昨夜、『99人の壁』というクイズ番組を見ていて
深海生物の「泳ぐのが下手な魚」というくくりでその魚の映像が流された時
名前は聞き取れなかったけれど・・
ひれのようなものを必死に交互に動かして海の底を歩いている姿を見た時
それは・・ある意味グロテスクな形だったけど、
必死に前に進もうとしている姿が、たまらなく愛おしく思えて
突然、彼の歩いている海の底も、まぎれもなく地球の一部で
この地球は、彼らのものでもあるのに!と・・すごく思った
必死で生きている彼らの地球を
人間の利害だけで無茶苦茶にしていると思った
申し訳なく感じた
でも、私は・・きっと、また、そんな感覚を忘れるだろう
忘れたほうが生きやすいだろう
ただ・・忘れるからこそ
ここに書いておこうと思った
人間以外の命も・・みんな懸命に生きている
彼らが生きる場も、地球の地や海や空しかないのだということを・・
書いておかねばと思った
。。。
新作の外での写真撮ろうとして外出したけど・・野原に着いた途端
それまで射していた太陽が隠れてしまい
それからはずっと曇ってしまった
仕方がないので、日差しのない空の下でつちびとの写真を撮った
少しでも光に近づけようとでもするように、重いつちびとを必死で片手で掲げ
反対の手でカメラのシャッターを押してみたりもした
そして今・・この写真を見ながら
なぜか・・あの泳ぐのが下手な魚のことを想った
人気ブログランキングに参加しています
★ 秋の個展のお知らせ ★
可南つちびと展 「祈りにも似て」(仮題)
会期:2019年11月12日(火)〜11月23日(土祝)
開場時間 11時〜19時
*(11月17日日曜日・と最終日11月23日(土祝)は11時〜17時
11月18日月曜日は休み)
今回は最終日が11月23日土曜日となっておりますので、ご注意ください
場所:ワイアートギャラリー 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380 info@yart-gallery.co.jp
前回のつちびと展の会場風景は
こちらから
★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
こちらから