スマホで描いた諸々

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

戦うの?

2022-08-21 20:48:22 | 日記
○蟻と象 (An ant and an elephant)

 人生、できる事ならば争い事は無い方がいいですが、なかなかそうはいきません。
意見の違い、利益の取り合い、勢力争い、憎たらしいだの嫌いだの、正義だ悪だといろいろと理由や規模は違えど喧嘩の種は尽きません。

 意地だのメンツだのと戦う理由がそれほどたいしたものではないならば、喧嘩した場合と引き下がった場合のダメージを天秤にかけて、喧嘩せずに引き下がる事もあるのでしょう。
しかし、戦う理由が“大事な物を守るため”“大事な人を守るため”とかの、どうしても引き下がれない事になってくると命をかけてでも戦う方向へ向かってしまう場合もあります。

 その、どうしても戦わなければならない時に、自分は蟻1匹分の力しか無く、相手は山のような象の力だったらどうしますか?
どうしますかったって、踏みつぶされて終わり…かもしれませんが、それでも戦う事に意味があると心を決めて戦いますかね?
どうしても引き下がれない…のを撤回して、大事な何かをあきらめて逃げ出しますかね?
「だめだこりゃ、勝てっこ無い」と白旗上げてとっとと降参するって手もあります。

 人生一寸先は闇なので何があるかわかりません。気がついたら、ものすごく巨大な相手と喧嘩する事になっているかもしれないです。
さて、この絵の蟻はこの後どうなるでしょう?
あなたがこの蟻だったらどうしますかね?







 
 





腹いっぱい食いたい!

2022-08-20 13:58:52 | 日記
○モンスターピザ(Monster pizza)
 8ビットロボットシリーズの1体としてOpenSea に出品しているロボットの絵です。
頭のピザからチーズが伸びて敵に絡みついて固まり動けなくするチーズ攻撃が得意…という設定です。
 いろいろ好きな食べ物はいっぱいあるんですがピザも大好物です。特にチーズとベーコンが「これでもか!」と乗っているやつにタバスコかけて食らいつきたいですね。
飲み物はビールでもいいんですが、甘いコーラの方が合ってる気がします。
 チーズたっぷりピザにフライドチキンとかミートソーススパゲッティ、その他ごちそう諸々ををテーブルいっぱいに並べて片っ端からコーラで腹の中に送り込む。
腹がポンポコポンになるまでふくらんで「もう入らねー」ってなるまで食いまくる…いつか実現したい夢の一つです。

内なる毒

2022-08-17 21:51:15 | 日記
○怒り(Anger)
 ムチャクチャに腹が立って、怒髪天を衝くってくらい怒りまくった事ありますか?
怒りがいつまでたっても治まらないわけです。
怒りの相手や出来事が何度も何度も頭の中に再生されて、その度にまた怒りがわいてきます。
 そうなると他の事が手につかなくなります。
怒ってるわけですから相手が悪いと思っているわけで、何とか懲らしめてやりたいと思っているわけです。
時にそれは凶悪な事件にも発展して、中には大勢の犠牲者を出した挙句、自分も長い間刑務所暮らしになってしまうか、場合によっては絞首台行きになってしまう事もあります。
そこまで行かなくとも怒りに取りつかれていると、物事が正しく見られなくなったり判断を誤ったりしてどんどん悪い方へ悪い方へと進んでしまいます。
要するに怒りは自分にとっても毒なわけです。
 腹が立つ事に遭遇しても怒らずに落ち着いて冷静に対応できればいいのですが、怒りの炎は自動的に着火してメラメラ燃え上がってくるので、意識の力で鎮火しなくてはなりません。
人それぞれやり方は違うのでしょうが、私の場合は鏡を見ます。
怒りに支配されている自分の顔に向かって話しかけるわけです。
「おい、お前は何かに怒れるほど立派な人間か?」
「お前だって何度も何度も誰かを怒らせて来たよな」
そうやって静かに話しかけていくと怒りの炎は下火になってきます。しばらくするとまたメラメラと復活して来るので同じように鏡に向かって話しかけます。正式なアンガーマネージメントではなく、あくまで自己流です。




 
 
 
 
 





怒られた

2022-08-16 13:53:18 | 日記
○白いシャツの女
(A woman with a white shirt)
 休みの日の夕方、散歩がてらに同棲している彼女と歩いて近所のスーパーに買い物に行ったとしますよ。
いろいろ買って、夕焼け空の下、近くの川の堤防の道を帰るわけです。
 小腹がすいてきて何か食べたくなります。
1房100円のバナナが半額に値引きされていたので2つ買ったのを思い出して彼女に聞きます。
「腹へって…バナナ…食べていい?」
「えー?帰ったら夜ご飯作るよ」
「いやあ、ちょっとだけ…ね、ね、1本だけ」
バナナを出して袋を開けて、1本だけ皮をむいてほおばります。
ところどころ黒く熟しかけ、トロリとしたバナナの甘みが口から喉を流れていきます。
うまい…もう1本。2本目のバナナの皮をむいてほおばります。うーん…たまらん。
 3本目に手が伸びて皮をむこうとしました。
夕焼けの下、金色の光に包まれた堤防の道で、白いシャツを着た彼女の視線に気づきました。
「いいかげんにしなさい」
そんな目でした。
と、そんな感じで描いた絵です。
 




それでも命

2022-08-15 12:35:12 | 日記
○ヒュージコックローチ(Hugecockroach)
 8ビット画の縦横16✕16マスでいろいろなロボットを描いてNFTとしてOpenseaに出品している8bit robotシリーズの作品の一つです。
ヒュージ(Huge)は「巨大な」で、コックローチ(Cockroach)はゴキブリなので巨大ゴキブリって事です。大きな体ですばしこく動き回り攻撃したり逃げたりする設定です。
 部屋の衛生には気を使ってきれいにしているつもりなのですが、それでもたまに大型のゴキブリが出現します。今までも何度か出ました。
自分の部屋だけきれいにしても外から入ってくる事もあるので仕方ありません。
 あまり無駄な殺生はしたくないので虫が入って来ても可能な限り捕まえて外に放してやるのですが、ゴキブリはすばしこくて捕まえられません。捕獲に失敗すると行方がわからなくなって食べ物や食器に触れられないか心配です。
電気コードもかじるそうなので危険です。
仕方無く、見つけしだい駆除する事にしました。弱るまで殺虫スプレーを吹き付け、場合によっては台所洗剤をかけてトドメをさします。
 スプレーで弱ったゴキブリはひっくり返って手足や触角をバタバタさせます。
殺す側の自分は一つの命に毒を吹きかけ、殺される側のゴキブリは体を必死で動かして毒の苦しみと生き続けたい意思を表し、やがてその動きも弱って動かなくなっていきます。
 自分が人間として生きて様々な物事を見聞き経験して来たように、ゴキブリもゴキブリとして生きて積み重ねて来たものがあるのでしょう。それでも命は奪わなければなりません。
 哺乳類と昆虫。地球に生きてきた2つの命。
殺す側と殺される側。
殺す側の都合による“害虫”のレッテル。
たまたま出会ったために起きる命のやりとり。
せめて、殺す側として、動かなくなる最後まで看取ってやります。
…実は昨夜もあった事。