【原題】Contact
【邦題】コンタクト
【製作年】1997年
【製作国】アメリカ合衆国
【原作者】Carl Edward Sagan
【監督】Robert Zemeckis
【DVD品番】DLS-15041
【収録時間】本編:150min/特別映像:43min
【出演】Jodie Foster,Matthew McConaughey
電波天文学者エリナー“エリー”・アロウェイ博士は、幼い頃からある答えを求め続けてきた。
「なぜ、我々はここにいるのか。我々はいったい何者なのか」。
やがて、そんな彼女の願いが天に届いたかのように、そのメッセージは宇宙から送られてきた。
科学者として、女性として、人間として、エリーはたった一人でそのメッセージに応える決心をする。
大宇宙を舞台に、人間の存在について考える、人間のための物語。
(DVDジャケットから)
手持ちのDVDの中でも特にお気に入りの作品です。
ま、Jodie Fosterがお気に入りなだけですが…
物語の基本は「SF映画」。
そこそこリアル感もあるんですが、終盤に向けてファンタジーな内容も見受けられます。
主人公はエリナー“エリー”・アロウェイ博士。
お綺麗な上に頭の良い学者さんです。
そこは演じるJodie Fosterとダブります。
如何にもアタマ良さそうな感じです。
彼女(エリー)は、SETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence:地球外知的生命体探査)プロジェクトの学者さん。
早い話が宇宙人探しです。
でもこの手の調査は予算獲りが大変。
理解し資金を供給してくれるスポンサー探しも大変なんです。
そのことで上司とケンカしたりします。
彼女、意外と短気です。
江戸っ子みたいです。
彼女がこの道(電波天文学者)に進んだのは、幼い頃の趣味が影響しています。
当時の彼女の趣味はハム無線。
より遠方の人達との交信を楽しみにしていたもんです。
その頃、彼女は父に質問します。
より遠くと交信するにはどうしらいいの?と。
もっと大きなアンテナがあればなぁ…と思ったんですね。
で、実現したのがアレシボ天文台での研究です。
でかっ!!
単体としては世界最大の電波望遠鏡を備える天文台です。
(余談ですが2011年には閉鎖されるそうです)
そんなこんなで、夢を実現させた彼女は日夜、宇宙人探しを続けます。
現実的にもそうなんですが、この手の研究はなかなか結果の出ない研究。
当然、予算は削られる。
それでも宇宙人探しにヤル気マンマンな彼女はハデングループというお金持ち財団からスポンサードを獲得。
研究場所をニューメキシコ州のVLA(Very Large Array:超大型干渉電波望遠鏡群)に移して研究を続ける。
そこでも施設の使用権限を切られそうになったのだが、タイミング良く彼女の願いが叶う。
宇宙からのミョーな電波を受信するんです。
その電波は意味深なもので、素数で表されているとな。
素数(prime number)とは、1かその数でしか割り切れない数字。
2,3,5,7,11,13,17,19とかである。
宇宙からの怪電波はその素数の数で通信してくるんですね。
まさにエリーはキターな感じ。
で、その発見を知らせると群がる群衆と利権争い。
う~ん、リアル。
今まで宇宙人探しを馬鹿にしてきた政府の偉いさんや軍部が乗り出してきます。
そしてVLAの周りにはお祭り騒ぎの一般ピーポー。
中には「科学は神への冒涜」と言わんばかりの過激な方々も。
で、その通信を解析するとちょび髭の独裁者の映像。
その映像と共に怪しげな設計図の図面も隠されていました。
じゃ、作ってみよう!ってことで早速建造。
で、言わんことないって感じで失敗。
どかーんって感じで。
で、そこで活躍するのがハデンっていうハゲのオッサン。
このオッサンがナイスなハゲでいい感じ。
実はもう一個作ったんだよねー。内緒で。
しかも日本に(笑)
ホッカードーアイランドに(笑)
場所的には羅臼町の付近か。
で、エリーは旅に出ちゃうんだけどそこはラストでどんでん返しも含めて面白いところ。
途中、科学対宗教みたいな哲学的な話題もありますが、基本SF映画です。
それでは出演者を見てみましょう。
まずは主人公エリナー“エリー”・アロウェイ博士演じるJodie Foster。
類まれなるまさに才色兼備な女優さん。
お誕生日は1962年11月19日で現時点で46歳。
見えません。お美しい。
『タクシードライバー(1976)』や『羊たちの沈黙(1991)』は秀逸です。
最近は監督業もやっているみたいですね。
次に準主役のパーマー・ジョス牧師役のMatthew McConaughey。
日本人には発音しにくい名前。マコノヒーさん。
『U-571(2000)』でも見た事あります。
2005年には「世界で最もセクシーな男性」に選ばれたそうです。
そうですか。
次はお金持ちでナイスなハゲたオッサンなS・R・ハデン役のJohn Hurt。
彼はあの名作『エイリアン(1979)』で最初に犠牲になるケイン役の人。
翌年の『エレファント・マン(1980)』でも主役のエレファント・マン役。
なるほど…凄い人なんですね。
次にエリーの上司で憎まれ役のドラムリン博士役のTom Skerritt。
彼も『エイリアン(1979)』でノストロモ号のダラス船長役で出ています。
エイリアンつながりですか?
次に軍部の偉いさんで憎まれ役2号のキッツ役のJames Howard Woods。
特徴のある顔立ちで見た事あるような気もするが…思い出せません。
作品的には多くの出演歴があります。
次にエリーの同僚で盲目の天文学者ケント役のWilliam Fichtner。
『アルマゲドン(1998)』ではシャープ機長役、『パーフェクト・ストーム(2000)』ではアンドレア・ゲイル号に乗船してます。
他にも『ブラックホーク・ダウン(2001)』では精鋭デルタフォース役、『ウルトラヴァイオレット(2006)』では主人公を助ける科学者役(?)で出演しています。
個性的な人達ばかりです。
次にエリーの父親役のDavid Morse。
彼も何か見た事あるなー的な俳優さん。
『ザ・ロック(1996)』では敵方のバクスター少佐を演じています。
次に狂信的な役柄で建設された宇宙号初号機を自爆破壊する役のJake Busey。
かなりプロレスラー的な個性派俳優さんです。
『ツイスター(1996)』や『エネミー・オブ・アメリカ(1998)』に出ているみたいですが…印象に残っていません。
最後にエリーの幼少時代を演じるJena Malone。
当時は12歳。現時点で24歳。
お綺麗な女優さんに育ったみたいですが、他の作品は見た事無いです。
頑張って欲しい。
こんな個性的な俳優陣を見ただけでこの映画の面白さが…伝わらないかな?
とりあえず個人的にはお勧めです。
見てミテ
ちなみにWikipediaによると、制作費が9000万ドル、興行収入が1億ドルだったそうです。
利益10億円!!だそうです(1ドル100円換算)。
【邦題】コンタクト
【製作年】1997年
【製作国】アメリカ合衆国
【原作者】Carl Edward Sagan
【監督】Robert Zemeckis
【DVD品番】DLS-15041
【収録時間】本編:150min/特別映像:43min
【出演】Jodie Foster,Matthew McConaughey
電波天文学者エリナー“エリー”・アロウェイ博士は、幼い頃からある答えを求め続けてきた。
「なぜ、我々はここにいるのか。我々はいったい何者なのか」。
やがて、そんな彼女の願いが天に届いたかのように、そのメッセージは宇宙から送られてきた。
科学者として、女性として、人間として、エリーはたった一人でそのメッセージに応える決心をする。
大宇宙を舞台に、人間の存在について考える、人間のための物語。
(DVDジャケットから)
手持ちのDVDの中でも特にお気に入りの作品です。
ま、Jodie Fosterがお気に入りなだけですが…
物語の基本は「SF映画」。
そこそこリアル感もあるんですが、終盤に向けてファンタジーな内容も見受けられます。
主人公はエリナー“エリー”・アロウェイ博士。
お綺麗な上に頭の良い学者さんです。
そこは演じるJodie Fosterとダブります。
如何にもアタマ良さそうな感じです。
彼女(エリー)は、SETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence:地球外知的生命体探査)プロジェクトの学者さん。
早い話が宇宙人探しです。
でもこの手の調査は予算獲りが大変。
理解し資金を供給してくれるスポンサー探しも大変なんです。
そのことで上司とケンカしたりします。
彼女、意外と短気です。
江戸っ子みたいです。
彼女がこの道(電波天文学者)に進んだのは、幼い頃の趣味が影響しています。
当時の彼女の趣味はハム無線。
より遠方の人達との交信を楽しみにしていたもんです。
その頃、彼女は父に質問します。
より遠くと交信するにはどうしらいいの?と。
もっと大きなアンテナがあればなぁ…と思ったんですね。
で、実現したのがアレシボ天文台での研究です。
でかっ!!
単体としては世界最大の電波望遠鏡を備える天文台です。
(余談ですが2011年には閉鎖されるそうです)
そんなこんなで、夢を実現させた彼女は日夜、宇宙人探しを続けます。
現実的にもそうなんですが、この手の研究はなかなか結果の出ない研究。
当然、予算は削られる。
それでも宇宙人探しにヤル気マンマンな彼女はハデングループというお金持ち財団からスポンサードを獲得。
研究場所をニューメキシコ州のVLA(Very Large Array:超大型干渉電波望遠鏡群)に移して研究を続ける。
そこでも施設の使用権限を切られそうになったのだが、タイミング良く彼女の願いが叶う。
宇宙からのミョーな電波を受信するんです。
その電波は意味深なもので、素数で表されているとな。
素数(prime number)とは、1かその数でしか割り切れない数字。
2,3,5,7,11,13,17,19とかである。
宇宙からの怪電波はその素数の数で通信してくるんですね。
まさにエリーはキターな感じ。
で、その発見を知らせると群がる群衆と利権争い。
う~ん、リアル。
今まで宇宙人探しを馬鹿にしてきた政府の偉いさんや軍部が乗り出してきます。
そしてVLAの周りにはお祭り騒ぎの一般ピーポー。
中には「科学は神への冒涜」と言わんばかりの過激な方々も。
で、その通信を解析するとちょび髭の独裁者の映像。
その映像と共に怪しげな設計図の図面も隠されていました。
じゃ、作ってみよう!ってことで早速建造。
で、言わんことないって感じで失敗。
どかーんって感じで。
で、そこで活躍するのがハデンっていうハゲのオッサン。
このオッサンがナイスなハゲでいい感じ。
実はもう一個作ったんだよねー。内緒で。
しかも日本に(笑)
ホッカードーアイランドに(笑)
場所的には羅臼町の付近か。
で、エリーは旅に出ちゃうんだけどそこはラストでどんでん返しも含めて面白いところ。
途中、科学対宗教みたいな哲学的な話題もありますが、基本SF映画です。
それでは出演者を見てみましょう。
まずは主人公エリナー“エリー”・アロウェイ博士演じるJodie Foster。
類まれなるまさに才色兼備な女優さん。
お誕生日は1962年11月19日で現時点で46歳。
見えません。お美しい。
『タクシードライバー(1976)』や『羊たちの沈黙(1991)』は秀逸です。
最近は監督業もやっているみたいですね。
次に準主役のパーマー・ジョス牧師役のMatthew McConaughey。
日本人には発音しにくい名前。マコノヒーさん。
『U-571(2000)』でも見た事あります。
2005年には「世界で最もセクシーな男性」に選ばれたそうです。
そうですか。
次はお金持ちでナイスなハゲたオッサンなS・R・ハデン役のJohn Hurt。
彼はあの名作『エイリアン(1979)』で最初に犠牲になるケイン役の人。
翌年の『エレファント・マン(1980)』でも主役のエレファント・マン役。
なるほど…凄い人なんですね。
次にエリーの上司で憎まれ役のドラムリン博士役のTom Skerritt。
彼も『エイリアン(1979)』でノストロモ号のダラス船長役で出ています。
エイリアンつながりですか?
次に軍部の偉いさんで憎まれ役2号のキッツ役のJames Howard Woods。
特徴のある顔立ちで見た事あるような気もするが…思い出せません。
作品的には多くの出演歴があります。
次にエリーの同僚で盲目の天文学者ケント役のWilliam Fichtner。
『アルマゲドン(1998)』ではシャープ機長役、『パーフェクト・ストーム(2000)』ではアンドレア・ゲイル号に乗船してます。
他にも『ブラックホーク・ダウン(2001)』では精鋭デルタフォース役、『ウルトラヴァイオレット(2006)』では主人公を助ける科学者役(?)で出演しています。
個性的な人達ばかりです。
次にエリーの父親役のDavid Morse。
彼も何か見た事あるなー的な俳優さん。
『ザ・ロック(1996)』では敵方のバクスター少佐を演じています。
次に狂信的な役柄で建設された宇宙号初号機を自爆破壊する役のJake Busey。
かなりプロレスラー的な個性派俳優さんです。
『ツイスター(1996)』や『エネミー・オブ・アメリカ(1998)』に出ているみたいですが…印象に残っていません。
最後にエリーの幼少時代を演じるJena Malone。
当時は12歳。現時点で24歳。
お綺麗な女優さんに育ったみたいですが、他の作品は見た事無いです。
頑張って欲しい。
こんな個性的な俳優陣を見ただけでこの映画の面白さが…伝わらないかな?
とりあえず個人的にはお勧めです。
見てミテ
ちなみにWikipediaによると、制作費が9000万ドル、興行収入が1億ドルだったそうです。
利益10億円!!だそうです(1ドル100円換算)。