所長がいらっしゃいました。
かとうさん、所長を紹介するよ。
いつもメール等でお世話になっています。
子会社のアルバイトのかとうです。
あー、あなたがかとうさんですか。
と、ご挨拶した去りぎわに
かとうさん、
所長にコーヒーおねがいね。
さて、
わたしがコーヒーいれて良いものか？
親会社の女性もいれる素振りないし、
今までも
コーヒーをいれてもらってる会社の人を見たことないし。
子会社のバイトの私が
暗黙のルールかもしれない習慣を破って
割とめんどくさい前例を
作ってしまって良いものだろうか・・・
ということで
聞こえてなかったフリをしました。
年を取ると耳が遠くなると聞くけど
都合良く聞こえないフリを繰り返すうちに
都合の悪いことは聞こえなくなってくるのかもな、
と、思ったのでした。
