校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

一貫中学1年生 ~ 探究活動のお手伝い

2024年05月18日 05時38分48秒 | 日記

今週 木曜日の6時間目、総合学習の時間にコンコンと控えめなノックの音。ちょうど本科教頭の渡辺先生と八木橋先生と会議をしていたところです。「どうぞ」と声をかけると、そこには一貫中学1年生諸君の顔が並んでいました。この日も総合の時間で、探究活動をしているようです。5人は、SDGs17の項目の中で、教育の質向上についての研究をしていて「明星における教育の質を高める努力」について、質問を受けました。例によって、すぐに答えを教えるのではなく「どう思うかな?」の問いかけに始まります。渡辺先生と八木橋先生が、それぞれ施設のことや教育の内容、タブレットの活用であったり先生方の手塩にかける指導など、丁寧に説明していました。

続いて5分もしないうちに、次のグループが扉を叩きました。こんどの4人は「人や国の平等をなくそう」という目標です。やはり「どんなことを思いつくかな?」という問いかけに、女子のスラックスの問題や男女混合名簿のこと。さらに、現高2が学年を挙げて取り組んできたフェアトレードのことなど、盛りだくさんです。「フェアトレードって知ってる?」と渡辺先生が問いかけると「トレードは貿易で、フェアは公平だという意味ですから…公平な貿易ということでしょうか?」と、完璧な答えが返ってきました。いずれのグループにも「ぜひ自分でも考えてごらん」と課題を与えましたので、さてどのような調査をしているでしょうか。

この日のクラスの担任・池戸先生に聞くと、前回の「明星クイズ」「明星検定」のテーマは、すでにまとめた完成物ができているそうです。中家先生、清田先生のクラスの生徒の作品は写真を撮らせてもらいましたが、ぜひ自信の作品をまた見せてください。

※下の写真は元気に声をかけてきた、清田先生のクラスのこどもたち。

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