薔薇とジャズの日々

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屋根付きスクーターとの勝負

2007年02月24日 01時24分43秒 | バイク、くるま
実はスペイシー100中古を購入する前に屋根付きバイクが欲しかった。
理由は通勤に使うのなら雨でも濡れずに乗れる「車のようなバイク」が欲しかったからである。車自体は所有しているが、通勤コースに渋滞を避けて通れない道路があり、それがストレスとなっていた。僕は渋滞が苦手なのである。
それまでリード100に乗っていたが、あまりにメンテしなさすぎて壊れたため、やむなくバイク王に売った。
よし、バイクを買うぞ!
屋根付きバイクに刺激され、中国製のボーグを買うか、同じく中国製の屋根のたためるアドミラル(写真)を買うか・・・・ボーグは3輪ですりぬけは苦しそうなので、僕の気持ちはアドミラルに大きく傾いて、「もう買う!」と決めていた。一応スペイシー100は身近にあったレンタルバイク屋にあったため、候補には入ってはいたが、魅力は燃費と価格だけであった。とにかく雨の心配があまりないバイクということで、アドミラルだった。しかし、結局はスペイシー100を選んだのだ。
なぜ?
それはどんなに屋根があろうと、バイクは雨の日は結局カッパをかぶるということだ。アドミラルは頭は濡れない(らしい)が、両腕、足は濡れる。それならスペイシー100にウインドシールドをつけ、足元にレッグカバー(防水ひざかけね)をつけ、手にはハンドルカバーをつければ、かっぱだけで十分なのではないか?と気が付いた。
そしてそれはまさにその通りであった。足元にレッグカバーがあるので。昨日はかなりの雨が降っていたが、足元も体もそれほど濡れなかった。やはりウインドシールドの威力は大きいのである。
また中国製バイクというのも心配であった。ネットで見ると故障故障のオンパレードのようである。購入したみなさんには申し訳ないが、よくがまんしていられるなという感じである。僕には我慢できないだろう。遊びならいざしらず通勤に使うバイクにはシビアじゃなきゃあ。
え?スペイシー100だって中国製だって?だけど・・・・あまり故障はありませんよねえ。(急に小声)
本音を言うとスペの価格が安いのも大きい。これにレッグカバー、ウインドシールド、ハンドルカバー、リアボックス、ナックルガード、全てつけても15万円。アドミラルは約40万円の買い物だから、25万円も安かった。
そして何といっても燃費!リッター45キロというのが公表だが、実際は僕の場合、39キロぐらいである。それでもアトレー7の約4倍も燃費がいい。
アトレー7では月に1万円近くガソリン代を使う。それが2500円になる。なんと月に7500円浮くことになるのだ。まあ必ず車じゃないとだめな日もあるから、必ずしもこのような結果にならないけれど、それでも年間で8~9万円の節約になる。これは大きいでしょ?
そして本当に決定的だったのは、レンタルバイク屋でスペを試乗したときだ。
「おお!なんと静かなバイクだ。」それまで乗っていたリード100が2サイクルであまりにうるさかったためだが、「こいつはエンジン止まっているのか?」と思うほど静かなのに感銘を覚えたのだ。
てなわけで、スペイシー100は屋根付きスクーターとの勝負を制したのであった。

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