今日(23日)も、29日に行われる「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(長居)で、日本代表としてプレーする岡崎(シュツツガルト)と川島(リール)が帰国したとのニュース。
この試合で日本代表と対戦するJリーグ選抜「Jリーグ TEAM AS ONE」の監督を務めるのは現名古屋グランパスエイト監督のドラガン・ストイコビッチ。
ピクシーの愛称で人気の彼がどういった経緯から日本でプレーするに至ったか、また、彼の真の偉大さを知っている日本人は意外と少ないように思える。 木村元彦さんによって書かれたこの本を読むまで僕もその一人だった。
幼少期、レッドスターベオグラードでの活躍、その後、世界一になった翌年に2部リーグ落ちしたマルセイユを経て、日本へ。彼の輝かしい才能に常に影を落としたのは祖国旧ユーゴスラビアの悲劇。
日本で再びピクシーを覚醒させた名将ベンゲルとの出会い。
ピクシーの最後の国際舞台となったユーロ2000における監督ボクシチとの確執とそこで描かれるピクシーのJリーグへの思い。
ピクシーとベンゲルの日本への思い、ルーツは同じだと感じる。
そのピクシーが震災復興チャリティーマッチでJリーグ選抜の監督に。
このニュースを知って、僕は感動し涙した。