個展期間中、人以外の命のことについても話した
そもそも・・今回の個展は
私にとっては・・アルの一周忌の意味合いも含んでいた
アルが突然逝ってしまって
命のはかなさや運命の不条理や
作ることや個展を開くことの意味すら分からなくなって
もがいた一年
だからこそ・・いろんな命たちに手を合わせようと思った
花を手向けようと行き着いた
個展中、保護した子猫ちゃんの行く末を、これから家族会議するのだというお話も伺った
先住猫さんの一人が最近亡くなり・・
他の一匹の病気を持っている猫さんが、その後のびのび暮らしている
そんな状況に新たな子猫を加えて良いのか・・
里親を探すという意見のほかのご家族と
里親を見つけることの難しさ故、自宅に受け入れるという意見の彼女
どちらの意見もうなずけて・・
わたしは・・ 何とも言えなかった
どちらも・・出会った命を大切にしたいとの想い故だから・・なおさら難しい
ただ・・今のおうちの仔達が
そして・・・新たに保護された子猫ちゃんが
みんな幸せでありますようにと・・心の中で手を合わせる
そう言えば。・・別の日
待ち望んでいたお子さんが生まれて
2歳を過ぎたお子さんを抱っこしながら・・つちびとをご覧いただいた方が居た
今は目を離せない頃で・・でもとってもかわいいお子さん
彼女も一緒にいらした彼女のお母さんも、その子が愛おしくてたまらないご様子
でも・・ふと漏らされた
以前から何度も伺っている今はお星さまになっている彼女の愛犬
その子の旅立ったのが秋で・・日にちも言われて
涙ぐまれた
両手から零れるはどの愛しい想いに現在包まれていても
逝ってしまったその仔のことは・・また別のことなのだと思い知った
どちらも比べられなくて・・
どちらも・・いちばん大切
きっとそうなのだろう
私は・・この個展の期間
何度か同じ言葉を あえて口にした
何の影響も与えない命なんて、無いんです!
それは・・自分に言い聞かせる為でもあったように思う
だから・・
そんな命が大切にされて欲しい
それが・・自身の命ならなおさら・・・
一言では言い尽くせない想いを・・その言葉に込めて・・私は言いつづけているのかもしれない
そうであってほしいという・・祈りも込めて・・
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