命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

後日談のようなこと

つちびと達を自宅に連れ戻ってから

昨日も今日も、箱の中から取り出し梱包を解き

包まれていたつちびと達が無事であることを確認してまた包み

玄関から、詰めた箱を別の部屋に移す

その作業を延々続けている

 

思えば、9日間の展示に

考えたら3度、包んで解いてを繰り返す

つちびと展を開くことは、小さな引越しをするぐらいの体力がいるなあと思う

 

その労力や気力に比べたら

あっという間に終わってしまったなあと思う

 

だから・・必死で反芻する

消えゆく記憶を必死でつなぎとめる

 

初日、毎日新聞の方がいらして取材を受けた

思ってもいなかったことだったのでパニクってほとんどなにをお答えしたか憶えていない

ただ・・「来場された方にどんなふうに見ていただきたいですか?」との質問に

瞬間、能登のことや戦争のことが頭をよぎったが・・あえて

「いろんな方が来てくださり

でも、個々に抱えているものは違ってたりするから

その方々の心のまま、つちびとと対話してくださったらいいと思っています」

というようなことをお伝えした

その時、記者さんが「めずらしいですね、作家さんってもっと主張の強い方が多い感じなのに」と言われた

 

そうなのか・・と思った

私も、主張がないわけではない

ただ・・強く打ち出すことで・・心が痛くなる人がいる

そのことを知っている

 

だから・・主張は声高に叫ばない

やわらかく感じてもらう

それが私のやり方だ

 

ただ・・ところどころに

主張ではなく、願いは散りばめている

 

「蒼いカケラの子供たち——光を見たいとキミは言った」

 

「非戦の花と非戦の木」 花は咲く、何も奪わず、誰も殺さず

 

 

そして、たとえば・・

 

 

この親子の後の姿が・・

 

 

この親子であったかもしれない

 

それは・・感じてくださる方が感じてくださればいい

そして・・何より

 

みんな

幸せになるために

生まれてくるはず

 

 

 

その主張ほど強い主張はないと

私は思うのだ・・

 

 

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