株の神様 Blog

資産150倍にした株式投資伝授します

投資家動向と今後の展開

2016-11-27 21:05:03 | 神様の一言
11月第2週、海外投資家4006億買い越し
第3週が4903億買い越しとなっております。対して個人投資家の現物.信用が2週間合計で8607億売り越し、投信が2536億売り越しとなりました。
私が驚いたのは、大統領選挙のあった第2週の外国人の売買において、現物が4000億に対して先物が1700億の買い越しであった点です。通常、相場の転換期においてスタート時点では空売りの買い戻しから始まるので先物の買い越しが顕著にでます。英EU離脱直後の時、外国人の先物は買い越しに対して、現物が売り越しとなっています。ところが、今回は外国人の売買において現物が先物の倍以上の買い越しとなったという事は、現物=中長期投資家、先物=短期投資家から考察すると、つまり私が以前にも伝えましたが、今回の大統領選挙のトランプ勝利により起こした世界の相場の転換を予想して準備がなされていた投資家筋がいて、買いをいれ、中期上昇トレンドの発生となったという事実が判明したという事ではないかと思います。
そして、シカゴ投機筋の日経平均先物の買いポジションをみると大統領選挙後1週間経った15日時点においても全く増やしておらず、2012年10月時点以来の5000万枚割れと、短期筋の投機筋の買いが入っていない事がわかり、あくまで外国人の買いは中長期投資家の買いが中心であるという事です。
さらに、日経平均先物の野村証券の買いポジション〔日経平均レバレッジ〕が、今回の上昇により大幅に減少し、ほとんどなくなり、この点からも日本の短期筋の買いポジションまでも、なくなっております。
なおかつ、日本証券金融の貸株残〔空売り〕が増え、融資残はほとんど増えず、銀行株の信用倍率が6年ぶりの低下となっている点からも日本の個人投資家は空売りで売り上がり、買いは増やしいないのが現状ですね。
つまり、今回の11日間の上昇の間、外国人も日本人も短期投資家筋は売り越しし、買いポジションはほとんどなくなっており、買いの主体は、外国人の中長期投資家であり、すぐに売りがでない訳で、上昇すればするほど、短期筋は持たざるリスクを感じているという事実があるのです。
ちなみにアメリカ市場も同じ現象が起きており、シカゴ投機筋の買いポジションは、今回の上昇局面において大幅に減少させており、買い主体は、ミューチュアルファンドなどの投信の資金であり選挙後1週間で230億ドル買い越しとなっているようです。
最後にドル円ですが、すでに113円台になっていますが、あまりのスピードの速さに当然、株式市場と同様の需給現象になっていると思いますが、2013年からの円安は日銀がつくり、今回の円安はアメリカ〔FRB〕がつくった円安である点から、想定すると簡単には円高トレンドは生まれないという結論に至ります。

結論 今回の上昇波動は短期で終わらないし、中期上昇波動の発生となりました。
スピードの速さにより短期調整があっても大きな局面の変化がない限り、短期筋の買いにより、調整期間は短く浅くなるという事になると思います。

銀行株

2016-11-18 19:58:31 | 神様の一言
皆さんもご存知の通り、トランプの今後の政策期待と、財政悪化懸念によりアメリカ国債の金利上昇が進み、米ドル高が発生し、ドル売りポジションの平均値が105円50銭でしたので、踏み上げがはいり、いっきに110円台となりました。
当然、日経平均も18000円まで駆け上がりましたね。空売りと踏み上げを巻き込みながら…

久しぶりの金融株の上昇に、短期筋は空売りをし今週一週間で銀行株の信用売り残はかなり増加したと思います。一方、買方は利食いが早くほとんど信用買い残は増加してないと思います。弱気の上げと指数の上昇のスピードが早すぎるので当然調整が入ると投資家が考えるのは当たり前のことです。
ただし、一番気をつけなくてはいけないのは、銀行株の初動の上昇で空売りをするのは、とても危険なことなんです。株価の上昇のスピードが早いのは、それだけ投資家の大半が、この相場の変化に備えた準備をしていなかったからなんです。
今回の大統領選挙というイベントの後に起きる流れの変化に対策をしていなかった為に、慌てて投資家が対応した為に起きた相場の変動だからスピードが早すぎて、なおかつ今回の流れの変化は相当大きなものになる可能性が高いということなんです。
そしてドル円と、日経平均の中期上昇トレンドの発生となっていくと思います。
私は、トランプの勝利と相場の転換を仕掛けた人達がいると思い込んでいますので、当然短期調整はあると思いますが、初動で銀行株の上昇が目立つ時の相場は、とても強く、そして高く、なる可能性があるということは、過去の相場が物語っています。

五年ぶりの…

2016-11-14 00:48:02 | 神様の一言
前回、思わずコメントを投稿したのですが東北地震以来の五年ぶりだったんですね。
時間が経つのは早いなぁ…
せっかくなので、これから少しずつ、私が今感じている事を書き記していこうかと、思っています。あくまでも私の相場観なので、参考程度にして頂けれぱと。。。

私が市況を判断する時、市場の需給状況を確認する上で、信用買残・裁定買残が重要だと考えています。
まず、現在の裁定買残についてですが、11月第1週現在9664億となっています。今回の裁定残の1兆円割れは、2016年6月第4週の8803億から、20週目になります。

裁定残が、1兆円割れは相場の安値圏で、でる現象であり、ここ10年遡ってみると、
2008年11月第1週の9706億、当時の日経平均は8576円、29週間にわたりました。

次に、2011年8月第4週の9664億、日経平均は8955円、7週間。
次に、2011年12月第2週の8572億、日経平均は、8401円、6週間。

2008年は、サブプライムショック後の最終局面、2011年は円高の最終局面で、その後アベノミクス相場の入り口となり、長期上昇トレンドのスタートとなりましたね。

過去3回は、日経平均が9000円割れからの現象でしたが、今回の今年6月は15684円からの裁定残1兆円割れとなっており、当時私は、ここから日経平均が15000円を割れて、どんどん下落していく相場はないだろうと考えていました。
つまり、裁定残から判断すると、現状の日経平均に対して売りはあり得なく、ある程度の上昇局面の発生は、時間の問題だったと言うことであり、それが残念ながらトランプの勝利により始まったと考えるべきだという結論が出て来たという事です。
それも、過去の裁定残1兆円割れが8000円台で、そこからの上昇だったのに対して、今回は、日経平均が15000円台からの現象であり、ここからのスタートと考えると、ここ10年の日経平均の高値は超えてくると考えるのが自然ではないかという事です。

これは、あくまでも裁定残だけで判断するという事になりますが、先週の金融株の出来高をみていると、確信に変わりつつあるのも事実です。
今日は、ここまでにしときます。

Donald John Trump

2016-11-10 20:14:50 | 神様の一言
昨日は、さすがに納得がいかないので、久しぶりにブログにコメントさせて頂きます。
トランプが大統領になったのは、正直驚きだったのですが、、、問題なのはFBIのコーミー長官が投票日の11日前に、上官である司法省のリンチ長官の反対を無視してクリントンのメール問題について新たに捜査すると公表したにも関わらず、5日になって臨時会見を開き米FBIがクリントンを訴追求めずと発表した件です。当然、株価は乱高下した訳ですが、まずコーミー長官は、現在、無党派と主張してますが、ブッシュ政権時には司法副長官を務め共和党だった訳で、なおかつクリントン家と対立した過去もあり、投票日前にあえてメール問題を公表する理由は分かります。では、なぜ投票が終わってないにも関わらず5日にクリントンに有利な訴追しないという発表をしたのでしょうか?
確かFBIは4万通のメールを調査するのに1年以上かかったはずなのに、今回新たに見つかった3万通のメールの調査を一週間もかからずでき、シロと判定したなんて、あまりにも出来レースすぎておかしいと思ってしまいましたが、今日わかりました。
ここからは、私の妄想ですが、コーミー長官は5日の時点で、トランプが大統領選挙で勝つ可能性が高いことをすでに分かっていて、メール問題でクリントン有利の発表をしたところで大勢に影響が出ない事を確信していたという事。事前報道ではクリントン有利の発表していたにも関わらずトランプの圧勝。そして、日本時間の投票開票日のアメリカの先物が急落、101円までのドル急落により日経平均の1000円を超える急落を誘ったにも関わらず、夕方には日経先物が500円上昇し、NYダウはプラスでスタートし、為替も104円後半まで戻るなんて、おかしいと思いませんか?
つまり、トランプの圧勝を分かっていた人達がいて、一般投資家を振り回し利益を上げている人達が介在していると、私は確信した訳で納得がいかないと思い、久しぶりに熱くなってコメントしている次第です。
もし、この私の理論が正しかったとすれば、きっと先物や為替の手口に足跡が残ってるんじゃないかなぁ…

株式評論家はトランプが大統領になった以上、世界的に不透明要素が高まり、円高になって株価は当面上がらないと言っている意見が多いようですが、私の妄想が正しければ、日本の株は今日の投げにより弾みがついて、目先底打ちし、また上昇に転ずるという事になります。
ちなみに私が今一番注目しているのは、ビットコインです。ぜひチャートと出来高を見て下さい。
ですから投資妙味があるのは、仮想通貨関連となります。6172 メタップスが増し担保規制が外れ注目です。
あとはロシア関連です。
12月15日に、プーチンが山口県で安倍首相と会談が予定されており、北方領土2島返還と日本の経済協力なんて話が出て、ロシア関連が盛り上がるとか…

余談ですが、私は、今、引っ越して埼玉県に来ています。 名古屋と比べると夏は過し易いんですが、冬は寒いです。
皆さん体調には気をつけて、相場と戦い勝って下さいね。