9日に、ある方のもとに伺う
燈舎でのつちびと展に来てくださり・・つちびとの『母』を求めてくださった方
それはなんと燈舎の店主である佐々木さんのお母さんだった
2005年有馬で初めてのつちびと展をしたとき
そのお母さまが有馬の旅館・御所坊のギャラリー『ガレリア・レティーロ・デオーロ』から届いたDMを見て
「これを観たい!」と佐々木様に運転を頼まれ
それがきっかけで・・佐々木さんと私との縁が繋がったという経緯がある
そして・・その時も、お母さまもつちびとを求めてくださり
それ以降もいくつかのつちびとをお嫁に迎えてくださっていた
ご自分のおうちにいるつちびと達を私に見てほしいと思って下さっているようで
個展前だし出不精な私だから・・そのお誘いに一瞬ためらったのだけれど
何度か繰り返された「私ももう90を過ぎているし」という言葉が胸に染みた
その言葉の奥に込められている想いが私に伝わる
私のようなものでもお宅に伺うことでほんの少しでも喜んでいただけるのならと思う
不思議なもので・・『母』というつちびとを求められたけれど
佐々木さんのお母さんは、ご自分が母であるからということではなく
今はもういないご自身のお母さまを想い出され
そのお母さまに見守ってほしいと思われた・・そのようなことを話してくださった
つちびとの『母』が・・胸元に手をふわっと合わせている
その手がいいわあ・・と何度か言ってくださった
誰かの母は・・誰かの子供なのだという
当たり前の真実を思う
そして・・ぎゃらりいホンダでの無観客個展の前にこのつちびとを作った時
私も・・自分の母を思い自分の娘を思ってこのつちびとを生んだのだなあと思いだす
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可南つちびと展 in應典院
可南つちびと展 in燈舎(ともしや)
『灯りをいただく』
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