押し入れの整理は今も続いていて
別の部屋の押し入れに手を出した
私は・・10代の後半そして・・20代の初めの頃
漫画家になりたいと漫画を描いていたのだけれど
その原稿のいくつかが見つかった
鉛筆書きのままのものや、ペン入れをしたもの
これは・・『我が住処』というタイトルの漫画
とても拙くて・・恥ずかしいのだけれど
20代初めの頃に書いてた漫画の原稿が・・
立体と平面の違いはあったとしても
つちびとの世界観とそれほど遠くないことに驚く
半世紀近く経っているのに・・成長していないことを嘆くべきか
当時からぶれていないことを喜ぶべきか・・
この漫画のストーリーは
カッコーの季節になって・・カッコーが鳴く度に
その季節に 子供の頃亡くなった息子のことを
必ずと言っていいほど思い出す母と・・
その母の話を、自分も弟との思い出を重ねて聞く娘の物語
ストーリーを思い出して・・今ブログにざっくりと書いてみたら
私の中に流れるものは
今も当時も・・ほとんど変わっていないのだなあと思う
68歳になったばかりの8月21日のスマホのメモに
私が残していた言葉
ひらひらと抱く
生きる哀しみ
死ぬせつなさ
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