片方の耳がたれている秋田犬です。
お父さんと暮らしています。
母がオンちゃんのお散歩をしてくれた時に
お父さんじゃなくて女の人が
家の前から動かないジロウさんに
行くよーって言っていたそうで
母が女の人に尋ねると
その人はボランティアさんで
お父さんも高齢なので、
1年以上前からジロウさんは里親募集に出されていて
耳が聞こえず持病があるジロウさんに
里親さんがなかなか見つからない、という事情があったそうです。
なかなか動かないジロウさん。
ジロウさんはお父さんが良いのよね・・・
そんな話しを聞いたのが春先で、
ここ最近ずっと、
ジロウさんにもお父さんにも会えなくて
お散歩仲間に尋ねたら
ジロウさん、里親さんが見つかったって。
里親さんは先代の秋田犬とお別れしたばかりという
獣医さん夫婦だそうです。
ジロウさんが里親さんに引き取られ
84歳になるというお父さんも
今は入院してるとのこと。
そうか。
ジロウさんも良いご主人に引き取られて良かったし
お父さんもゆっくり入院できて良かったし
最高の結果なんだけど、
なんだけど、すごく寂しいです。
お父さんもジロウさんも
もっと寂しいよね。
2人の気持ちを考えると
ますます寂しくなります。
ジロウさんがいつも日向ぼっこしてた
お家の前を通るとき、
お父さんとジロウさんを探してしまいます。
