ふと思った
『震災で消えた小さな命展』に・・なぜ、心惹かれ
橋渡しのような形でも、何か出来たらと思ったのか
和歌山まで・・なぜ・・見に行ったのか
わたしは・・たぶん・・
大切なペット達を失われた方達への想いが・・私を動かしたわけではないと気づいた
その喪失感は・・・どんなことをしたって・・
そして・・誰にも埋めることなんて出来ない
飼い主が・・ずっと・・抱えていくしかしょうがない
じゃあ・・どうして・・・私はこの試みに心惹かれるのだ・・
先日、たまたま古本屋で・・『戦場の犬たち』という写真集を見つけた
そこに書かれてあったこと
人間のために働く牧羊犬や盲導犬・・その仲間に訓練を受け戦場に連れて行かれた犬が居ることを知った
そして・・・・戦場で命を落としただけではなく
2000年までは 軍の犬は備品でしかなく・・・
戦場から引き上げるとき 置き去りにされたり・・自分の軍に殺されたり・・・
そんな事実があったとのこと
そしてその写真集のカバーに書いてあった言葉
『帰れなかった犬たちが帰る
たった一つの場所
(中略)
戦場に消えてしまった犬たち。
彼らが戻って来られる
場所がひとつだけあるとすれば
そこはあなたの心の中。
彼らがいたことは永遠に消えない。』
(文 河村喜代子)
たぶん・・・私が・・・『震災で消えた小さな命展』に惹かれた理由は
これと同じなのです
戦場で消えた犬も・・・地震や津波や原発で消えた動物達も
心の中で・・おぼえておきたい
津波で流された仔は・・・・どんな仔がいたんだろう
なんて名前?
避難区域でなくなった仔たちは・・3月11日まで
どんな風に生きていたんだろう
あの仔のイノチにも・・・この仔のイノチにも・・・想いを馳せたい
憶えておきたい
そして・・・多くの人に憶えておいてもらいたい
彼らがいたこと・・・・心の中で永遠に消したくない
たぶん・・・そんな思いの駆られていながらも、何の行動にも移せない私が・・・
『震災で消えた小さな命展』に惹かれた理由だ
主催する方は大変だと思うけど・・・
いろんなところで・・彼らの『ここにいるよ』を伝えて欲しい
。。。。
お知らせ
秋・・10月10日から16日までの1週間
大丸神戸店7階 『暮らしのギャラリー』にて 3回目となる親子展 開催予定
(入場無料)
人気ブログランキングに参加していますツイッターを始めた
可南にポチっとフレ~フレ~の応援して頂けるとうれしいです(*^-^*)