鴉霞日記。

ここは劇団鴉霞の団員達が順番に綴っていくリレーブログです。

今回のオチ

2010-02-24 23:54:41 | 江戸川崇
花粉の季節になるとエコ精神を忘れて森林破壊したくなる江戸川です、こんにちは。


さて、鴉霞は今、第15回公演『ミライは僕等の手の中』の稽古真っ最中なのですが、台本はまだ出来上がっておりません。

不本意ながらもいつものことではあるんですが・・。



そんな執筆状況を心配した団員みやがわが、一緒にストーリーを考えてくれる、と言い出しました。



そして、二人で話し合った結果、




『とにかくハチャメチャにして暗転。


結果、全てが一人の登場人物の夢だった・・』




という夢オチにしようという案が浮かびました。



僕みたいな作家や、演劇人にとっては『夢オチ』というのは一種のタブーみたいなところがあります。

なんというか、卑怯な感じがするというか・・。


なので、夢オチで終わる劇団とかって最近は無いと思うんですが、もう、そこを逆手にとって今後鴉霞は『夢オチ劇団』というスタイルを貫くのも楽でいいなぁ・・なんて考えてたら、再びみやがわが近寄って来て、教えてくれました。他の団員が言うには、



『人生で一度だけは夢オチは許される』




ということらしいです。



一度だけかぁ・・。


じゃあ、夢オチ劇団はそれこそ夢なのか・・。


果たして今回のラストはどうなるのか。


人生一度だけの夢オチがここに来るのか。



それは劇場で確認して下さい(笑)




明日は『全ては夢だった』で済ませるから、試しに次の舞台で脱いでみてくれないか、と交渉中の青木さんです。