最近、メンタルがかなり弱っていた
つちびと作家としてどう動くべきか
そもそもどう動きたいのかすらわからなくなっていた
そのうえ、東の大きな地震
その翌日の和歌山の震度４
大阪は体感で少し感じただけだったけれど
焼く前のつちびとはちょっとした振動でも破損するかもしれない
悪いほうにしか考えられない私は・・窯の上で乾燥させているつちびとを
可能な限り窯から降ろし横たえたままでいる
いろいろ心配なことが重なったからか・・本当に精神的にきつくなっていた
そんな時だった
土の代金の支払いにかこつけて・・ぎゃらりいホンダに出かけたのは
久しぶりにきれいなものを見てわくわくして・・
私はハイテンションでギャラリーの展示の感想を伝えた後、
ポツリポツリ・・お互いのコロナの中での今を伝えあったり・・いろんな話をした
そして・・何の話の流れだったろう
真由美ちゃんが・・きっぱりと
どんな時にも、私は可南さんの味方です
そう言った
思わずその言葉に涙ぐんでしまった
私かなり弱ってる‥自分でそう感じながらも
真由美ちゃんの言葉が心地よく染みこんでくる
真由美ちゃんが少し席を外した時
現在の常設の展示を外からも撮ろうと窓から中を眺めたら
１年前の同じような場面がよみがえってきた
２０２０年の５月・・
最初のの緊急事態宣言中で初めての無観客の個展で・・
それでも
楽しい個展だった・・
そして、思い起こせば
確かに真由美ちゃんは私の味方だった
私も、真由美ちゃんの味方でありたいと願った
そんな日々がよみがえった
人は人によって救われるのだったと
味方でいてくれる人がいてくれれば
自分の力以上に頑張れるのだと・・
今更ながら・・思い出した
やっぱり・・私
こんななかでも・・
つちびとを届けたいよ
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