こんにちは くーちゃんです
GWは東京都美術館で開催中のデ・キリコ展をみに行って来ました
今回の展覧会までデ・キリコのことを実はあまりよく知らなかったのですが
何とも不思議な絵は「形而上学絵画」=メタフィジカルペインティングといわれていて
サルバドール・ダリやマグリットなどのシュールレアリズムの先駆者で
多くの芸術家に衝撃を与えました
今回のデ・キリコ展では初期の頃から90歳までの創作活動による
大規模な回顧展で多数の作品が展示されていました
謎の絵が多く異次元な迷路の世界に入り込んでしまった感覚になりました
私が一番好きだった作品は左下の「白鳥のいる神秘的な水浴」と
中央下の「オデュッセイウスの帰還」です
デ・キリコの描く世界は同じ空間に多次元が描かれていて
スピリチュアルな世界観と共通するものを感じられますね?
それではメタフィジカルとは一体何なのでしょう?
メタは高次とか超えるという意味を持ち
フィジカルは物質的なという意味を持ちます
日本語では形而上学のと訳されますが
精神など形がなく通常の物理現象を超えた
感覚的なことを意味するのかもしれませんね?
最初に入った展示室ではデ・キリコの肖像画が
たくさん展示されていてもしかするとデ・キリコさんは
宇宙人系のライトワーカーだったのかなあ〜という印象を受けました
そして描いている内容は
宇宙的な世界観にもとづく絵画なのかもしれないと
見始めたら少しずつ謎が解け始めるような気がしました