俳句の作法をキチンと取り込んだ新しいカードゲームゲーム
カードゲーム、俳聖 春夏編で遊んでみました。もちろん秋冬編もある。
ゲームで俳句作り! て面白そうって。
カードが4種類入っていて、お題、季語、切れ字、助詞に分かれている。
俳句を書く短冊、説明書、投票用のチップ、点数早見表がセットになってる。
このゲームは「お題・助詞・季語・切れ字」の4種あるカードから一枚ずつ引いたものから俳句を作るというもの。
まずは、お題、季語、切れ字、助詞のカード、短冊をそれぞれ1枚ずつ、投票用チップを2枚配る。
「ビールなのに すっとこどっこい 去りけり」
あとは配られたカードのワードをもとに俳句を作っていく。
お題は1枚以上、季語はかならず使用する。
引いたお題では思いつかない場合、山札から新たに引いて追加することも可能。
(しかし使わなかったカード数に応じて減点になるので、引きすぎには注意。)
「飲んだのに またビールか すっとこどっこい」
俳句と言えば、松尾芭蕉と、ちびまる子ちゃんのおじいちゃんこと友蔵。「友蔵 心の俳句」好きだったなー。
最初はみんな、なかなか作れず難しさを感じたけど(友蔵 心の俳句のように詠みたいけど、出てこない)採点方式はやめて、自由にしたら、じゃんじゃん出る。個性が出たり面白かった。
慣れるまでは自由にした方が良いし楽しい。
辞書を使うものがいたり、意外と楽しめる。
同じお題のカードで、みんなそれぞれが作句するのも面白かった。
「アイスクリーム 買っても食べるの 日曜日なり」
「月曜日 溶けてもアイス 食べるなり」
季語とか言葉の勉強になるし、1~10人まで遊べる。
一人でも、みんなとでも楽しめるゲームだと思う。
芭蕉の俳句はキレイだと実感できる(笑)
スピード勝負で点数を稼いでも、じっくり考えて名句を目指すも良し、もちろんウケを狙うも良し。
俳句初心者の手習いツールに。
ゲーム感覚で俳句を詠む基本的な知識が身についていく。
基本的な季語や切れ字などの使い方、解りやすく17文字で詠む、余韻が感じられる句を詠む等、俳聖をお供にご自分なりの五七五を極めよう。
1人でも出来るから、手紙に添えても面白いかな。ノートや日記に書いても楽しそう。
ゲッティーズ