命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

つちびとの向こうに


このクソ暑い時期に 書くのもなんだが・・・

冬枯れの景色が 好きだ

とてつもなく

美しいと思う



それと共通するのだろうか・・

幼い頃から・・・ 老人が 好きだった






まったく知らないお婆ちゃんに

話しかける幼稚園児



今から考えると・・変な子供だった




なぜか・・どちらも・・よりイノチを感じるのだ


芽吹いたばかりの若葉ではなく

冬枯れの荒野で・・・


生まれたての赤ん坊ではなく

しわを刻んだ老人で・・・




更に・・・すすめれば

人間ではなく・・・猫で・・・



同じ幼稚園児の頃

はじめて 命には終わりがあるのだと 猫に教えてもらった

それ以来・・・猫の命が・・特別なものになってしまった





存在の有限・・・


当時 幼い私が・・そんな言葉で認識したわけではないが・・・




たぶん 消えることなく・・・・・今の作家としての私の芯になっている


歪みかもしれないけれど・・持て余しながらも、大切な歪み




幼い頃、ものの終わりを知ったことで

生きるということを 学んだ


命のいとおしさ・・かけがえのなさを・・・感じた




だから

他愛のない日常の風景を作っていても

愛おしさを 込めている




互いの対象への愛情だけではなく

いつかは消え去る存在そのものへの・・だからこそのかけがえのなさ

それを 表現できるようになりたいと思っている



このごろ・・その想いは 

ますます・・つよくなっていく




私のつちびとの向こうに 

少しでも そんなものを感じていただけたら 幸せです







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コメント一覧

よっし~
その一瞬のイノチの光の輝きやかけがえなさなど
感じることは、とても大事ですよね。
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