇切丁寧な案内をしてくださる
『J-Power』の職員のみなさま。。。

こころよりお礼申し上げます。

ありがとうございました!






復活!

2011年08月12日 | やんばるの森
非常に強い台風9号は、、

4日間にもわたり吹き荒れた。。。

でも、

そのおかげで、

やんばるの森には、

待望の水と腐葉土となる枝葉がいっぱい。。。

そして、

ダム湖の水も「満水」状態に。。。

日頃、カヌーツアーを挙行している湖もニコニコ。。。。

枯れていた滝も復活した。

なにより、なにより。。。

あらためて、

台風は自然界にとっては、恵みの雨風・・・
「共存共栄」しているコトを実感する。。。

ケ、ケ、ケ、ケッ・・・

ヤンバルクイナも歓喜(よろこ)んでいる。






ある日の『やんばる学びの森』

2011年08月06日 | やんばるの森
たまにはイイものだ。

トラックの荷台に揺られて、のんびりと。。。

この日、

「まち」からやって来た親子連れの移動に
(「公道」ではないのでネンノタメ!)

ひと役かってくれたのが、軽トラのピックアップ。

初の体験に、親子ともども大喜び!

不思議なコトに、

むしろ、大のオトナの方がハシャイデしまうからオモシロイ(笑)。

たまには、

こうしたワクワク感がジンセイには必要だ。

エラソウにしてる大人だって、

ムカシは、

レッキとした子供だっだんだから。。。








自然のキョウイとメグミ

2011年08月05日 | やんばるの森
きのう夜半から、沖縄本島地方は、台風9号が猛威をふるっている。

最近では珍しい、超ド級の規模に加え、「鈍足」ときているから始末がワルい。

本日昼過ぎから、さらに勢いを増し、夕方の今に至るまでの数時間は、まるで屋根が吹き飛んでしまうのでは、という位に益々調子に乗っている。。。(汗)。

過日も、川歩きの下見をした際、先の台風で崩落した崖と土砂で埋もれ、消失してしまった
淵と遭遇した。

モンスーン気候帯にある我が国は、台風や様々な自然の脅威とうまく折り合いながら、人も自然もその「営み」を続けてきた。

「災害」という言葉が使われ始めて久しいが、かつて、「農業国」だったわが国にとって、

台風こそは恵みの風雨でもあった。。。

もちろん、せっかくタワワに実った稲穂をなぎ倒し、収穫物の刈り入れをジャマするコトだって多々あったが。。。

秋に一斉に落葉しない照葉樹林の『やんばるの森』にとって、この台風こそは、「落葉」、「落枝」をふんだんに供給してくれ、「リター」を稼いでくれる、大切な雨風でもあることを、けっして忘れてはイケナイ。。

それにしても、ダム湖はカラカラ。。。。

Typhoonさんや~い!

どうか、

やんばるの森に

恵みの雨を。。。




南奔北走?

2011年08月01日 | やんばるの森
例年のコトだが、

今年は、とくに春先から「東奔西走」ならぬ、「南奔北走」している。。。(笑)。

夏場になり、その度合いはさらに増して。。。(汗)。

「南」では、お馴染みのカヤックガイド・『シーキャプテン』のツアーとして、通称『青の洞窟』へのカヤッキング&シュノーケリングとマングローブツアー、はたまた修学旅行体験プログラムなどの「助っ人」として。。。

「北」では、国頭村立・『やんばる学びの森』(『国頭ツーリズム協会』が受託運営)でのトレッキングや湖上カヌー体験、修学旅行生や一般対象のやんばるの森の自然観察などを請け負っている。

いまや、本業の『AsoBoツアー』の案内人としてよりも、各種「助っ人」としての「請負業」の方のヒンドが高くなってしまった感がツヨイいかも知れない。。。(笑)。

まさに、「出稼ぎ状態」の日々が続いている。。。(汗)。

ただ、いま同時並行して取り組んでいる、「こどもたちの育成」と「里山の復活」を希求する者として、ぜひライフワークとして精進したいと考えているトコロだ。

少しずつでも、

日進月歩できれば、

シアワセである。。。




『青の洞窟』ふたたび。。。

2011年07月27日 | やんばるの森
今夏から、もう「卒業」するよ、

と周辺に「宣言」していた『青の洞窟』だったが、

ココにきて、また「復活」。。。(笑)。

もちろん、「助っ人」ガイドとしてだが、

このトコロ足繁く日参するようになった。。。

きょうも、まずまずの天気のなか、

総勢20余名でのツアーとなった。。。








グラデーション

2011年07月21日 | やんばるの森
やんばるの森の

新緑のグラデーションは

まさに

Beyond Description、

筆舌に尽くせないほどの美しさ。。。

だけど、

それにマサルともオトラナイのが、

やはり、

この島の、

夏の

海と空の美しさであろう。。。

この島が、

この島らしく、

いちばん

キラキラ光り輝く季節。

それが、夏。。。

、

蒼、

藍、

碧。。。

いろんな「あお」がある。。。

それも、

み~んな、

この島ならではの、

美しく、

豊かな

自然が織りなす

「魔法のわざ」なのだ。。。

アタリマエのように、

くる年も、

くる年も、

ずう~っと、

この自然のリズムを

失わないでいてほしい。。。






『青の洞窟』カヤッキングツアー

2011年07月18日 | やんばるの森
ひさびさに眞栄田岬にある通称『青の洞窟』へのカヤッキングツアーを手伝った。

往復約5キロをシーカヤックで漕ぎ、シュノーケリングするものだ。

しかも、炎天下の「助っ人」とあっては、少々疲れもピークに。。。(笑+汗)。

とまれ、

抜けるような空と海のさが目に染みる、心地よい、印象的な2日間であった。。。