スマホで描いた諸々

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資源の活用について

2022-09-25 22:50:03 | 日記
○タイフーンパイン(Typhoonpine)

 8ビット画で様々なロボットを描いてNFTアートとしてマーケットに出品しているうちの一つです。

 見ての通りパイナップル型の胴体に頭は葉っぱになっていて、葉っぱがヘリコプターのようにぐるぐる回って空高く上がり、空の上で強力な風や雨雲を発生させる、人工台風発生機みたいな設定です。

台風とパイナップルに何の関係があるんだ?
まあ、直接的には無いんですけどね、なんかそういうイメージでできちゃったので仕方ありません。

 秋になって、私の住んでいる地方にも台風がやって来てものすごい風と雨が来ました。
全国レベルでは、台風のせいで家が壊れてしまったり水浸しになったり、畑や田んぼがやられてしまったりと、被害にあわれた方々もいらっしゃってお見舞い申し上げます。

 しかし、台風ってすごいエネルギーですよ。
風の力と雨水の量…しかも無料!(当たり前だ!)…無料なのに利用せずにタレ流しの状態です。もったいないと思うわけです。

うちのオンボロ自動車、しばらく洗って無くて泥だらけだったので激しい雨が降る中で洗剤かけてスポンジで洗いましたよ。水道代かかりませんもん。

ついでに自分も洗おうと、ベランダに垢すりタオルとボディシャンプー持って全裸で出ようかと思いましたけど、さすがにたまに人が通るのでやめました。
でもあの大量の雨水はただ流れてしまうだけではもったいない。

 風だって、風力発電があるくらいなんだから、プロペラを使って風を運動エネルギーから電気エネルギーに変換してバッテリーに充電できれば電気代が無料なわけです。
ただビュービュー吹いてて止むのを待つだけなのももったいない。

 台風の膨大なエネルギーを資源として利用できたらすごいと思うのですが、そんな研究は誰もしてないのですかね?
政府もそんな事にはお金を出したくないのかな?








 





心に残る仕事

2022-09-22 11:09:07 | 日記
○歌姫(Songstress)

 彼女を知ったきっかけは、たまたまつけていたFMラジオの番組でしゃべっていた事でした。

デビュー曲は美しく物悲しいメロディと、まだ初々しく少しぶっきらぼうで飾り気のない少年のような声が合わさった歌でした。

 彼女は次々とアルバムを出し、テレビに出始めました。
私はその歌と歌声のとりこになりました。
はじめてライブに行き、彼女が主演した映画も見に行きました。

彼女が、どんな生い立ちをしてきたかなど、どうでも良くて、ただ、その歌声と歌が好きでした。

 やがて彼女は、彼女自身が選んだのか、プロデュースする側がさせたのかはともかく、歌の傾向が変わり、歌い方も変わっていきました。

時は進み続け人も変わっていきます。
いつまでも同じものなどありません。
私は変化について行けずに彼女の歌から離れていきました。

 時は流れ、たまたま知った彼女の情報で、結婚して娘ができたが離婚した事や、目標を持って前向きに生きていると知り「元気でやっているな」と思いました。

やがて、更に時は流れて突然知ったのは、彼女が、大切にしていた小学生の娘を残して乳がんで命を落とした事でした。
「逝ってしまったのか…」と愕然とした事を覚えています。

 彼女は亡くなってしまったけれど、その歌声は残っています。
今でも好きだった頃の彼女の歌を聞くと当時の事を思い出したり、新しい発見ができたり、勇気をもらえたりします。
だからいなくなってはいないのだと思います。
彼女は「ロックシンガーに男も女も無い」と言っていましたが、それでも私にとっては大切な“歌姫”です。

 力強く素晴らしい歌声で多くの人を魅了する“歌姫”と呼ばれるシンガー達がいます。
まあ、男女同権の時代なので“歌姫”でも“歌王子”でもいいのですが、星の数ほどいる中で「この人の歌は特別!」と言えるシンガーが皆さんにもいらっしゃるかもしれません。

人それぞれに心に残る“歌姫”“歌王子”がいるように、人の心に何かを残せる仕事ができたらいいなと思っています。

















ビックリしよう!

2022-09-15 21:58:40 | 日記
○ビックリネズミ(Surprise mouse)

 またネズミのネタかよ!…すいません。
見ての通りのビックリしたネズミの図です。
何回か前にネズミの話はやったばかりなのでビックリの話で行きます。

 なぜネズミがビックリしているかと言うと思いもよらぬ事が起きたからビックリしているわけです。
ネズミじゃなくて人間でもビックリします。
「まさか!」ってやつです。
ビックリさせたい人の後ろからそっと近づいて「ワッ!」と叫ぶとビックリします。
(注・ビックリして心臓発作を起こす可能性があるのでやらないで下さい。)

 何が起きてもビックリしない人は過去も未来も現在も、何が起きるかお見通しの人だけです。神様仏様じゃあるまいし、そんな人はめったにいません。(いるかもしれないので断言はしません)

たぶんほとんどの人は、期待してたらはずれたり、何も無いと思ったら突然何かが起きたりして、思い通りにならない不自由さに笑ったり泣いたり悔しがったりの人生を送っているはずです。

 人間ある程度生きていると人生経験が積み上がって多少の事では驚かなくなるのですが、どうせ思いもよらぬ事が起きるなら、思い切りビックリした方が良いと思うのです。

試験を受けたらひどい点数…ビックリ!
宝くじを買ったらハズレだった…ビックリ!
古本屋に探してた本があった…ビックリ!
横道から突然自転車が飛び出した…ビックリ!
10円で買えたうまい棒が12円…ビックリ!
仕事の面接受けたら落とされた…ビックリ!
居酒屋に入ったらお通し代が500円…ビックリ!
爺ちゃんが小遣い1万円くれた…ビックリ!

 ゴルゴ13みたいに突然何があっても万全の備えをしてポーカーフェイスでいる奴と、突然良い事が起きても良くない事が起きても素直にビックリする奴と、どっちが人生楽しいだろう…と考えたらビックリする方という結論になりました。まあ、私の考えですよ。あくまで。

だって、そっちの方がわかりやすいし、良くない事で困ってしまっても周りの人が「しょうがねえな」って助けてくれそうだし。









 







 

 









命を救う

2022-09-12 11:58:34 | 日記
○メタルケルベロス(Metalcarberus)

 8ビット画で様々なロボットを書いてNFTアートマーケットに出品しているうちの1体です。
ギリシャ神話に出てくる地獄の頭3つの番犬ケルベロスを元にしました。
本家は尻尾が蛇なんですが、こっちは普通の尻尾にしてその代わり羽をつけて飛べるようにしちゃいました。

 犬はご主人様とともに生活し働いてきました。ギリシャ神話のケルベロスも地獄の王様ハデスに忠実で、地獄の入り口で、3つの頭が順番に眠って交代をしながら24時間番をしているそうです。怪物としては怖いですが番犬としては頼もしいやつです。
人間社会でも働き手として家族として多くの犬達が生活しています。

 しかし、普通に飼われているうちはいいですが、人間が飼いきれなくなった犬や、捨てられて野犬化した犬は行政機関が捕獲して一定期間保護したあと引き取り手がいないと殺処分されていまいます。猫も同様です。

すると「命を救う!」という立派な愛護団体が出て犬猫を引き取りシェルターで面倒を見て里親を探します。
ネットでも「次は僕の番だ」とか「殺処分ゼロ」とか広告を載せて寄付を募ってます。

 命を救うために引き取った以上エサをやらねばなりません。
犬は基本的には肉食動物です。
エサ(フード)の主成分は動物性タンパク質…牛や鶏、羊等の家畜動物の肉で、人間が食べる分を取った余りの部分だそうです。

家畜動物は寿命の途中で殺されて肉になるわけで、その一部を殺されないために引き取った犬猫に食わせているわけです。

すると、こっちの命が殺されないためには、あっちの命は殺されなければならない…という話になってしまいます。

 なんか「命を救う」とか立派な事は言わないで「犬猫だけ助ける」の方がいいような気がしますけど…どうなんですかね?




 

 

 



 

信用か、自由か、生き残りか

2022-09-09 11:22:16 | 日記
○キラーバット(Killerbat)

 8ビット画16☓16コマでいろいろなロボットを描いてNFTアートマーケットに出品しているうちの1体です。
コウモリ型ロボットで、巧みにヒラリヒラリと飛び回り敵の攻撃を避けながら光線や超音波で攻撃してくる…という設定で描きました。

 コウモリといえばイソップ童話の“卑怯なコウモリ”が有名です。
獣と鳥が争いをしていた時に、獣が優勢になると「僕は毛があるので獣の仲間だよ」と獣側に付き、鳥が優勢になると「僕は翼があるので鳥の仲間だよ」と鳥側に付いていたコウモリは、獣と鳥が和解すると両方から信用を失って暗い洞窟に住むようになったとさ…という話です。

 しかし考えてみれば、人生においては、対立する2つ(または複数)のグループにはさまれて、どちらかに属するか、どちらにも属さないか、あるいはどちらの機嫌も伺ってうまく立ち回るかの選択を迫られる場面が来るかもしれません。

どちらかに属すと属した方が勝てばいいですが負けた場合は共倒れになり、
どちらにも属さないと自由ではありますがどちらが勝っても冷遇されるかもしれず、
どちらの機嫌も伺ってその時その時で態度を変えているとやがて信用を失ってしまいます。

 コウモリは鋭い爪や牙があるわけでなく、すばしこく飛び回って虫を食ってる生き物です。どちらに属したとしても大した戦闘能力は無いので、なるべく戦いを避けるべく、情勢に合わせてどちらにもいい顔をするという方法を選んだのだと思います。
それを卑怯と言ってしまえばその通りですし、
結果的に両方から信用を失ってしまいましたがある意味弱者の生き残り戦略の一つです。

 どちらかのグループに属してグループと運命を共にする代わりに仲間として信用を得るか、
自由のためにどちらにも属さないと決めてどちらからも冷遇される道を選ぶか、
生き残りのためにいつでも有利な方に飛び込めるように立ち回るか、
どれにも良い結果も悪い結果もあり得ると思います。

 もしその選択を迫られる場面が来たとしたら、皆さんはどうしますか?