昨日、ある場所を整理していて、ずいぶん前にある方が送ってくださったコピーの束を見つけた
細かい文字のすごい分量の紙束・・送っていただいた当時は、たぶんちらっと眼を通しただけだったのだろう
森岡正博さんの『生命学とは何か』という難しそうなタイトル
だけど・・改めて読み進めるほどに心にグサグサ来る
かなりの部分が私がつちびとを作る理由と重なった
生命学とは、自分をけっして棚上げにすることなく、生命について深く考え表現しながら生きていくことである。
「はじめに」の部分でそう書いてあった
さらに読み進めていくうちに論文だというのに涙まで出てきた
ああ・・そうだったのかと随所で思う
いろんな部分が腑に落ちる
これまで生まれてきたそれぞれのつちびと達を
なぜ生むしかなかったのか分かった気がした
可愛い子も優しい子も哀しい子も・・みんな
私は時々悩んできた
その時々に一貫性のないつちびとをなぜ作り続けるのか
テーマを一つに絞れる作品ばかりの方がわかりやすく多くの人に伝わりやすい
なのに私は・・まとめられないものを作る
ひとつのキャッチフレーズにはくくれない作品たち
でも・・この論文を読んで納得する
だって・・それが私の・・その時々に生命について感じ考え表現したくなったことだから
ああ・・そうなのか
私の芯にあるのは宗教ではなく生命学だったのか
そんな気付きをもらった
いろんなつちびとを・・
私は私を生ききるために作っているのだし
その時々・・感じ考察し、表現する
その姿をまとめられないのは・・当り前のことだったのだよね
★人気ブログランキングに参加しています★
ぽちっと応援していただけたら嬉しいです
★ この秋のつちびと展の予定です
2022年10月8日(土)~16日(日)
〒534-0011大阪府大阪市都島区高倉町1丁目1-17 06-6926-2323
★引き続き
ワイアートギャラリーのオンラインショップは継続されています
また
特設サイトも継続中です
作品にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
ワイアートギャラリー info@yart-gallery.co.jp tel 06-6311-5380
可南 kanansgallery@infoseek.jp
併せて
スライドショーもご覧いただけたら嬉しいです