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冠野製作所

ギター、エフェクターについてつぶやいていきます。

矩形波 三角波 信号発生器

2024-07-13 12:32:46 | エフェクター製作
自作ミキサーの動作検証をするために、矩形波と三角波の信号発生器を作成しました。
オペアンプを使って、1kHz 1Vppの矩形波と三角波を同時に発生させます。
周波数、位相、振幅は、電源電圧や温度で変動するので、トリマーで調整できるようにします。
矩形波と三角波を同じ回路から生成しており、位相が同期します。
電源は、エフェクターとおなじDC9V(センターマイナス)です。
矩形波、三角波のDuty比は正確な50%ではありません。

設計書はこちら

https://1drv.ms/b/c/b6377466f45ecc9c/EU5aEOxHup1Gp2w2Tl6lTVABjImJb9HxCk4Q9w8B3rTy7g?e=kYu3KR

LTSpiceのファイル
https://1drv.ms/u/c/b6377466f45ecc9c/EbaZPzfblIlClbHLI4LMsWEBH7NzqY4zI8AJ28phEjN0uQ?e=Cl3of2

DIYLayoutCreatorのファイル
https://1drv.ms/u/c/b6377466f45ecc9c/EXJ2_7fswTVMl9JbqTk53OUBm0lF31wqZTVeWZ_GcL7UtA?e=hsKh9P

JunctionBox /w VU Meter(7step) 改

2024-05-28 23:29:05 | エフェクター製作
以前作成し投稿していた「JunctinoBox /w VU Meter(7Step)」に、信号の劣化対策としてバッファを追加しました。


バッファは単純なオペアンプのボルテージフォロワーです。
GuitarIn側には、バッファをON/OFFできるスイッチもつけました。スイッチは、シリコンハウス@日本橋で見つけた、かわいらしいシーソースイッチです。
スイッチON時は、バッファ出力になります。この場合、天面がIN、側面がOUTに固定されます。
スイッチOFF時は、TrueBypassですので、信号のIN/OUTは天面、側面どちらでもOKです。
なお、スイッチOFF時は、バッファ出力がVUメータへ行きます。バッファをつけることで、信号の分岐先の先の影響を抑えることができ
音質変化のすくないTrueBypassになります。
AmpOut側は、スイッチはなく常にTrueBypassで、バッファはへVUメータ用の信号分岐のためのものです。

これでいったん完成で、最近はエフェクターボードに常駐して使用しています。

設計資料はこちら

https://1drv.ms/b/c/b6377466f45ecc9c/EY_2Vqp70VRErJ29RB-JyfoBkBdG_ELchLQaM4L_RsfddA?e=pKUgVg

DIY Layout Creator で作成したArtWorkはこちら。

https://1drv.ms/u/c/b6377466f45ecc9c/EaVk7AkRondHiq3Y9kq9chEBSbA2BsWnPhwF9_OpTLnMlg?e=eaHuMk



IR2E15 datasheet

2024-02-19 21:28:21 | エフェクター製作
PeakHoldのできるVUメータ用IC IR2E15 (Sharp製) を、大阪日本橋デジットでみつけたので購入しました。
IR2E09同様、ネットにはdatasheetが見当たらなかったのですが、

谷岡電子LEDレベルメーター

があったので、何とかなるだろうと思ってましたが、いざ設計するとなると、抵抗値などの決め方が気になったので、シャープさんのHPから問い合わせしました。
すると、数分で回答メールをいただけました。ありがとうございました。>SHARP様

https://1drv.ms/b/c/b6377466f45ecc9c/EZzMXvRmdDcggLbYAAAAAAABRNWd6A8CoQhgeDdzjRKKwQ?e=yLgbwf

ブレッドボードに組んで動作確認しました。
LEDには、超高輝度タイプのものを使用したので、実際の輝度をみて抵抗値はだいぶ調整しました。
これから、基板AWや筐体の設計をしていきます。


Amazonで買った中華製LM3916

2024-02-10 12:27:10 | エフェクター製作
10StepのVUメータを作成するために、LM3916(VUスケール)が欲しいのですが、生産終了品なため、国内の電子部品屋さんには在庫がもうないようで、
しかたなくAmazonで大陸から調達しました。 5個入り1297円なので、1個約260円。結構高めなのですがしょうがないです。
ところが実際にブレッドボードで動作確認してみると、どうもレンジが狭い。
各LEDの点灯するレベルをオシロで測ってみると、どうもVUではなくリニアに反応している。
先に作成したIR2E19(7Step VUスケール)と比較してみると、一目瞭然。

1kHzのサイン波を入力し、各LEDが点灯するときの波形のp-p値をオシロで観測しました。
横軸はLEDのレベル、縦軸はVです。




ちなみに、以前秋月で購入したLM3914N-1(リニアスケール)と比較してみると、

(縦軸はmV)


5個入りだったので、ほかの4個も測定してみました。
LM3916の5個のばらつきの内側に、LM3914N-1がはいってしまいました。



こりゃ詐欺だな。

ちなみに買ったのはここから。
https://amzn.asia/d/3O5LXcQ

よくみたら、IC表面の印字も、HPの写真と送られてきた現物で違うし。

2024.2.19 追記
Amazonから、「レビュー書いてください」メールがきたので、この内容を返信しました。
Amazonの口コミに反映されています。

JunctionBox /w VU Meter(7step)

2024-02-04 00:47:16 | エフェクター製作
やはり、5Stepじゃ少ないので、7stepのVUメータを作成しました。
使用したLEDドライバはPanasonic製 AN6882 です。
LEDは5mmの砲弾型を使いました。等間隔に穴をあけるのに苦労しましたが、センターポンチをつかって位置決めしたせいで
何とかうまくいきました。


実は今まで、センターポンチをつかわず、いきなりドリルで穴あけしていたので、ケガキ線にうまく合わないで苦労していました。
これのおかげでだいぶ精度が上がりました。


最初に2mmで穴あけしたあと、3.2mmで穴を大きくしていきます。



そこからリーマーで5mmの穴に仕上げるのですが、直径5.5mmの円をシャーペンで描いて、その線の内側ギリギリになるまで
リーマーで慎重に広げていきます。
5.5mmの円を描くために、アクリル板で直径6mmの穴と補助線を引いたジグを作りました。
これの効果がおおきかったです。


結果、この精度で穴上げ成功!


LEDのはんだ付けは、この穴を利用して位置決め。


部品実装後の基板(Top View)


入力レベル調整と、LED輝度調整用の半固定抵抗は、裏側に。


裏ふたにも穴あけ。


回路図、BOM、機構図面など、詳細設計情報はこちら。

https://1drv.ms/b/c/b6377466f45ecc9c/EZzMXvRmdDcggLbPAAAAAAABLR_gMeXlQIUQNuWape0bZg?e=dwBRCC

https://1drv.ms/u/c/b6377466f45ecc9c/EZzMXvRmdDcggLbOAAAAAAABOgGA_kGjb-W0uw7IyBFWfg?e=qTJe2t