昨日載せた新作つちびと『母』
今日も一日、ぶっ倒れそうになるまで微調整を続けました
表情、体の傾き、丸み・・・そして零れだす感情
正解が見えているわけではないけど
まだ違う、まだ違うとの信号だけは届いて
撫でるように調整を続けています
たぶん・・とことん突き詰めた時
修羅の母だけでも、仏の母だけでもなく・・
一人の母の中に、変なバランスでどちらもが存在させれるのではないか
存在していて欲しい・・
そんな想いで進めています
微調整を続けながら・・思うのです
私は・・祈っているのだと
神にではなく・・仏でもない
自分でも何にかわからないけれど・・
この作業は・・祈ることと同じなのではないか・・と
自分自身の愚かさと向かい合いながら
母の正解など・・どこにもないのではないか・・と思いながら
代々続くねじれのようなものを見つめながら
それでも・・
子供にも母にも起こってしまったタイミングのずれ、言葉のすれちがい
そんな・・哀しい運命の行き違い
辿りながら・・想像しながら
この歳になったからこそ・・やっとそのことを・・つちびとにしようとしているのではないか
子供だけが哀しいのではなく
母も哀しい
いや・・生きていることは・・そのものが哀しくもあり愛おしい
そんな祈りをささげたいのではないか
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★ 春の個展のおしらせ ★
可南つちびと展「いのちの数だけ」
４月７日（火）～１８日（土） １１：００～１８：００
大阪市天王寺区下寺町1-1-27 應典院2階 気づきの広場
06-6771-7641
入場費 無料
★４月１１日（土）１６：００～
アーティストトーク開催 可南×ゲスト大蓮寺・應典院 秋田光彦住職
このＤＭチラシの送付をご希望の方、
またご自身のお店とかお知り合いのお店で
ＤＭチラシをポスターとして貼って頂ける方が居てくださったら
kanansgallery@infoseek.jpまで、送付先の住所氏名、必要枚数をお書きの上ご連絡ください
ボランティアで広報活動のお手伝いをして頂けたら嬉しいです。
★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
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今回の個展の会場風景は
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前回のつちびと展の会場風景は
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