11月のつちびと展の会場風景は
こちらから
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今回の新作をアップした時
フェイスブックのコメントで
「お坊さんのように見えます。」とのコメントに
私は、「お坊さんと決めていたわけではないですが、祈ってくれる人を作りたいと思ったのです。」
とお答えしたところ
別の方から
「つちびと自身が祈るの?それともつちびとが祈りの対象になるっていうこと?」
との質問を頂きました
そのお答えとして・・
「漠然としているのです。
アルのことがあって、祈りの気持ちの溢れる空間に近づきたいと思ったのです。
死ぬことや生きることをちゃんと語れる場に身を置きたいと思ったのです。
それがどんな場所なのか私はわからないのですが、お寺や教会やでつちびと展をしたいとも思いました。
死んだ命たちのことずっと思っていてもおかしくない場所を求めていました。
というか、亡くなった命たちこそが表舞台に立っているような空間に身を置きたい
そんなことを思った結果生まれたつちびとです。」
その後、衣に化粧泥を塗り
更に表情を追求しました
実はここまで出来上がった時点で迷いが生じて
この画像とそれとは別に、
この人ともう一人が寄り添う姿の二人のラフスケッチの画像を
娘に送って、二人がいいか、この人だけで完成としていいかと意見を求めました
すると、娘から
「泣きそうなくらい、素晴らしかった。
あれは、一体だけの方がいいです。
私も、良いものを作りたいと、切に思った。」
とのメールが帰ってきました
よかった~
作ってみて、私も感じていたことでした
このつちびとは、この人だけでいいと
この人の膝に抱かれるのは
私であり
あなたでもあるかもしれないけど
なにより・・逝ってしまった命たち・・
この人の膝は、だから丸く広いのです
そして・・懐は深いのです
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