私の病気は左卵管ガン直腸浸潤!

ガン告知からストマ(人工肛門)閉鎖まで。あれから一年半。振り返ってみればいろいろあった…

セカンドオピニオン:こんなにも違う医師の見方

2016-10-14 14:06:10 | 闘病記
セカンドオピニオンまで1週間。家で穏やかに過ごす。
といっても…考えてもしょうがないことほど頭に浮かんでしまうもので、気が付けば(どうなる永久人工肛門…)と…
何にしても後悔だけはしたくなかったので、ダメ元だぁ~!って感じ(-_-)

当日、病院で待つこと1時間。
まるで合格発表を待つ受験生さながら、心はワサワサワサワサどうにも落ち着かない。
部屋に入る時は、まるで絞首刑の台にでも登るような気分…

医師は私が総合病院から持って来た画像を見て…
「ん~これなら~まず永久ってことはないと思うよ~」
「へっ!?へっ!?へっ!?!?!?!??!?」
私とダンナの目は一瞬点に…そして目の前がさ~っと開け明るくなった!\(^o^)/
話は早かった。持ち時間は30分だったけど、話は最初の5~10分で決まった!
転院!
医師の話では、まず手術→抗がん剤だろうとのこと。
最初に抗がん剤をやって、直腸に穴を開けたガン細胞が縮み、腸から細菌がお腹に散らばる危険を避けるため、とにかく最初に手術。
私の術式は

1:お腹の中をカメラで見て播種があれば、まず人工肛門を作る。そして抗がん剤、再度手術でガン本体を除去。人工肛門を閉じる手術。
2:お腹に播種がなければ、ガン本体を除去&人工肛門を作り、抗がん剤。人工肛門を閉じる手術。


ということに。
担当の医師に「そんなに人工肛門イヤ?私の患者さんで、閉じられるのに閉じない人が二人いるよ~」
にこやかにそう言われて、全身ガチガチに固まっていた私は脱力~(@_@)
なんだなんだなんだぁ~!?
総合病院では「手がつけられない状態です」と鬼気迫る顔で言われたけど、ガン研有明病院では、よくあるパターンね的な感じでヨユウ~!
患者って全身敏感なセンサーになっているから、医師の一挙手一投足を見逃さない。
全身でありとあらゆる情報を医師から読み取ろうとする。
その結果、私は、この病院なら信頼できる!任せた!私の身体!と一瞬で決めた!

暗闇にいた私に、一条の光が差した日だった。

<つづく>