ども、ジブラーの穴金です、お久しぶり。
「借りぐらしのアリエッティ」、公開初日から観て来ました。以下ネタバレあります。これから観る人は読まない方がいいです。
いきなりですが
①大傑作、というわけではないが記憶に残る良作
②とにかくアリエッティが可愛い
③原作を読んでみたいという気にさせる
・・・というような印象が残りました。
以前このブログで「ポニョ」のこと大絶賛しているんですが、今回の「アリエッティ」はハヤオじいさんは脚本に専念して、監督を勤めたのはジブリの新世代アニメーター米林宏昌。カオナシのモデルといわれる人ですね。
ジブリの最近の宮崎監督作品は、監督の情念、怨念というか迫力が凄くて、「もののけ」にしても「千と千尋」にしても「ハウル」にしても「ポニョ」にしても、たとえストーリーが破綻してて何だかワケわかんなくても、とにかく凄いものを観た!という、観終わった後のどっと出る疲れとか、気持ち悪さとか、そういったものまで含めて歴史に残る傑作だと思うのですが、宮崎監督以外が監督した作品はそういった意味ではライトであっさりしてて、でも繰り返し見たくなるという良品が多いですよね。「耳をすませば」とか「猫の恩返し」とか。「ゲド」はアカンけど。
今回の「アリエッティ」もそういったいい意味での軽さがあり、でもジブリ作品に共通するアニメーションの美しさや迫力はしっかり表現されてて、また観たいという気になりました。
ラストがあっさりしすぎとか、もの足りないとかいう意見もあるかも知れませんが、それは宮崎監督じゃないので仕方ないですよ。
それに原作の児童文学、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」は大長編で、「野に出た小人たち」「川をくだる小人たち」・・・と全部で5巻ぐらいまで続いているので、1本の映画で完結した話にするのには無理があります。最後川下ってましたからね、あれは本当は3巻ぐらいの話なのでは。ちなみに娘用に原作の1巻を買ってあげたのに、学校から借りてきた3巻を先に読んでて、「3巻から先に読んでどうするよ!」って言ったら「だって学校に返さなきゃいけないから」だって(笑)。そりゃそーだ。
部分部分の話でいうと、ハルさんというお手伝いさんが重要な役割で出てくるのですが、この人の悪役っぷりがすごい。ちょっと度を過ぎているか?と思えるほど、はしゃいじゃっています。どこか憎めない・・・というわけではなく、とにかく徹底的に憎たらしいので、こういうキャラが出てくるというのもジブリ作品では珍しいのでは。
あと小人の仲間で弓矢使いの少年が出てくるのですが、ありゃ「コナン」のジムシーだ(笑)。アリエッティあのまま行くとあの野蛮人(爆)とくっつくのかと思うと胸が痛い。繊細な翔君とのギャップがあり過ぎる。その翔君も繊細といいつつドールハウスの件ではかなり大胆にアリエッティの家を破壊しちゃってます。などなど、突っ込み所も多数あります。
最後にアリエッティ。可愛い。この可愛さはヤバイです。あの洗濯ばさみみたいな髪止めをはずしてアップにしてた髪を下ろした時がヤバイ。最後のシーンで翔君にあの髪止めを外して渡す時、マジで胸がキュンとしました(←39歳、大丈夫なのか?)。
いやーこの可愛さはクラリス、ナウシカから延々と続く系譜で宮崎さんの趣味がモロに出てるわ。
「借りぐらしのアリエッティ」、公開初日から観て来ました。以下ネタバレあります。これから観る人は読まない方がいいです。
いきなりですが
①大傑作、というわけではないが記憶に残る良作
②とにかくアリエッティが可愛い
③原作を読んでみたいという気にさせる
・・・というような印象が残りました。
以前このブログで「ポニョ」のこと大絶賛しているんですが、今回の「アリエッティ」はハヤオじいさんは脚本に専念して、監督を勤めたのはジブリの新世代アニメーター米林宏昌。カオナシのモデルといわれる人ですね。
ジブリの最近の宮崎監督作品は、監督の情念、怨念というか迫力が凄くて、「もののけ」にしても「千と千尋」にしても「ハウル」にしても「ポニョ」にしても、たとえストーリーが破綻してて何だかワケわかんなくても、とにかく凄いものを観た!という、観終わった後のどっと出る疲れとか、気持ち悪さとか、そういったものまで含めて歴史に残る傑作だと思うのですが、宮崎監督以外が監督した作品はそういった意味ではライトであっさりしてて、でも繰り返し見たくなるという良品が多いですよね。「耳をすませば」とか「猫の恩返し」とか。「ゲド」はアカンけど。
今回の「アリエッティ」もそういったいい意味での軽さがあり、でもジブリ作品に共通するアニメーションの美しさや迫力はしっかり表現されてて、また観たいという気になりました。
ラストがあっさりしすぎとか、もの足りないとかいう意見もあるかも知れませんが、それは宮崎監督じゃないので仕方ないですよ。
それに原作の児童文学、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」は大長編で、「野に出た小人たち」「川をくだる小人たち」・・・と全部で5巻ぐらいまで続いているので、1本の映画で完結した話にするのには無理があります。最後川下ってましたからね、あれは本当は3巻ぐらいの話なのでは。ちなみに娘用に原作の1巻を買ってあげたのに、学校から借りてきた3巻を先に読んでて、「3巻から先に読んでどうするよ!」って言ったら「だって学校に返さなきゃいけないから」だって(笑)。そりゃそーだ。
部分部分の話でいうと、ハルさんというお手伝いさんが重要な役割で出てくるのですが、この人の悪役っぷりがすごい。ちょっと度を過ぎているか?と思えるほど、はしゃいじゃっています。どこか憎めない・・・というわけではなく、とにかく徹底的に憎たらしいので、こういうキャラが出てくるというのもジブリ作品では珍しいのでは。
あと小人の仲間で弓矢使いの少年が出てくるのですが、ありゃ「コナン」のジムシーだ(笑)。アリエッティあのまま行くとあの野蛮人(爆)とくっつくのかと思うと胸が痛い。繊細な翔君とのギャップがあり過ぎる。その翔君も繊細といいつつドールハウスの件ではかなり大胆にアリエッティの家を破壊しちゃってます。などなど、突っ込み所も多数あります。
最後にアリエッティ。可愛い。この可愛さはヤバイです。あの洗濯ばさみみたいな髪止めをはずしてアップにしてた髪を下ろした時がヤバイ。最後のシーンで翔君にあの髪止めを外して渡す時、マジで胸がキュンとしました(←39歳、大丈夫なのか?)。
いやーこの可愛さはクラリス、ナウシカから延々と続く系譜で宮崎さんの趣味がモロに出てるわ。
私も今日映画を見て、原作を注文しました。
野蛮人の恋心的くだりはむしろ私は好きですが(笑)
正直くっつくのは無理じゃないでしょうか…(笑)
タイプが違う気が…
ああ、ほんと一目惚れっていいですね
娘用に買ったのですが原作本読もうと思ってます。
>野蛮人の恋心的くだりはむしろ私は好きですが(笑)
あいついいヤツですしね(笑)。向こうは完全に惚れてますよね。しかし他に同世代の仲間が生き残っていなかったら、種の存続のためにもあいつとくっつくしか。ガーン。まあアリエッティの親父さんより頼りになりそうなので、生き延びるという面ではいいのかも知れません。
じつは「もののけ姫」最後までみたことない
途中で眠気がおきます。
大作よりも佳作あたりが私にはあってますね。
借りぐらしっちゅうのが共感できそう(^^♪