命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

虹の橋の近くで・・


友人の猫が・・ご飯を食べなくなったときいた

糖尿で治療を続けてきた上に・・腎臓まで悪くなったらしい


まったくご飯を食べなくなって・・点滴を始めたと聞く



私みたいに何匹も見送っていても

そのたびに・・心が酷く乱れるのだから


初めての経験であるその人の心はどんなにきついだろうと

話を聞くことで・・彼の心が少しでも楽になればと電話をかけてみた



だけどね・・電話をかけてみて・・わかったよ



何度経験をしたところで 私が伝えれることなんて・・ほとんどなくて

病も死も・・人も猫も・・みんな違う



正解なんてないと・・



幸い・・ちゃーもジュニアも、死までの闘病時間を多くもらえたから

いろいろ・・迷いに迷ったが

その時々の判断基準は・・「私なら・・どうして欲しい?」ということだった


だんだん・・猫の命と自分の命が重なった




その仔の命が楽であることは・・私の命が楽になることだった




それでも・・・電話を切って・・


つくづく・・思う



私・・まだ・・回復なんてしていない

人に何かを伝えれるほど・・達観なんてできない



きっと・・たぶん・・永遠にできっこないのだろう



ジュニアが居なくなってから・・・隙間の出来たリビングは

ごちゃごちゃと賑やかになった



写真や小物や鉢植えをを飾りだした









飾っても・・飾っても・・


居なくなったジュニアの場所は埋まらない・・・







逝ってしまった仔たちの写真だらけのリビングは・・・あの世とこの世の中間のようだ






まるで・・虹の橋のふもとの近くで・・寝起きしているようだよ



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コメント一覧

よっし~
きっと向き合い形はそれぞれで、 その時々の関わり合いがあるのですよね。 
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