個展4日目に入る
個展に会場にいるときは、無理にでもスイッチを切っているから
家に居る時間は、よけいジュニアのことを考える
ジュニアは 病になるまでは 本当に人懐っこい仔だった
友人、知人はもちろん
電気工事の人とかでも、我が家に人が訪れると
他の猫は 脱兎の如く隠れるのに
ジュニアだけは 誰のところにも
「なになに?」好奇心一杯の目をして やって来た
だから 「この仔は脳みそがないねん」と
笑って会う人ごとに よく喋っていたなあ
そんなことを・・泣きながら・・思い出す
脳みそがないどころか・・彼の最後の戦いぶりの見事だったこと・・
そして この一年半 階下で私とジュニアだけの闘病生活だったからか
彼は 本当に 私だけを慕ってくれた
たまらなく愛してくれた
五十半ばで離婚している私は
少し寂しいけれど、無防備に愛してもらえることは もうないだろう
それが私の一生の形だろうと・・思っていた
だからね
ジュニアの私に向けてくれた あの一途な愛情は
わたしが諦めたものだった
愛されたと思う
相手は猫だったけれど
諦めていた愛された記憶を・・・遺してくれた
だから・・・個展の間は
精一杯・・笑って・・お客様をお迎えしたい
彼が・・私に向けてくれた愛情のお裾分けを
来てくださる方に出来たらいいなあ
2015年一番最初の個展のお知らせ
可南つちびと展 「待春」 (入場無料)
3月17日から29日まで 大阪 梅田の<spanstyle="fontweight:bold"><spanstyle="color:green">ワイアートギャラリーにて個展です
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