くちびるに歌を
思いがけずすごくよかったです・・。
ストーリーは下記。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/350535/story/
アンジェラ・アキの 手紙 拝啓 十五の君へ
こちらから着想を得た小説を映画化したものです。
実は、古本屋さんで単行本を購入したものの、なんか、、つまらなくて、最後まで読めずに何度か寝落ちしてしまい、断念しました。
スミマセン。
映画は、大人が好きなピュアな青春ものなんだろうな~と期待しないで観たら、確かに大人が好きなピュアな青春ものなんだけど、どこにでもあるような話なのに痛切に痛々しくて、つらくて悲しい、でも、力強い話でした。
ストーリーは軸がふたつあり、ひとつはピアノが弾けなくなった天才ピアニストが、友人に産休中の代理で中学校の教師を頼まれる、ピアノが弾けなくなったとか、ベタですが、教師もまた問題を抱えることにより、より、悩み深い感じに。
そして中学生の女の子が合唱部で、生き生きと日々を過ごすのですが、映画の最初に、方言で友人と興奮気味に部活の話をしながら、早朝の海岸沿いを自転車で滑り降りるところなんかは島の景色の美しさとあいまって、いかにも幸せな女子中学生である、、、が、彼女の父親は蒸発していないのである・・。
もと天才ピアニストの教師役に新垣結衣。
私はガッキーが好きでも嫌いでもないです。多分多くの人がそうであるように、まあ、好きかな?という感じです。
好感度が高いのもわかるけど、決してはっと息をのむような(じょ、女優だ・・・)と圧倒されるような演技を見たことがなく、でもそのアイドルっぽい普通っぽいけど可愛い感じがいいんだろうな~なんて思ってたのですがこの映画では、始終ぶすっとしていてつっけんどんで上から目線の嫌な元ピアニストを演じているのです。
月並みな感想なんですが、かくしきれないオーラが漏れていて、(ガッキーに見えるけどガッキーっぽくないし、でもすごく可愛い人だな・・)とずっと気になっていたらガッキーでした。。やられた。
演技はうまいとは言えないけど、プライドが高く時間が止まっているいやな教師役、でも、きれいだし、共感もできる役を演じています。
中学生の演技がうますぎる・・。
ナズナ役 恒松祐里(つねまつゆり) 子役ですでに活躍の人だそうです、が、屋上で号泣するところなんて、完全にガッキーの印象を超えてしまいました・・。
以下ネタバレです
ナズナは、主役に近い中学生なのですが、合唱部の部長であり、歌や部活をとても大事にしてまっすぐに取り組んでいます・・。
が、彼女は幼い時に母親をなくし、父親は、女性とともに蒸発してしまう。
狭い島では、そのことは周知の事実であり、彼女は父から捨てられたという自尊心を傷つけられる事実を抱えながら、日々学校生活を送っています。
ところが、ある日、父がふらっと家に帰ってくる。
当然、家族を捨てた父を追い出してくれると思った期待に反し、祖父と祖母は父を歓迎する。そして、何もなかったようにふるまう父。
ナズナは、疑心暗鬼に父に近づきながらも、父と会話をし、打ち解け始める。
ところが、、翌日には、家のお金を盗み、また再び父は蒸発してしまう。
父に二度も捨てられたナズナは、折れてしまい、屋上で号泣。
ダメな親に捨てられたからといって、自分の価値になんの変わりもないはずなのだが、それが中学生だとか、子どもだったら、そんな風に思えないだろう、というのが、理屈じゃなく伝わってしまいました。
どこにでもありそうな、話なのに、印象的でした。
思いがけずすごくよかったです・・。
ストーリーは下記。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/350535/story/
アンジェラ・アキの 手紙 拝啓 十五の君へ
こちらから着想を得た小説を映画化したものです。
実は、古本屋さんで単行本を購入したものの、なんか、、つまらなくて、最後まで読めずに何度か寝落ちしてしまい、断念しました。
スミマセン。
映画は、大人が好きなピュアな青春ものなんだろうな~と期待しないで観たら、確かに大人が好きなピュアな青春ものなんだけど、どこにでもあるような話なのに痛切に痛々しくて、つらくて悲しい、でも、力強い話でした。
ストーリーは軸がふたつあり、ひとつはピアノが弾けなくなった天才ピアニストが、友人に産休中の代理で中学校の教師を頼まれる、ピアノが弾けなくなったとか、ベタですが、教師もまた問題を抱えることにより、より、悩み深い感じに。
そして中学生の女の子が合唱部で、生き生きと日々を過ごすのですが、映画の最初に、方言で友人と興奮気味に部活の話をしながら、早朝の海岸沿いを自転車で滑り降りるところなんかは島の景色の美しさとあいまって、いかにも幸せな女子中学生である、、、が、彼女の父親は蒸発していないのである・・。
もと天才ピアニストの教師役に新垣結衣。
私はガッキーが好きでも嫌いでもないです。多分多くの人がそうであるように、まあ、好きかな?という感じです。
好感度が高いのもわかるけど、決してはっと息をのむような(じょ、女優だ・・・)と圧倒されるような演技を見たことがなく、でもそのアイドルっぽい普通っぽいけど可愛い感じがいいんだろうな~なんて思ってたのですがこの映画では、始終ぶすっとしていてつっけんどんで上から目線の嫌な元ピアニストを演じているのです。
月並みな感想なんですが、かくしきれないオーラが漏れていて、(ガッキーに見えるけどガッキーっぽくないし、でもすごく可愛い人だな・・)とずっと気になっていたらガッキーでした。。やられた。
演技はうまいとは言えないけど、プライドが高く時間が止まっているいやな教師役、でも、きれいだし、共感もできる役を演じています。
中学生の演技がうますぎる・・。
ナズナ役 恒松祐里(つねまつゆり) 子役ですでに活躍の人だそうです、が、屋上で号泣するところなんて、完全にガッキーの印象を超えてしまいました・・。
以下ネタバレです
ナズナは、主役に近い中学生なのですが、合唱部の部長であり、歌や部活をとても大事にしてまっすぐに取り組んでいます・・。
が、彼女は幼い時に母親をなくし、父親は、女性とともに蒸発してしまう。
狭い島では、そのことは周知の事実であり、彼女は父から捨てられたという自尊心を傷つけられる事実を抱えながら、日々学校生活を送っています。
ところが、ある日、父がふらっと家に帰ってくる。
当然、家族を捨てた父を追い出してくれると思った期待に反し、祖父と祖母は父を歓迎する。そして、何もなかったようにふるまう父。
ナズナは、疑心暗鬼に父に近づきながらも、父と会話をし、打ち解け始める。
ところが、、翌日には、家のお金を盗み、また再び父は蒸発してしまう。
父に二度も捨てられたナズナは、折れてしまい、屋上で号泣。
ダメな親に捨てられたからといって、自分の価値になんの変わりもないはずなのだが、それが中学生だとか、子どもだったら、そんな風に思えないだろう、というのが、理屈じゃなく伝わってしまいました。
どこにでもありそうな、話なのに、印象的でした。