命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

在廊中に話したこと

今回のつちびと展では、初めて絵も展示した

だから・・在廊中には、絵のことについても結構、訪れてくださった方々にお話した

 

といっても絵を描き始めたのは・・今年の春から

 

その時のブログにこんなことを書いている

絵を描いてみた! - 命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー (goo.ne.jp)

 

「溢れるほど絵描きがいる中で

なんの美術教育も受けていない私が

しかも69歳にもなって描く絵なんて・・意味があるのか

そんなことも思った

 

だけど・・いいじゃん

描かなければ・・そのままで終わる人生なら

描くという選択をしたって・・

 

ただ・・

言い聞かせた

 

どんなに稚拙でもいいから・・

つちびとを作ってきた私だから描く絵を描こうと」

 

 

実際・・絵を描くためにはどんな道具を使うのか

そんな初歩的なことすら知らない私だったけど

 

なんとなく紙ではなく木に書きたいとだけは思っていて

木のパネルを買いに、画材店のカワチに行った

 

そして・・なぜかメインの絵の具としてアクリル絵の具を選び

絵の具のセットとかではなくに、自分の気になる好きそうな色の絵の具だけを買って帰った

 

その際・・木に書くには下地材を塗った方がいいと

お店の方に教えられ・・下地材のコーナーに行く

 

そこで見つけた・・つちびとを作る土と共通点のある

石粒のようなものが混ざった下地材があることを知り

それを購入した

 

この下地材と出会えたことはラッキーで

そのおかげで・・つちびとと絵の質感はどこか繋がっている気がしてる

 

そして・・その質感は残念ながら直にご覧いただかないと伝わってこなくて

このブログに写真で載せても・・わかりにくいだろうなあと思いつつ

個展が終わって直にご覧いただくことはできなくなったから

せめてもと思って・・載せてみる

 

パネルの裏に書いていた絵に寄せた言葉も・・

個展期日の終わりの方には、キャプションの下に付け加えて貼った

 

 

     アクリルガッシュ・水彩色鉛筆・木製パネル 27×27cm

 

絵の具の下の荒い粒々・・わかっていただけるだろうか

 

この絵のタイトルと言葉は

「いのちを拾う」

守ることは

守られていること

 

そして絵のモチーフがつちびととなると・・こんな姿となる

 

 

さらに・・こんな絵も描いた

 

タイトルは・・

『震える自尊心』

 

言葉は

 

弱くて

弱くて

つよいもの

 

 

         アクリルガッシュ・水彩色鉛筆・木製パネル 30×30cm

 

粒々のあることで・・質感の変化と共に微妙な陰影がつく

そのことは・・つちびとのデコボコとつながることだと思っている

 

考えてみたら

私の人生は・・デコボコだらけだ

だからなのかな?

 

なめらかなツルっとした質感ではなく・・絵もつちびとも

敢てデコボコにする

 

(明日に続きます)

 

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可南 つちびと展  コノセカイノ エガキカタ - y art gallery (shop-pro.jp)

*お問合せ等、お気軽にワイアートギャラリー info@yart-gallery.co.jp

もしくは可南 kanansgallery@infoseek.jp まで

特設サイト

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