カンマネの安心したいブログ

椿山課長の七日間

西田敏行/伊東美咲/椿山課長の七日間 デラックス版
『デパートに勤務する椿山課長はバーゲンで大忙しの中、倒れて突然死してしまう。そんな椿山が目を覚ました場所は天国と地獄の中間に位置する“中陰役所”だった。ここでは「天国行き」か「地獄行き」かの審判を下されるのだが、自分の死に納得がいかず、かつ戻る事情があると判断された者は、3日間だけ現世に戻ることが許される。突然死した椿山は、現世への“逆送”を希望。戻ってきた椿山は正体を隠すため若い美女の姿になり…。』(goo 映画より引用)

昨日は久々にTSUTAYAへ。DVDレンタルなんて久しぶり。探偵物語(by松田優作)を借りようと思って行ったのに、なぜだかこれを借りてしまいました。こんなベタな邦画が私は好きみたいです。サイドバーのDVDリンクもこの手のB級邦画(製作者さんには失礼な表現ですが)が多いでしょ。

ちょっとでも映画がつまらないと、サウナ4時間後でぐったりした身体はすぐに夢の中に吸い込まれるんのですがしっかり最後まで寝ないで観られました。西田敏行は横高?の婦人服?の課長の設定。あんなメタボ体型じゃないけどだいぶ自分とダブルな。ストーリーは笑いあり泣かせありのエンタテインメント作品。でもちょっとは考えさせられました。テーマは「死」なんだけどそれが暗澹たる世界として描かれてはいない。やり残したことをやった後は現世に未練はありながらも潔く死を受け入れる姿勢。ただ映画だからやり残した事が出来たものの、映画じゃなきゃそのまま死んで行くのが現実。

この映画は後悔のないようにしっかり生きなさいってメッセージなんじゃなかろうかね。映画だから3日間の「逆送」が許されたけれど逆送されない現実を思ったら明日を明後日を充実した日にしましょうよと言うことなんじゃないのでしょうか。後半の西田敏行の家族間の暴露はストーリーとしては美しくなく感じたけれど、それは現実を自分がしっかり把握してないで死んでくのは問題だとのメッセージだと受け取ります。明日明後日死んでしまうかもしれないんだから、自分の周りに「逆送」して「重大な事実」を知らなくてはならない状況は、生きてるうちに全部自分で把握しとかなきゃいけないんですよ、きっと。知らないことも幸せだという意見もあろう。ただそれはなかったことに近い。死んでも知らないことは知らないことであり続けるべきです。

ただもし私なら「重大な事実」を知るために「逆送」は選びません。躊躇なくその場でボタンを押して「消滅」ですね。きっと私は「死」を恐怖とは思ってないんです。30年くらい前からね・・・・
でも仮によ仮に死ぬ前に3日間20歳代の女性の姿になれるんなら伊東美咲でも十分すぎるけど、ヒロスエがいいかな(って十分煩悩あるな)。

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今日はこんなのも観ちゃいました。R15でした。 


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