株の神様 Blog

資産150倍にした株式投資伝授します

ラストリゾート

2008-10-27 11:05:43 | 神様の一言
この、2日間為替市場のことをずっと考えておりました。
先週金曜日、ユーロが113円台、米ドルが90円まで突入していく状況を見ながら落胆しておりました。
これは、円ドルに関しては1995年以来のことです。当時は急速な為替変動に断固対処すると日本政府が100円台から何度も円売り介入したことを思い出します。
ところが今回、一度もそういった動きは全く見られません。日本の企業が追い込まれ、日本の投資家が追い込まれているにもかかわらず・・・。
日本の株式市場も世界で一番下落しております。私の結論は、日本は世界のラストリゾートだったのです。つまり、サブプライムローン問題を発端に米欧の金融機関が一番の資金不足に陥りました。国内は勿論のこと、海外投資しているものを回収に走ります。ところが、新興国をはじめ、各国の通貨が換金による暴落がおきました。唯一、円だけが急騰してくれました。ヨーロッパ勢からみれば169円から110円台へとなり、株式の値下がり分を充分に補う円高がおきている訳です。資金不足に陥っている企業からみれば、世界で一番換金しやすい市場になった訳です。
これは、世界協調利下げをおこなった時に、日本が参加しなかったこと(たとえ0.1%利下げならできたはず・・・)時にこのシナリオはできていたのではないか?サブプライムローン問題の直接の影響が一番小さかった先進国であり、世界で時価総額が2番目の市場だった為に利用されたと思われます。日本政府は世界を助ける為に日本の企業、投資家を犠牲にした訳です。
これは、あくまで私の見解ですが・・・。ということは相場の反転のポイントは為替市場が鍵を握っていると思われます。かなり、海外投資家の換金売りは進んでいると思われます。この円高が収まったところが株の反転ポイントになるでしょう。それは値動きでわかるか、日本政府が介入に動くか、もしくは日銀が利下げをおこなうか、明確な形で市場に伝わってくるでしょう。ここは買い続けるしかないというのが私の結論です。共に頑張りましょう。

応援宜しくです。・・・ 

1 コメント

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Unknown (maki)
2008-10-27 19:07:47
利下げも介入も解決にならない気がします。
アメリカがやってる処方箋も・・・
日本はバブル崩壊から立ち直ったって言うのも間違いで給与も消費も騰がっていなかった。
低金利の日本からお金が海外へ出て、日本のものを買う資金にされた。
それだけだと思っています。
じゃあ、2003の反転は・・・
私は小泉政治は、落ちるとこまで落とせば反転する。
ってことを実行しただけだと思っていました。
日経3万からのバブル崩壊から途中ITプチバブルはあったけれど、7千つけて落ちきったと思っています。
一番の特効薬は時価会計の廃止です。
時価会計は、相場は正しいという間違った理屈に支えられていると思います。
相場は常に間違っているというのが真実です。
また、相場は正しいところに戻ろうとするが、
必ず正しいところでは止まらない、というのも真実。

アメリカからのグローバルスタンダードの世界への押し付けに踊った罰です。

出資したのが50円額面で株価が500円なのに簿価で利益を計上しないのはおかしい?ですか。
それで良いんです。
会社の価値が一月で倍半分になる事が正しい?
今は資本主義と自由主義を履き違えたこと
それの訂正作業です。
でもうまくいくのかな。
うまく行って欲しいです。
目先の金利や資金投入は中期的に危ない。
円キャリーみたいに戻すの容易でないです。
ジャブジャブのツケが数年後世界に来ます。

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