命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

シーズン2へ

應典院のつちびと展の期間、たくさんの写真を撮った

撮ったつもりだった

 

だけど、昨日、四角のパネルのことを書いてから

そのコーナーに至るまでの・・導入部分のような丸い写真と言葉を貼ったコーナーの写真は?

と探したけど・・ちゃんと撮ったものがなかった

もちろんこちらの写真や言葉も貼ってくださったのは

チームつちびとの男性陣

 

 

これは、貼った壁が窓に映ったものの写真

 

 

こちらもぼんやりとした写真で

言葉の部分は全く読み取れない

 

だけど・・今回は特に・・さりげなくではあるが言葉も届けたいと思った

 

実物のつちびとという造形

パネルでご覧いただくつちびとの写真

そして・・柔らかく届けたいと思った言葉

 

それら3つが相まって・・ここに居るよを伝えたいと思った

 

以前のブログにもすでに書いたかと思いもするが

パステル色の丸の中に綴っていた

その言葉の1つ

ないことを悲しむより

あることを喜ぼう

 

という言葉を手帳に書き留めてくださった方がいた

そして・・なぜそれを書き留めたかの個人的な事情までも話してくださった

 

そんなことは・・ひっそりとしたつちびと展だったから起こったこと

 

ずっと訪問者の少ない日だが続いたので

ああ・・届けたこの言葉が

これからも時々・・この人のおまじないのようなものになるなら

それだけでも應典院でこのカタチのつちびと展をしてよかった・・

と負け惜しみではなくその時は思えた

 

この言葉は・・15年前、実際に私が

多くのものを失ったと感じた時・・自分に言い聞かせるために浮かんできた言葉だ

それからの年月、猫の存在と共に・・私のお守りとなった言葉でもある

 

 

20年という年月の中で

生まれたつちびと

撮った写真

そして言葉たち

 

それら全部を届けることのできる懐も実際の空間も広い應典院という場に出会えて

本当に良かった

 

つちびと展が終わってから・・秋田住職のフェイスブックを拝見すると

 

應典院25年目、全体に足場を組み、傷んだコンクリートを補修するリニューアル工事の現場だ。

今、應典院は次のシーズン2に向けて、再始動の準備中である

 

との記述があった

 

25年という年月のなか、1000本を超える公演や展示をされたというシーズン1

つちびと達はそのシーズン1の締めくくりの最後の最後に

應典院という場に立ち会わせていただけたのだ

 

その締めくくりは・・私の力不足でひっそりとだったかもしれない

だけど・・ひっそりとだから

届けられることもあるのかもしれない

 

應典院のつちびと展を開けたことで・・

つちびと達もシーズン2に入るのかもしれない

 

これまでと同じ場所や同じつちびとを展示する部分があったとしても

少なくとも可南は・・21年目にシーズン2へと入る

これは「かもしれないではない!」と思っている

 

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可南つちびと展 in應典院 『いのちの数だけ』

終了いたしましたが

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可南  kanansgallery@infoseek.jp


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